僕はリズ・ヴァートリー。
生まれてから、ずっとじいちゃんのゴードン・ヴァートリーとスレイプニル(馬)と旅をしている。
将来の夢は”勇者の行方”で描かれているような冒険者になり、世界中を旅することだ。
勇者の行方というのは、とある田舎町
出身の若者が色んな国や町に行き、強くなっていく物語で。
この世界にいる人の誰もが知っている実話に基づいた有名な勇者と魔王との戦いが描かれたお話だ。
そして、何故か左目に眼帯をしており、家名であるヴァートリーを名乗ることを止められている。
じいちゃんが言うには、眼帯をしている方が修行になるとか……昔出会った強い冒険者がしていたからしているとか……よくわからないことを言っていた。
家名についても、家柄なんて関係なく大成するのが、真の冒険者とか……このことについてもよくわからないことを言っている。
目を背けたりする仕草からして、何か隠し事があるよいな気もするんだけど――。
ただ、どちらも今は他人に明かさない方がいいとのことだ。
その時のじいちゃんの表情はいつになく真剣だったので、これは信じて守り続けている。
そんな僕が六歳になったある日、じいちゃんから生まれた日の話を打ち明けられていた。
☆☆☆
ここは”勇者の行方”でも語られている勇者と魔王との戦いが相打ちという形で幕を引いてから平和となった五十年後の世界。
この世界には、北から、エルフの国であるドレイン王国、ドワーフの国であるアイアン、その二か国の東側に隣接し、五十年前の勇者一行と魔王軍の戦いによって、魔族を擁する初の他民族国家となったライン王国、その隣に位置する獣人の国、アルフレザ。
この様々な文化や種族を擁する四つの国が存在していた。
その国の一つである多民族国家ライン王国のリターニアという、自然豊かな土地で小さな命が誕生しようとしていた。
この作品はこちらにも掲載されております。
『https://kakuyomu.jp/works/16817330660744296525』
©ほしのしずく, Sizuku hosino, 2024. All Rights Reserved. Reproduction and translation are prohibited.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 09:04:53
48440文字
会話率:29%
帝国お抱えの天才魔導師として暮らす傍ら、憧れの高校生活を送っていた柚良(ゆら)はある日皇子殺しの濡れ衣を着せられ逃亡の末に帝国の無法地帯『暗渠街(あんきょがい)』に逃げ込むことになる。
「ここは望むものがあれば何だって用意する暗渠街のよろ
ず屋――万化亭。ついでに答えるとボクはそこの若旦那だ」
そこで柚良を救ったのはクラスメイトの蒼蓉(ツァンロン)
彼の正体は暗渠街最大のよろず屋・万化亭(ばんかてい)の若旦那だった。
アウトローの巣窟、暗渠街での新生活を始めた柚良。
蒼蓉にも何か裏のある様子だが、しかし柚良も柚良でじつに癖のある性格をしており…?
「間接的な人殺し。これで君は本物の罪人も同然だ」
「本物の罪人も同然、ですか。蒼蓉くんは私が無実だと思ってくれてるんですね」
和洋中の文化が入り混じったリゼオニア帝国の暗渠街、コンロン地区の两百龍(リャンバイロン)で万化亭の庇護のもと暮らすことになった柚良と、そんな彼女が堕ちてきたことを心から喜ぶ蒼蓉が夫婦になるまでの物語。
【★】→自作イラスト有り
※恋愛を主軸にしつつ進む中華中心の和洋中ファンタジーが無法地帯で繰り広げられる話です
※所々倫理観がありません
※初期の柚良からのラブは控えめ、蒼蓉からのラブは水面下でクソデカ執着心レベルです
※カクヨムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 17:15:01
221504文字
会話率:42%
神様失敗。オレ転生。ド田舎の村に生まれてスローライフな話。1~42まで一日の話。色々巻き込まれな日々だけど、自分のペースで生きているベーの物語です。
思い付きで書いているので完結するかは謎。でも、『イイ人生だった!』と、そんなことを言えると
ころまでは目指したい。あくまで希望です。今年も書けるなら書け。とにかく書け。な気持ちでやってきます。
