道路に飛び出した猫を助けたら、異世界に転生しちゃった女の子の話。
赤ちゃんとして転生した時から、学院を卒業するところまで書こう思ってます。
書き溜めて一気に投稿する形なので、更新はだいぶゆっくりです。
最終更新:2024-04-02 19:30:07
236文字
会話率:0%
――これは魔法と科学が共存する、少し歴史が違う世界の話――
その世界は、魔法と科学、それぞれが補い合って発展を遂げていた。
ある国は空飛ぶ船を生み、ある国は電波で通話する機械を作り、またある国は鉛玉の代わりに魔法を撃つ銃を開発した。
魔法で出来ないことを科学で、科学で出来ないことを魔法でこなすこの世界では、この文の読み手方が知る世界と発展の仕方も戦争の仕方も異なる。……それでも、似たような歴史を辿るのは奇妙な偶然なのだろうか。
ある国は海を制し、ある国は独立という自由を勝ち取り、ある島国の鎖国は解かれ、各国で争いが続く。そして、世界全体を巻き込む戦争が二度も起こった。
異なるのは、歩兵や魔術師による接近戦が重要視され、核兵器が生まれなかったこと。
第二次世界大戦は決着がつかず、休戦。世界は二分され、いくつかの戦争が繰り返されながらも、危うい均衡を保っているということだろう。
そんな世界の極東の島国で産まれた、魔力が殆ど無い「魔力なし」の少年……本城幸雄。
彼は、祖父のような魔道具職人を目指し、魔法教育の最高学府と名高い「大和魔法術学園」への入学を志していた。
幸雄は「魔力なし」のハンデをはねのけ合格を手にするが、それは彼の想像を遙かに超える学園生活の始まりに過ぎなかった――。
※努力型の主人公が戦い、守り、苦悩する。バトルもあれば日常と恋愛もあるお話しです。
文字多め・展開遅め・筆者が遅筆ですが、是非お立ち寄り下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 21:19:45
99014文字
会話率:31%
私は冒険者向けのアイテムを取り扱う道具屋で働く、十五歳のエミリア・ローゼンベルガー。モンスターが巣食う世界で、冒険者を支える道具屋として暮らしていたある日、私の元に一通の手紙が届いた。手紙の差出人は魔法学校の学長だった。手紙の内容は「魔術師
になりませんか?」というシンプルなものだった。
魔法学校に入学するための準備をしていた時、私は一冊の本を手に入れた。本の中には古代の賢者の魂が宿っていた。私は小さな村から飛び出し、本の中の賢者から魔法を教わり始める。
剣と魔法のファンタジー世界で、チート無し、努力型の主人公と、主人公の力によって現代に蘇った賢者の成り上がり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-08 23:11:16
219733文字
会話率:69%