キャラバンが行き交う砂漠の王政都市マーハ。
大宮殿で生まれ育った踊り子少女は、とある奇妙な出来事に巻きこまれ、越えてはならない王宮の城壁を越えてしまう。そこで出会ったのは、お調子者の少年奴隷と、寡黙な青年奴隷。
もう一度舞台に戻るため、踊り
子少女は砂漠の街で奮闘する。
少女は世界の残酷さを、そして、一人の青年奴隷の心を知っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 19:00:00
74424文字
会話率:33%
その世界には、天を穿つような高い城壁があった。『四つの国』は国境線も兼ねた巨大な壁で国土を囲い、国家間の外交は一切行わなかった。
更に『四つの国』とは別に、国に囲まれながらどの国よりも広大な土地がある。
国の領地外であり、自由と無秩序
が複雑に入り乱れた土地――『外界』。そこでは人々が独自に文化を発展させ、盛んに交易と交流を行っていた。
外界には『協会』と呼ばれる運搬や配達を担う事業組織があり、住まう人々は重宝していた。その中でも大手を誇る『キュルヴィ協会』には、言わずと知れた運び屋がいる。
ベンジャミン・ラビットソン、協会一の業績を誇る運び屋だ。
しかし、キュルヴィ協会にはもう一人、彼と対照的な運び屋がいた。
世界屈指の女剣士でありながら、同協会内で業績最下位の運び屋、ハイン・リッヒ。
――決して出会うはずがなかった二人は、ある事件をきっかけに共に奔走することとなる。
広大な『外界』を舞台に、個性的な運び屋たちが活劇を繰り広げるアウトローファンタジー小説。
彼らが出逢う時、運命の旅路が幕を開ける――!
◆❖◇◇❖◆
各部完結話数(表紙含む)と文字数
・第一部 全46話 凡そ13万文字
・第二部 全46話 ??文字数
※高頻度で推敲作業を行っていますので変動します
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 17:39:39
375963文字
会話率:34%
カテドラル王国で旧王都と呼ばれる街、アルベイル。アルベイル大公が治めるこの街には景観に馴染まぬ不思議な食堂がある。
『名代辻そば』。通称『ツジソバ』と呼ばれるその店では、黒髪黒目という珍しい容姿をしたヒューマンの店主が、ソバというこれまた珍
しい料理を出してくれる。
驚くほど安い値段で驚くほど美味いソバの数々、酒場よりも上等で美味い酒、そしてこの店に通う皆を魅了してやまないカレーライスなどが食える最高の店だ。
ある日突然、何の前触れもなく旧王城を囲う城壁の一角に現れたこの店は、瞬く間に旧王都で一番の食堂になった。
ヒューマンだけではない、エルフも、ビーストも、ドワーフも、魔族でさえもこの店の美味に魅了されている。アルベイル大公や騎士団長が人目も憚らずこの店に通っているのがその証拠だ。噂では国王までもがこの店に来たことがあるらしい。
転生者、夏川文哉が営む『名代辻そば異世界店』。
そこでは今日も訪れた人々が美味なるそばに舌鼓を打っている。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 17:39:32
630543文字
会話率:30%
エド6歳。トライエ市の城壁の外、スラム街に住んでいた。ある日転んで頭を打って前世を思い出した。簡易鑑定に目覚める。今までは豆だけの食生活だったのを草原や森で野草の野菜キノコを採って生活することをはじめた。ハーブティーや果物ジャムを販売しつつ
、鑑定と採取で生活の改善を目指して、成り上がろう。
#カクヨムにて先行公開をしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 12:10:00
361351文字
会話率:34%
帝都ウルガータの城塞外にある辺縁市街地にある場末の教会に初級のヒールとかを施している初級聖女見習いをしている私はトゥーリ。ヒト族 妖精族 ドワーフ族 獣人族 爬虫人族 多種な種族が肩を寄せ合って生きています。ただ私はあまり見目が良くない。額
にある傷跡を隠すのにマスクをしています。だからか仮面聖女と呼ばれています。あっ見習いを付けてね。さあっ今日もネイヴの掃除始めますか。ところで私の額には恐れ多い御方がおります。鏡とは縁の薄い生活していますから見たときありません。誰かなんとかしてして!
カクヨむで投稿しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 00:43:21
95687文字
会話率:41%
薙が目を覚した場所は、見知らぬ故郷だった。
見覚えのない建造物の数々、周囲を囲む城壁、そして自身にかけられた"身に覚えのない罪"
同時に、彼は「閻魔」としての力の大半を失っている事に気がついてしまう。
彼は
、失った力と記憶を取り戻すため、部下の暦と共に、罪の原因とも言える神の降りた地上を目指す。
これは、歪な共生関係を断つ物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 00:01:55
291042文字
会話率:40%
ざっくりあらすじ:街から出たら仰天びっくりなんとめっちゃ法律に触れる奴隷を運ぶ馬車が魔物襲われてるとこを助けたら生き残りの元奴隷の少女が弟子になって一緒に旅をすることになったけどこの旅の目的って………………?
