ゲームを愛してやまない女子高生の亞吏叉(ありさ)。
ゲーム三昧の日々は終わり、なんとか無事合格した志望校『真坂琴西高校』に入学する。
そこで出会ったのは変態イケメン男子とやらギャル子やらゴスロリ系女子やらとにかく個性が強すぎるクラスメイト
たち。
これからの高校生活のためにもなんとか友達を作ろうとするが、彼らの変な個性と雰囲気に翻弄され、苦戦してしまう。
さらに、男子からの謎のアピールや妙な噂など様々な出来事に巻き込まれるばかり。
「今までの自分とは違う。絶対に自分を変えて見せるんだ」
亞吏叉は自分の想いを実現するため、色んな人達とふれあいながら、本当の自分を探していく―。
恋と個性の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-22 07:00:00
557文字
会話率:0%
俺、白須鳥星彦《しらすとりホシヒコ》の好みはぶっちゃけると金髪ショートロリ系女子だ。
ただし、そんな夢のような女子など俺の通う未来学園にはいやしなかった。ある日、俺のクラスに転校してきたアメリカンハーフの杠有《ゆずりはアリス》は金髪シ
ョートロリ巨乳系美少女。まさに俺の好みに一致していた。
この奇跡を逃してどうする――――!!
色々な思案の末にいよいよ行動をうつそうと思った俺に希代の大チャンスが訪れる。杠に校内案内をすることになった!
けど、そんな時にラッキースケベかの如く事態が発生してしまう。右手には柔らかい感触が残り、杠からは酷く睨まれてしまったこの状況。
――――さて、どうする俺!?
『紅智クロック(ふとした不幸の恋戻り《クロックバック》)』のスピンオフラブコメ開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 18:30:11
6867文字
会話率:60%
大学生になった風ノ瀬 美優ことミルキーは、高校2年から同じクラスになった高橋 遥と仲良しになり、遥が「どうせなら同じサークルに入ろうよ~♡」とミルキーを誘った。
そのサークルはオカルト研究会で通称『オタ研』だった。
都内の大学では珍しく既に
オタ研があり、先輩方が3年前に設立したサークルで主な活動と言えば
皆でホーラー映画やアニメ鑑賞したりオカルトトークにどっぷり浸かって過ごしている様子だった。
本来の活動は心霊スポット巡り、都市伝説、超常現象、魔術、呪術・・・などと言った事柄を扱うみたいなのだが、この「オタ研」は特殊でオタク系でもある為に先輩は全て男性だけだった。
どいつもこいつもイケメンとは言えない。どちらかと言えば「彼女居ない歴=年齢」みたいな感じの面子であった。
このサークルに入会することに何も躊躇してない遥は、可愛らしさ全開で清楚な感じのロリ系女子だ。
スラリと手足が長く顔が小さい8頭身で、体が細身なのにも関わらず豊満な胸を恥じらいながら左右に揺れる胸を隠すかのように歩く虚弱な少女にも見える。決して虚弱体質ではないけどそう見えてしまうのは彼女の肌が透き通るように白いからかも知れない。
そんな遥はこのサークルで次第に「オタサー姫」となる。
一方のミルキーは、平均女子の身長と体重でどこにでもいるような女子大生って感じ。
中・高校の6年間はテニス部だった為に適度に日焼けしていて健康的だ。
そんな彼女には誰にも言えない秘密を抱えている。
普通の人間なら五感と言われている視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚があるのだが、ミルキーには五感の他に第六感と言われる霊感も備え持っている。
霊感があるなんて誰にも言えないと自覚しており、現在まで遥にすら相談した事も無い。
誰かに打ち明けたら、絶対に「人間的に否定される。」「それって幻覚だよ。」「精神科に行ったら?」‥等と言われると判断しているからだった。
何かとミルキーの傍に居た遥にも霊感が伝染してきてるみたいだ。
遥はそんな事とは知らずに、急に霊感が自分に降って湧いて出てきたものだと信じている。
何故なら、「成人になるまでに霊を感じなかった場合、ずっと霊感は湧かないものだ!」との昔ながらの言い伝えを信じ込んでいた。急に高2の夏ごろから何かしら感じる視線・気配や発光体を感じられるようになったので、意気揚々とオタ研に入ったのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-27 16:04:40
47872文字
会話率:3%
※これは「小説カキコ」からの転載になります。こちらで修正しているところもあるので、あちらとは少し違っているかもしれません。
――――――
“傍観者(ノーサイド)”
“狂った子供(チルドレン)”
“規律(アテンション)”
“無秩
序(カオス)”
この世に並べられた彼らは全て、世界の均衡を保つために生まれた。
彼らが居るおかげで、世界が壊れることはないの。
もしも、彼らが壊れちゃったとしてもね、まだまだ補欠はいっぱいいるの。
私だって、その補欠の一人なんだけど……ま、そんな話はどうでもいいよね。
とりあえず、世界を守るために、創造主に生み出された彼らは、この世界を守ろうとする。
それは、完全に結末が決まってる戦いなんだよ。“傍観者(ノーサイド)”も“狂った子供(チルドレン)”も、皆知ってる。
自分が負けるか、勝つかなんてわかってるのに、戦うの。
なんでだろう、分からないよね。
彼らは、仲間。仲良しこよしなはず。
この頃は、ちょっとヒビが入っちゃったけど、多分大丈夫。問題なんてない。
問題なんて、あるはずがない。彼らを作ったのは創造主で、その創造主に間違いなんてあるはずがないんだから。
あ、でも、もし創造主が間違えてたら……それってすっごく面白いよね。はははっ、笑っちゃう!
私はね、思うんだ。
こんな戦い無駄なのになーって。
だからさ、この結末を変えてみたいなって。
もしそれができたらさ、私は「本当の正義」だけをこの世界に残したい。
――それをするためには……あの四人の均衡を、世界の均衡を、崩すしかないんだ――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-27 15:43:05
72976文字
会話率:20%