某県の山中に位置する小さな山村、雛宮村。奇妙な土着信仰が残るこの村で、六年に一度行われる祭りを前に、東京から引っ越して来た少女瀬田悠莉(せた ゆうり)が消息を絶った――作家である彼女の父と、その知人で村の調査をしていた刑事と共に。
彼女
らの捜索と救出の任務を受けて、米資本の大手PMCアーマーライン社は部隊を派遣。同社所属の日本人オペレーター芝山国広(しばやま くにひろ)を通訳として、部隊は銃火器で武装した住民が守る、閉ざされ要塞化された雛宮村へと潜入する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 01:32:39
113277文字
会話率:33%
三年前に生まれ故郷の神隠市に戻ってきた中学生の椋伍が、地元独特のルールや曰くに半ば強制的に首を突っ込んでいき人生が狂いそうになる話。
最終更新:2024-04-08 19:49:00
212487文字
会話率:49%
高校二年の夏、僕は人を殺した。
けれど──"アヤモリ先輩"は、始業式の日、あの日と変わらない姿で僕の前に現れた。
「怖い」と噂される山道、廃れた神社の"チジュ"様、視界の端に映る細い腕、真夜中に聞こ
える道路を走る姿なき靴音、学校に薄らと広がる腐った臭い、
少しずつおかしくなっていく町、
いままで視えなかった、恐ろしいモノたち。
すべては、あの雨の日にはじまった。
友人たちと境内に踏み込んだあの夏の日に、
花柄の傘が血に染まった、あの瞬間から。
──ホントウに?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 21:12:13
3516文字
会話率:19%
大規模な土砂災害によって廃村と化した它倉村。
数少ない生存者の証言から明らかになった謎の儀式を有する土着信仰。そして「山から下りてくる」という神“オクエ様”の存在。
点在する記録を集め、並べていくうちに、私たちはその儀式の真実に辿り着く
。
――“オクエ様”が下りてきたら、“おかえし”しなきゃいけないんだよ。
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 17:00:00
15005文字
会話率:1%
とある田舎の村。そこでは子供たちに存在が秘されている土着の神があった。その神に関わってしまった一家が辿った数奇な半生を綴る。全5話。
最終更新:2023-04-17 22:21:33
14633文字
会話率:30%
ワタリミヅハに連れていかれたくなかったら、「とがはらみ」と3回唱えると良いよ。
龍神の巫女はおかみさまに雨乞いを祈祷する。かみはらの役目を全うしなければ、祟りがあるよ。
みつちさんに呼ばれて返事をすると、連れていかれるよ。
みつちさまは巫女
を捧げよと言ってるよ。
氷川叶(かなう)は、双子の姉の希(のぞむ)が遺体で見つかったことで、生家菟上(うなかみ)本家に呼び戻される。
無理難題を押しつけられて、雨の中屋敷から逃げ出すが、みつちさんに魅入られてしまいお祓いを受けることに。
因果はどこから生まれたのか。どこから祟りは始まっていたのか。祀っている神は一体何者なのか。
このまま、この屋敷にいると、きっと私は命を取られる。
叶は屋敷から逃げ出す機会を狙うが、意図しない運命に巻き込まれてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 20:07:27
106831文字
会話率:30%
作者である私が今朝見た夢を書き起こし、その乱雑極まりない内容を物語として整理した上で脚色を加えて、その日の内に執筆したホラー小説になります。
※注釈……
・「また、約二十時間にも渡る地底探検の映像が収められたカメラの存在について……」
――自著である『地底の背後』(ホラー作品集・点在する恐怖より)
・「ある街に根付く土着信仰と『地球が身籠った聖なる神の御子』に関する……」
――自著である『街の地下に潜むもの』(ホラー作品集・点在する恐怖より)
→ ホラー作品集『点在する恐怖』販売元:Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B06Y57QM1W
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※本作はピクシブ文芸やその他サイトでも投稿しております。
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●作者の活動について
○作品販売一覧(販売サイト:Amazon 媒体:電子書籍)
https://www.amazon.co.jp/l/B01LY1913A
○作者Twitter
twitter/KDPnovelist折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 21:30:56
12774文字
会話率:0%
珍獣ハンターの俺は、山である獲物を探していた。
※食糞がチョロっと出てきます。苦手な方は頑張ってお読みください。
最終更新:2022-11-19 21:20:27
21689文字
会話率:55%
ある夏の日、僕らは山奥の集落で不思議な体験をした……。
オカルト誌に書かれていた廃集落。そこには謎に包まれた信仰があった。
郷土文化史研究会である僕と先輩は夏季休暇を利用して、そのオカルト誌に書かれていた山へ向かうことになったのだった。
最終更新:2022-08-02 16:31:42