ちゃんとしたあらすじ:街に
本を買いに行き、その帰りに街の城壁の外で今では違法となった奴隷を運ぶ馬車が魔物に襲われているところにリーゼフィア・グレイシスは遭遇する。そこで一応魔物を倒したが発見が遅かったか生き残りは奴隷の少女一人だけ。奴隷じゃなくしてあげてさっき寄った街の孤児院にでも預けようとしてたら弟子にしてくださいと懇願されて……!?なんやかんやでその少女、アイシェラと旅をすることに。そして、アイシェラは旅をするうちに疑問を抱くようになる。リーゼフィアの旅の目的とは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 10:57:05
5386文字
会話率:15%
「男性のフルコースですわ〜!」
ある時、女性が現れた。
初めて現れたのは長年愛され続ける大衆浴場の男湯だった。そしていつの間にかその姿は消えていた。
【男湯七不思議】と名付けられたその現象。
その現象を担ぐ彼女はそれからも転々と、様々
なところで観測されていく。ある時は沼地で、ある時は城壁の上から、ある時はオークに襲われていた人の目から。
一体彼女は何者なのか。
その目的は何なのか。
その行動にどういう意味があるのか。
これは、彼女エリーナがクリアする「アンデルセン物語」のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 07:03:35
36489文字
会話率:17%
幻獣や精霊が存在し、美しいものが尊ばれる世界。醜いものは魔に落ちたと言われ、生まれつき顔が整っていないだけで殺される。そんな世界でマリアンヌは婚約者の浮気相手をいじめてしまった。
怪我を負わせた訳ではないけれどその行いが醜いとされ、罪人
として城壁外へ追放されたマリアンヌ。彼女が出会ったのは名前も知れない天才人形創造師が造った至宝のドールだった。まるで人のように動き、会話をするけれど彼はやはり人形で……。
愛を求める孤独な少女と心の芽生え始めたドールの冒険恋愛ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 20:14:51
30693文字
会話率:36%
勇者パーティの探索師を務めるレイクスは、突然クビを言い渡される。仲間たちから罵倒され、リーダーが持つ聖剣に宿る精霊・アウローラからも突き放されたと思い、失意に沈むレイクスの前に、なぜかアウローラが現れる。
これまでレイクスを見守ってきたアウ
ローラは、他人思いで努力家のレイクスこそが勇者にふさわしいと主張し、精霊の加護を与えるために勇者パーティをこっそり抜けてきたのだという。
アウローラから規格外の加護を受取ったレイクスは、木の棒で神の使いやドラゴンを一撃、小石で城壁を粉砕するなど、数々の武功を上げて勇者としての名声を高めていく。
一方、精霊の加護を失った聖剣が鉄くずと化したことをきっかけに、勇者パーティは急激に落ちぶれていくのだった。
この作品はカクヨム様にも投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/16818023211793518925折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 20:01:24
54998文字
会話率:39%
近世イタリア。城壁そばの豪邸に住むという怪物を退治するため、16歳の修道女マルガリータは乗り込んだ。
♛エブリスタで公開している小説の大幅修正+加筆版です。
最終更新:2024-02-29 00:00:11
99675文字
会話率:38%
巨大な鏡が鏡界獣を映し出し、街を襲う。
日本正規軍が設立した軍事研究施設の一つ、富士砕力研究所は人類の脅威に対抗すべく日夜研究を続ける施設であるとともに、鏡界獣を引き寄せてそれを迎撃する|平和の境界線《ボーダーライン》であった。
鏡界
獣の大規模な侵攻を受け、未曽有の危機に陥った富士砕力研究所。若き防衛司令官のタチバナ涼香は、人類の城壁としての使命を果たすため第三の特機|翠の巨人《エメーラ》のパイロットを招集する。しかし、適合者の少年志村ケイゴは誰もが心を乱される不思議な風格を纏っていた。
彼の真っすぐな瞳に見つめられるとき、誰もが己と向き合う強さを求められる。そして、それは巨大な鏡に立ち向かうケイゴ自身も同じだった。
親友のタツロー、若き司令官のタチバナ、副官のカツムラ、正規軍のエースことイシガミ、教官のヤジマ。鏡界獣との戦いに、そして志村ケイゴに振り回される登場人物たちは、戦いの末にそれぞれの答えを導き出す。
そして、|翠の巨人《エメーラ》と共に鏡界獣に立ち向かう志村ケイゴは宿敵と出会う。命を懸けた死闘を乗り越えた先に、希望を見出すことはできるのか。
今、生き残るために戦う者たちの群像劇が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 10:00:00
124626文字
会話率:49%
空に浮かび、城壁に囲われ、結界に覆われた国。
神に守られているアステール王国に生まれたレオブラウン・イルファーレ。
生まれた時から閉ざされた世界で暮らしてきたし、外の世界に行きたいと思うことはなかった。ただ、ほんの少し違和感を感じていただ
