【悲しいことがあったら、甘くておいしいケーキでお祝いしてあげる。私の目の前に置かれた、真っ赤ないちごのショートケーキ。いちごの天辺に、涙のような甘い透明なジェルが小さく一粒載っていて、それが宝石みたいにキラキラと輝いていたことだけは、今でも
覚えている。】
(この作品はnote、カクヨム、エブリスタにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 18:34:59
3227文字
会話率:28%
【教室の隅で、ずれた眼鏡を直しながら一人きりで人間関係に重きを置くライトノベルを読んでいる。そういう、孤独な学生時代を過ごした人にばかり好かれてしまう。答えは簡単だ。私が、彼らに人気の作家の、人気作のヒロインに、どこか似ているから。彼らは私
の中にヒロインの面影をみて、現実世界にも彼女がいたのだ、とひどく馬鹿げた妄想をしてしまう。】
小説のヒロインに似ていると思われてしまう、寂しさを同調で埋める女の話です。
(この作品はnote、カクヨム、エブリスタにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 19:07:15
2525文字
会話率:20%
【「両親が、決して僕に見せなかった兄の最期の姿が、スーパーの食肉売り場には常に並んでいるんです。あれらは食材で、食べ物で、焼いたり煮たりして食べるもので、それは当たり前のことで、わかっているつもりです。でも、僕には、間違いなく、お兄ちゃんの
肉の群れなんです」】
手料理の好きな女性と、食事に恐怖感を抱く男性の、ランチと、電車での小話です。
(この作品はnote、カクヨム、エブリスタにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 19:37:34
6102文字
会話率:42%
ある日、作者がいつもと違う道で出会う不思議なカップルと赤ちゃん。この世のものでない奇妙な物語をお楽しみください。
最終更新:2024-04-07 11:41:32
2184文字
会話率:20%
「付き合ってもうすぐ三年になるんです」
パワーストーンを営む私の店に現れた彼女は、記念日のプレゼントにとブレスレットを求めた。
満足そうな彼女に私も満たされていたが、その一週間後、全てが覆る出来事が起こった。
最終更新:2024-02-06 22:09:02
3610文字
会話率:35%
さあ語れ。目にしてきたその光景を。死を踏みつけたその生きざまを。
今日も黒猫は女のもとに通う。 女から、あるものを抽出するために。 女が猫に語るのは、それまでに見てきた死体の数々。 黒猫は目的を果たすため、彼女の話をただ黙って聞いている
――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 18:00:00
6305文字
会話率:19%
オカルト、ヒトコワ等。
最終更新:2023-11-23 16:59:03
260文字
会話率:0%
落ちたハンカチを拾って差し上げました。とても感謝してくださって、翌日ポストに手紙が入っていました。
最終更新:2023-06-11 16:59:37
1783文字
会話率:0%
絶望に打ちひしがれその命をやっと断てると思ったその時、彼は現れた。土砂降りの雨の中、彼を伝う雨水は赤く滴る。本当の恐怖は静けさの中にあった。(フィクション・人恐系)
最終更新:2023-10-17 09:50:27
2203文字
会話率:22%
液晶モニターが暗くなると見えるものがある。
ハイディンガーのブラシと言うのがあるけれど、あれは白い画面に見えるものだ。
それにこれは……誰かの顔だ……。誰なんだろう??
最終更新:2023-03-05 15:08:40
3230文字
会話率:16%
婚約者であるキールに裏切られた、子爵令嬢のライザ。
キールはなんと、陰で交際していた男爵令嬢を妊娠させてしまったのだ。
ライザに自分との婚約を解消してほしいと懇願するキール。
しかしライザは笑顔で二人をあっさり許してしまう。
「どうぞ末
長くお幸せに、キール様、ミア様」
言祝ぐライザだったが、心の内ではある思惑を抱いておりーー
ヒトコワ系のショートストーリーです。お楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 22:51:35
2000文字
会話率:55%
ヒトコワ……なのかな
ちなみにスズキのスイフトに恨みはありませんm(_ _)m母が乗ってます
最終更新:2023-08-15 20:14:54
2110文字
会話率:27%
俺の親友、隆太は霊が見える体質だ。いつも俺たち二人は小学校からの帰り、通学路から外れて潰れたホテルの前を通った。
「今日も居るのか?」
「居た」
そんな会話は日常だった。
やがて成長して大人になった俺たちは道を分かつ。そして帰りには……
最終更新:2023-08-09 07:26:51
5959文字
会話率:41%
いつもクラスのお調子者グループの1人である沢栗 隼斗(さわくり はやと)。
夏休みに差し掛かったある日、いつメン4人組でトンネルへ肝試しをしようという話になっていた。
隼斗はここ最近起きる違和感を少し気にしていた。
そこで、隼斗は弟の遊那(
ゆうな)に話してみることにした。
遊那は冷たくあしらうものの気になっているようで、隼斗は好奇心で遊那を連れて行くことにした。
すると、トンネルに向かう途中に急激な異変に襲われて__折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 16:00:00
2869文字
会話率:41%
私の趣味はパチスロだ。今日もホームの遊技場で打たせて貰った。しかし、先に座っていたものが逆恨みし、待ち伏せしていたのだ。
※これは「夏のホラー2023」参加作品です。
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。
最終更新:2023-08-05 08:00:00
918文字
会話率:31%