題名は適当。サブタイトルも適当。主人公の名前、99でやっと出た、完全思い付きな作品。先は見えているようで見えてません。
Mノベルス様から書籍化してます。1巻から13巻発売中。年齢を五歳上げて十五歳からにしてます。コミックは1巻から7巻です。誤字報告、いつもありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 01:37:14
3277618文字
会話率:50%
『ライヤー・ボーイ』は、冒険と成長、そして希望に満ちた物語である。
主人公、トビーはうそばかりつく青年だが、いつも笑顔を絶やさず、冒険心に溢れていた。彼はこの世界には多民族がいるという、言語が違う外国人がいると言う、巨大な生物がいると言
う、そしてお金を稼ぐのは簡単だという嘘をついては、誰にも信じてもらえない毎日を送っていた。
時が経ち、世界が進化した頃、トビーの言ったことが次々と現実になっていく。彼の嘘が真実となる中、彼の姿は次第に消えていき、トビー自身が冒険の中に取り込まれていく。
トビーは謎めいた力に導かれ、冒険の中で成長していく。新たなる仲間との出会いやバトルシーンを通じて、彼は自己を超えて強くなり、自らの使命を知ることになる。
ユリアとの出会いを通じて、トビーは冒険が現実世界と結びついていることに気づく。かつての冒険者たちが築いた結界を解くことで、世界をより良い未来へと導く使命を胸に秘めていたのだ。
彼の冒険は結界の解放と共にクライマックスを迎え、世界が一つになる喜びと感動が広がる。トビーは自らが世界を変える主人公であることを受け入れ、新たなる未来への旅に身を委ねていくのだった。
『ライヤー・ボーイ』は、トビーの冒険と成長、そして彼が世界に希望と勇気をもたらす存在となる物語である。彼の力強いメッセージは世代を超えて受け継がれ、新たなる冒険者たちによって未来を切り拓かれていくのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 18:03:16
11805文字
会話率:0%
多民族国家の統治に苦労した為政者はいくらでもいる。ではなぜ苦労するのだろうか?
最終更新:2022-06-18 12:39:02
3798文字
会話率:0%
主人公レアン=シュヴェアンヴァニウムは破壊の魔剣と死者すら蘇生する杖で世界のバランスを保っている魔導剣士。相棒のリィと秘かに世直しがてら愉快な奴等とドタバタ活劇。
最終更新:2022-03-21 15:45:17
24189文字
会話率:64%
マゼイルナ=キィケーンは魔術師の父と怪力魔族の母を持つ女魔剣士である。彼女は大王の命で6人の王子を護ることになった。ついでに彼等を連れて宿敵ヴァルレインを倒しにいくことになった。
「モンスター!? いや、はぐれレディが現れた!!」
【主
人公とのendありキャラ一覧
ヨーロピアン【フラクルス】【ヒガツメ】【リィク】
アラビアン【ラウミィス】【アル】ハワイアン【ルサッデ】
【?】【?】【?】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-19 19:16:27
5690文字
会話率:57%
※続編あり
。
少女が願いを叶える伝説の石を探したりする。
ラブ、ファンタジー、冒険。
少女シャーレアはパレッティナという国に住む裕福な平民。
幼い頃母を亡くし父と二人で暮らしていた。
ある日からシャーレアは亡くなった母を生き返らせようと
考えるようになり、幼い頃読んだ本に登場した“どんな願いも叶えるという不思議な宝石、エレメンタル・クリスタルを探している最中、自国の皇子が妻となる女性を探していると騒ぎが起きる。その過程で彼が宝石を持っていると知る折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-06 21:57:35
109727文字
会話率:46%
世界有数の多民族巨大国家『ステイツ』
急激な成長により経済力と軍事力を武器に世界を狙える大国の1つと呼ばれる。
大国同士が経済力と武力を武器に領土を争いあう星暦(せいれき)1920年。
ステイツに1人の怪物とよばれる軍人が誕生する。
怪物が
もたらすのはステイツの栄光の未来かそれとも絶望の地獄か?