け。
目立たず周りと同じように、ただ平凡に暮らしていこうとおもっていた。
しかし、あの日の偶然の出会いが、彼の人生を変えた。
これは運命なのだろうか、宿命だったのか。
そして、彼とあの人が求める真実は、一体何をもたらすのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 01:15:11
22968文字
会話率:24%
ギリースーツを纏った男たちがてつの上で周囲を監視していた。
なろうラジオ大賞5参加作品です。
最終更新:2023-12-14 13:00:00
999文字
会話率:44%
舞台はドラドの脅威から身を守る為に人類種達が築き上げた人類最後の一大城壁都市ユグドラ。
地に落ちた狼は、天へと上り輝く太陽を望む物語。
最終更新:2023-12-01 09:00:00
1661文字
会話率:42%
"神話病"……人が魔物に変異する病。
この奇妙な病は突如として発生し、世界は魔物で溢れ、多くの国が消えていった。
そんな中で、鉄と城壁の町と呼ばれたルミナシア帝国の帝都イーゼンでは、魔物からとれる魔石を使って特別な力を得
る"魔石刻印"という技術がとある研究者によって発明された。刻印を得た人たちはギルドという組織を作り、魔物を狩り素材を持ち帰る"ハンター"という存在になった。
これは、ハンターが誕生してから百と数十年、幼少期からハンターとして働く一人の訳あり青年が、この壊れた世界で生きていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 20:00:00
3044文字
会話率:51%
そこは人間にとって絶対的な強者であるモンスターが徘徊し、多くの人々が自国の城壁の中に閉じこもって生活をしている世界。
しかし危険地帯を駆け抜け、国の依頼に応じて厄災の根源となっているモンスターを駆除する為の傭兵を育成する機関があった。
その
名は、マーセナリーズ ガーデン。
これはそんなガーデンを取り巻く、数多くの人々を綴る物語である。
※ただ今リメイク中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 23:50:47
417294文字
会話率:46%
世界を二分する国家、『ベルトルク王国』。その首都たる『ベルトリンデル』は、白亜の城壁に護られた城塞都市である。かの国が、肥沃な『緑の大陸』を制覇して幾百年経つも、堅牢に、王家を、国民を守り抜いて来た。しかし、ベルトルクに並ぶ強国にして、大河
海を挟んだもう1つの大陸、『火の大陸』最大の国家、『イムカ連邦』との長年にわたる衝突は、収まる気配を見せない。この状況を打開すべく、ベルトリンデル王宮では、今まさに、勇者召喚の儀が執り行われていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 10:00:00
232906文字
会話率:56%
交易の島リーナスの北端に位置する自由都市・リーヴェンス。
古代からの歴史を誇る難攻不落の都市は、いま、最期の時を迎えていた――。
「聖業」なる大義のもと、手段を選ばず都市を劫掠する軍事大国・ルー帝国。
迎え撃つのは、ほかに行き場のない市民
が身を寄せる貧民街・第17区の住人たち。
そして、禁じられた異能「魔術」の能力を有する少女と、あえてこの街に居残った旅人ふたり。
さまざまな思惑が絡む帝国軍の指令のもと、精強なる傭兵部隊の攻撃目標とされた第17区。
彼らが生きるために繰り広げる、闘いとは――?
・連載休止中の拙作『破壊の天使』の新編として、新規に執筆した完全新作です。
・第2話以降は、完全なオリジナルストーリーとなっております。
・「MAGNET MACROLINK」様、「ノベルアップ+」様、他にて重複掲載を行っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 14:52:16
287764文字
会話率:32%
魔物を創造する木『魔物の木』、この木の圧倒的な繁殖力はスタンバルト王国全土に渡って及んでいた。
そして、その木から生み出される大量の魔物に逃げる為、国民の殆どが城壁で守られた都市に逃げ込んだ。今では国民全員が五つある都市の何処か
しらで生活を営なんでいる。
今では『魔物の木』から生み出された魔物による被害は魔物共から領土を奪い返そうと奮闘する戦闘員達だけだ。
戦闘員達が傷ついている中、非戦闘員の人達は城壁の内側で安心して生活していた。
そんな人達のうちの一人、第2都市に住む男爵の息子で本が大好きで病弱な青年シャルは第2都市を治めている公爵の娘のグレイスに見回りという名目で半ば強引に付き合うことに、その見回りも何事も無く終わり同様にその日も終わろうと思われていた、がその夜グレイスが誘拐される。
それだけでは無く疑いの目はシャルに向けられる事になった。シャルは無実を主張するも誰にも信じてもらえず投獄された牢の中で徐々に人を信じられずになっていき。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 12:00:00
88689文字
会話率:32%