6112文字
会話率:46%
怪異とは、人の噂話や都市伝説、土着信仰から生まれる、妖怪や超常現象のこと。
怪異収集家である私はある時、怪異を見ることができる「その人」に出会った。
最終更新:2022-03-20 19:06:00
811文字
会話率:0%
大学デビューに失敗したぼっちの俺にある日突然話しかけてきた。教授と土着信仰について語る。そして教授に連れられてその真意を確かめるべく旅をする。
最終更新:2022-03-16 16:01:00
2112文字
会話率:30%
近代化が進む都会とはかけ離れた、小さな集落たち--白樫村では、白蛇信仰という土着信仰があった。
村は白蛇様により護られており、村の隣にある山の湖に住まうと言われていた。
そして、村の人間で白い女子が生まれた時、その子が16歳になると白蛇様へ
嫁いでいく……。
凍てつくような寒さの夜に、その幼子は生を受けた。
そして、その瞬間に、幼子--白雪の人生は決まったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 21:00:00
4262文字
会話率:29%
田舎の村の、小さな祠に祀られたその神様は、年に一度の満月の夜に生贄を喰らうという。そんなものは迷信だと確かめるべく家を抜け出した僕/私がそこで出会ったのは……
★主人公の性別を男性/女性から選択可能です。
感情移入しやすい方でお読みいただ
ければ幸いです。
(ストーリーは同じですが、一部描写は別物になってます)
※短編集の一部を再編して単体投稿した作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 20:20:22
10471文字
会話率:36%
山中で夜間演習中だった陸上自衛隊の1個小隊が消息を絶った。
助け出そうと奔走する仲間たち、小隊を付け狙う地獄の使者、山中一帯に伝わる古い伝承。
刻々と死が迫る彼らを救い出すため、仲間たちは伝承に縋る。
しかしそれは、何の確証も一切ない賭けだ
った。
危機的状況で生きあがく男たちの戦いを描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-16 17:09:54
46711文字
会話率:49%
太平洋に面する片田舎。
寂れた町で毎年執り行われるのは、土着信仰の海の女神"綿津見”を祀る奇祭"綿津見の婿入り”。
俺の兄貴が婿役となって、神社へと消えていく。
例年通り、何も変わらないはずだった。
災が降りかかるまでは
。
そして俺が、神の正体を知るまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-11 20:00:00
12027文字
会話率:21%
その神社に参拝すれば、願い事がかなう――。
黒川結比は片想いの成就を願う。すると、翌日からさっそく効果が現れ始めるのだが、
親友の吉野実梨からは嫌な胸騒ぎがする、と告げられるのだった。
数年前に一万文字縛りで書いた一回完結の短編ホラーです
。
珍しくホラーです。
悪神の名前これで良かったかなぁ、と今でも悩み中。わかる人にはきっとすぐ元ネタが割れてしまうから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-05 19:37:36
9793文字
会話率:47%
『霧雨市怪奇譚』長編シリーズ。
北関東の片隅に位置する地方都市、霧雨市。
未だ土着信仰の色濃く残るこの街に住む高校生、浅井雅紀は祟り神と遭遇した過去を持っていた。
祖父の死をきっかけに、雅紀の前に再び祟り神が現れる。
その窮地を救
ったのは、自らを“魔女”と称する少女、土田小豆だった。
こうして出会った依代と審神者は否応無く、怪事件に巻き込まれてゆくこととなる。
*全七章完結予定。
*なお、短編シリーズとは舞台が同じ街という以上の関連性は特にありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 01:26:35
151719文字
会話率:43%
土着信仰のローカル神様、お下げ髪のやことセミロングヘアのいな。二人は地元の神様「じもかみ」として見守っている。いなが神様になったきっかけとは。
最終更新:2020-02-01 10:10:05
1639文字
会話率:20%
ある日行方不明になっていた友人から一枚の写真が送られて来た。その写真を手がかりに友人を探し出そうとするが、彼の失踪の裏にはある恐ろしい存在が潜んでいた。
最終更新:2019-08-09 06:44:23
22726文字
会話率:55%
異世界に行くとチート能力を得られるらしい――
そんな都市伝説が信じられていた。
オカルトマニアの少年・秋吉杏助は都市伝説として信じられる「異世界転移」を試みるが失敗。代わりに「呪いを解く」能力を得た。
都市伝説が現実となり、土着信仰と呪いが
町に危機をもたらす中で、杏助は怪奇に巻き込まれ、呪いを解く。
異世界転移をメタ的に見る都市伝説系ファンタジー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-18 19:06:43
211393文字
会話率:33%
その言葉をいつ知ったのかはわからない。
けれども私の夢の中には確実に迫ってきているのである。そしてある日その言葉につながる手がかりを手に入れた。私は幾ばくの休暇を取って、その村へ向かった。
最終更新:2018-07-03 11:34:12
3558文字
会話率:29%