親友と家の前で別れ、家の中でさっきの話の続きを──。
しかし会話は一方的に断ち切られてしまった。
※これは「夏のホラー2023」参加作品です。
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。
最終更新:2023-08-04 08:00:00
733文字
会話率:54%
事務所から出て気付いた。明らかにつけられている。
私は助けを呼んで叫ぶ。するとパトカーがきてくれて──。
※これは「夏のホラー2023」参加作品です。
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。
最終更新:2023-08-02 08:00:00
695文字
会話率:40%
派出所勤務のサンズさんはお地蔵様が大好き。世の中もっとお地蔵様が増えたらもっと良い世の中になるかもしれないのになと、考えている。
本当は星新一風ヒトコワホラーにしたかったのですが要素を詰め込みすぎてこち亀になりました。
二次創作ではないと
思うのですが、似てしまってすみませんでした。
お楽しみいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 11:41:19
3714文字
会話率:50%
始まりは一つのアカウントだった。
とても素敵なアカウント。可愛いキャラクターグッズ、流行りのコスメ、人気の動画、話題のフードメニュー……。
ただ一つ、私と同じ内容で無ければ。
全部、全部が丸被りだった。
本当はノベマ!の
キャラクター短編小説コンテスト用だったんですけど、時間間違えちゃって。
思い付きでやるから、こうなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 20:48:08
2380文字
会話率:21%
ブーッ ブーッ ブーッ…
スマホのバイブ音が、聞こえてきた。
そう言えば、脱衣所にスマホ置きっぱだったことを思い出し、お風呂場に行った。
けど、私のスマホに着信はなく。それなのにまだ聞こえてくるバイブ音。
ブーッ ブーッ ブーッ
…
その音は、この家の中からする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 00:10:47
320文字
会話率:36%
よくあるお話。
一人暮らしの方はご注意ください。
最終更新:2022-08-04 19:39:54
936文字
会話率:25%
美人で巨乳な先輩と一緒に、郊外にある廃墟に向かうことになった主人公。内部を探索していると、何者かが扉をたたく音が聞こえて来た。こんな場所に人が来るはずないので悪霊に違いない。先輩を守るんだ!と意気込む主人公だったが、悪霊がノックをするたびに
先輩は大げさに怖がり、その度に反動で乳が大きく揺れていることに気づいた。悪霊なんてそっちのけで乳揺れを凝視する主人公は冷静さを保とうと本能に抗う。果たして主人公は煩悩に打ち勝つことができるのか?! 一応ジャンルはホラーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 20:33:26
5555文字
会話率:22%
オカルトは確かに恐怖を煽る。
だが、私たち人間もまた、同じくらいの恐怖を煽る。
最終更新:2023-02-04 18:58:32
709文字
会話率:14%
キャンプから帰ってきた透真の様子を見て悠斗は思う。――今日のこいつはおかしい。
別人のようになってしまったまま戻らない透真に何もできない悠斗。やがてその真相が明かされる。透真の持つ秘密とは。
その秘密を知った悠斗の決断とは。
おぞ
ましいのはその秘密か、それとも……。
カクヨム・Twitterにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 09:14:36
13272文字
会話率:21%
昭和末期の頃、ラジオのディスクジョッキー(現在のパーソナリティ)と呼ばれる存在がいた頃の怪談話
『私の恐怖体験』というテーマに応募してきた元DJの一人語りが収められたテープ(!)
それは、地方のFM局でアルバイトしていた『私』が四十年近く
前に体験した恐怖というものだったが、それを聞いていたラジオ局のスタッフたちは、妙な違和感を感じる……
怖くありませんw
後半、ヒロインの痛い一人語りをお楽しみ下さい(苦笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-22 23:41:17
4754文字
会話率:14%
会社の後輩が過去にしてしまった、とあるラジオ配信者へのアンチ行為を懺悔してきた。
アンチ行為を繰り返す後輩に負けじと頑張る配信者に逆上し、エスカレートする後輩だったが…。
最終更新:2022-07-17 00:41:20
2225文字
会話率:0%
夏のホラー2022「ラジオ」のために急遽書いた短編になります。
ホラージャンルにはなりますが、幽霊等は出て来ません。本当に怖いのは人だよね、というヒトコワなホラーになります。
残酷な表現等は出て来ませんが、少しばかり表現が怪しい部分があるの
で年齢制限をしています。
高校入試のために受験勉強をしている主人公は、最近ラジオを勉強のお供にすることにハマっている。
ある日、偶然ラジオから流れた「人間のクローン技術」という夢物語が、彼の心の奥底にあった『危険な思想』と結びついて……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 16:41:11
2337文字
会話率:13%
愛するアイドルに毎日ダイレクトメールを送り続ける。
僕の努力が実って、やっとアイドルに認知されました。
内容的には人間は怖いなという短編話です。
アイドルはもちろん架空の人物です。
現在、個人サイト、カクヨム、魔法のiらんど、pixiv
にも掲載中の作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 18:29:19
2410文字
会話率:16%