そして、同じ時、別の場所で2人の怪物が誕生する。
怪物は人間かそれともニンゲンなのか?人間たちとニンゲンたちの戦記が歴史に刻まれる
週1~2回の頻度で5000字程度の話を投稿予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 19:09:43
27091文字
会話率:50%
三十五歳、社畜、喪女、異世界で生きがいを見つける。
異世界に転生したと実感して二十年。異世界で冒険者宿を営む女主人。
固定客はたったのふたり。
けれどある日、転機が訪れる。
寂れた冒険者宿が賑やかな冒険者宿になって、大騒ぎの日々が始まるま
で、あと少し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 19:10:03
130260文字
会話率:54%
人間国家は 悪政を敷き 多民族を迫害していた
そんな中 リーデルという少年は 立ち上がった
その少年は 強国を作り上げ 迫害してきた奴らに対抗する
最終更新:2021-10-08 22:04:14
9578文字
会話率:61%
多民族国家・パシタルビア。この国には混乱が続いていた。『解放者』が現れ、国は再建に向かうかと思われたが、あくどい政治家により再び混乱に向かうことになる…。
最終更新:2021-08-22 18:43:55
6177文字
会話率:73%
多民族国家《アクセライヒ》は魔法貴族を統治基盤にその広大な領域を治めている。
主人公ハインツ・フリードリヒ・フォン・アクセライヒはその大公家に生まれ、帝都の士官学校に通っている帝国陸軍少尉だ。
長期休暇を利用してブルンベルク公領に帰省
していたフリードリヒのもとに届いた皇后暗殺の報は公爵一家を大いに混乱させたが、その暗殺の裏にうごめく陰謀には誰も気が付けないでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 22:00:00
22725文字
会話率:36%
様々な人種が行きかうロサンゼルスの街。元FBI、現LAPDのアラブ系刑事が仲間の刑事街の裏社会に巣くう巨悪と戦うポリスアクション。
最終更新:2021-08-16 11:06:22
21133文字
会話率:51%
近未来。九州・福岡市はアジア諸国からの移民と貿易によって繁栄を極め、超巨大都市に成長していた。急成長したにもかかわらず街は混沌に陥ることもなく、市当局とアジア系マフィアによる分割統治によって奇妙な均衡が保たれている。
そこへ突然コンピュ
ータウィルスが猛威を振るう。ウィルス騒ぎをきっかけに起きた暴動に福岡西署の刑事藤田も巻き込まれ……
昔なつかしい「80年代サイバーパンク風」を目指そうと思っています。
いわゆる、ハッカー、バイオテクノロジー、ヤクザ、人機結合等々の世界ですね。
バイオレンス度高めになると思います。
タイトル通り、おっさんしか出てきません。
まあギリ青年は出てくるか(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 22:00:00
24943文字
会話率:61%
時は西暦が終わった後の天暦250年。世界は科学技術が現在よりも発達し汎用人型機動兵器が開発されていた。さらに宇宙空間での戦闘も行われ、スペースコロニーや月面都市も開発され人口も250億人に膨れていた。
さらに国家は聖グランエル公国とヨーロ
ッパ連邦、自由革新同盟の3つの大国と100以上の小国が地球上に存在していた。宇宙空間ではコロニー統一連邦と月面都市同盟が存在し、それぞれがいがみ合い衝突していた。
さらに西暦時代と大きく違うことがある。それは動力源に原子力は使われなくなったという点にある。新型の動力源でもっとも爆発的な出力をもつアークドライブが開発されたためで、原子力程度の出力ではアークドライブに太刀打ちできない。
天暦において主力の人型機動兵器はTA通称戦術機だがさらにアークドライブを運用するために開発されたSA通称装剣機の登場によって軍事バランスが大きく変わろうとしていた。
それを開発した国家は小国とされていた日本だった。
しかし日本はすでに西暦時代の日本ではなく多民族で一応王国だったがそれも天皇家はすでに血統が絶えており、西暦時代の終わりに勢力を拡大したドイツ系日本人のキースリング・中務家が代々国王となって一応三世紀以上たっていた。
この物語は装剣機のパイロットである幸水時矢と装剣機とアークドライブの開発者である常盤玲香が日本をそして世界そのものを変えてしまう変革の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 14:18:35
34858文字
会話率:33%
