ある日魔王は人の赤ん坊を拾った。
そのことで一部の魔族からは密かに反感を買っていたのだが、その魔王が人間に殺される。
人の少女は魔王の息子と一緒に育っていたが、それを機会により魔族に嫌われるようになる。
魔王の息子もそれは同様のようで、そ
れを境に人である少女を憎み、嫌い、そして幼馴染に傷を負わせ、最終的には魔族領から追放した。
だけど少女は知っていた。
魔王の息子がどんな想いで自分を追放したのか。
優しい嘘に騙されているふりをした少女は、魔王の息子に優しいざまぁを返すことに決意する。
決して一人で死なせない、その二人の想いがすれ違わないよう、少女は勇者となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 08:00:00
4358文字
会話率:36%
ある日魔王は人の赤ん坊を拾った。
その少女は魔王の息子と一緒に育っていったが、突如魔王は人間に殺された。
魔王の息子はそれを境に人を憎み、嫌い、そして幼馴染すらも嫌うようになり、ついには魔族領から追放した。
だけど少女は知っていた。
魔王
の息子がどんな想いで自分を追放したのか。
優しい嘘に騙されているふりをした少女は、魔王の息子に優しいざまぁを返すことに決めた。
そんな優しいお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-12 00:11:17
28673文字
会話率:35%
500年間の封印からめざめた魔王は、下僕であるメイドと一緒に、食事を始めることにした。
魔王の食事は、生きとし生ける者の憎しみや悲しみといった負の感情。
世界中から不幸な者を探し出しては、その感情を食らいつくすことにした。
これは、創造神
よりチート能力を与えらえた者によって、不幸にされた者を、自分の欲望のために、結果的に救うことになる魔王とメイドの物語。
でも、魔王の目的はただ一つ。おいしい料理が食べたい! それだけだった。
バスラ王国の王都の薬屋の姉妹、姉セレナと妹リアナ。
天から与えられた”薬師”の才能(ギフト)を持つリアナのおかげで、商売は大繁盛。反面、能無しと思われていた姉は、両親からは無関心で、妹にはいじめられて、あげくオークの国へ身売りされてしまう。
しかし、”薬師”の才能をもっていたのは本当は姉のセレナだった。
セレナがいなくなったせいで、薬の性能は大幅に下がり、薬屋には苦情が殺到し、つぶれてしまう。
借金のカタに身売りされそうになったリアナを助けたのは、追放したはずの姉セレナだった。
でも、それは姉セレナの復讐の始まりなのであった。
姉セレナは、自身のギフト”薬師”のおかげで、無一文の路上生活者からバスラ王国の、”薬師の聖女”までに成り上がっていた そして、復讐されて身も心もぼろぼろにされた妹セレナは、今度は姉セレナへの復讐を決意する。
なにを考えているのかよくわからない、魔王と、お付きのメイドと一緒に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-27 17:16:39
166109文字
会話率:30%
公爵家の嫡男である僕には、幼い頃に決められた婚約者がいる。だけど彼女はつれないから、僕は――。
最終更新:2020-06-14 19:30:54
2483文字
会話率:50%