その日は特に変わり映えのない日常だった。放課後になってからある女子生徒の相談に乗ることも入学して以来、二日に一度はある出来事だった。事態が急変したのは帰宅する時。学校のマドンナと称される彼女に帰る途中で声を掛けられてから、瞬く間に日常は大
きく変動した。
「ただ少しばかり、顔を近づけているだけですから。」
「それ以上動くと、唇、貪りますよ?」
「そこの高橋蓮君と結婚を前提としたお付き合いをさせていただいております。」
一体、主人公の身に何が?
果たして、主人公高橋蓮(たかはしれん)は激変する日常についていくことができるのか?
※ 一見、ラブコメのように見えますが大筋としてはギャグコメですので注意。R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-20 00:00:00
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会話率:57%