妖精と獣人と人と精霊と魔族と天使と魔力に飲まれた生き物、魔物がいて魔物以外それぞれ1つずつ国をもち、実力主義の国が1つ種族関係無しの多種多民族の国が1つある世界で世界各地に魔物が存在する時代
一年半前多種多民族の国エスタシオンが滅び
エ
スタシオン家の王女の固有魔法によりその国の大地まるごと地下に埋まってしまいさらにその上に大きい山が出来たことにより世界は混乱するがすぐに収まった。
が、それはとある組織の陰謀だった。
主人公、時夜は昔エスタシオンの王直属の組織に所属していた。
時夜はその記憶はなくなっているが、実力主義の国、グランダートの彗星学園に入学し月に一度の課題を行っていく内に様々なことに巻き込まれていく。果たしてこれは本当に偶然なのか。それとも……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 21:42:32
88420文字
会話率:44%
欧州大戦に勝利した多民族国家、二重帝国。アンゲリカ・ミッターマイヤーは秘密兵科である魔術師として大戦に従事し、現在は社会主義者や民族主義者を鎮圧する『防禦隊』の中隊長。
しかし、そんなアンゲリカは戦時下に摂取した、魔力を魔元素へと変えて魔術
の行使を可能にする石、第四世代魔石の副作用に苛まれていた。
社会主義と民族主義が蠢く帝都ヴィエナで、彼女は何を見て何を感じていくのか──
賞に投稿いたしました作品です。九万字前後で終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 19:07:18
58857文字
会話率:39%
オカルトだけどホラーでなく、主人公は探偵とはいえミステリというわけでもなく。強いて言うなら群像劇。
戦後長らく、米英露による合同統治という特殊な状況下にあり、20年前に日本に返還された島、篝間島。そこは、霊や超能力が、本土に比べて少し身近な
、「人の想いが叶う島」。
そんな島を舞台に、高校生霊能探偵の女の子や、武闘派探偵のお兄さんなどが事件を解決したりしなかったりする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-29 18:00:00
71626文字
会話率:51%
この世界『アルマーニ・ロスト』は人間種、魔族、天族の三大種族とその他多数の種族で構成されている。古よりそれぞれの種族は自分達こそ、この世界を支配するものとして信じ、闘争を繰り返してきた。その傷跡は今も大地や歴史、そして人々の記憶に深く爪痕を
残した。
この負の連鎖を断ち切るべく、今から150年前、『人間界ノスタル・イルージェ』『魔界ヘル・ジェスト』『天界ヘブンズ・ライン』の『アルマーニ・ロスト』を構成する3つの小世界の代表者は融和政策を共同で行うこととした。それ以降、この世界では世界規模での戦乱は止まり、多民族の文化交流が盛んになり平和が訪れた。
しかしそれから150年たった今、誰もがもう争いなど何も起きないだろうと思っていた日常に、世界と民族の存亡を賭けた災厄の影が迫っていた。
全36章
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 22:09:33
187217文字
会話率:53%
気が付けば少年は砂浜に打ち上げられていた。
記憶が無く自分自身が誰かは全く分からなかった。
頭の中に声が聞こえ、声の主は神と名乗り状況を説明してくれた。
どうやら男は前世で亡くなり、前世とは違う異世界へと転生したとの事である。
記憶が失われ
たのは、神から与えられた能力の代償らしい。
神の声の後は、この世界での記憶は取り戻せたが、相変わらず前世のことは思い出せなかった。
与えられた能力は全部で三つである。
一つ目は、前世の兵器や施設など様々な物と者を召喚する能力。
二つ目は、事象改変能力。
三つ目は、魔眼と呼ばれる特殊な眼である。
この三つの能力を駆使して異世界の荒波を乗り越えて行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-15 00:00:00
17043文字
会話率:31%
魔族が統治する多民族国家サージャント王国。その王国には助言役である筆頭魔道士と部下である4人の魔道士が最高戦力として王宮に詰めていた。その中の1人、土属性の頂点に立つアービィ。勤務態度は不真面目だが能力の高さ故にその地位にいた。
ある日いつ
ものように寝坊して会議に出ると、筆頭魔道士に勇者を探してこいと命令されて計画もろくに立たずに出発する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-12 10:00:00
60555文字
会話率:56%