幾多もの音色が重なり合い、ひとつの音楽が生まれるように、幾多もの想いを紡ぎ合い、人は人生を構築する。
バンド活動に情熱を注ぐ若者の、普通だけれどどこか人とは違う日常。
誰にも言えない悩みを心の奥の扉の向こうに封じ込めたまま、決して開ける事
などないと思っていた。
そんな主人公・颯希。
そして、熱い心を持った仲間達。
登場人物一人一人の心が、激しく揺れ動く。
やがて、心の奥の扉は開かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 21:06:07
274819文字
会話率:40%
かつてギャルゲーソングの良さを広めるために活動していた岩崎恭介率いる、音楽研究同好会!バンド名はジ・アゴット。
様々なライブをやり、少しずつ周りにギャルゲーソングを認めさせできた。
時は過ぎ、岩崎が高校二年生になると同好会にいきなり危機
が訪れる。チート級の演奏をやる先輩達が受験のために同好会を卒業!
残された岩崎たちだけでは、同好会もバンド活動もできぬ状態。
そんな中、クラスに転校してきた美少女が現れたことにより岩崎の新たなギャルゲーソングバンドが再び動き始めようとしていた。
新たな仲間たちと共に、ギャルゲーソングを世に知らしめる物語が再誕する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 20:13:41
286148文字
会話率:45%
バンド活動がうまくいかない光輝。ギターの弦も切れるばかり。バンドメンバーともちょっとしてことで仲違いをいをしてしまう。そんなとき光輝は知らない場所へ迷い込む。
最終更新:2024-04-20 18:51:31
3774文字
会話率:66%
特殊な歌声を持つ橘拓也の夢はバンド活動をする事。
そんな小さな夢は転校を繰り返す拓也にとっては、手が届きそうで届かない夢だった。
拓也の夢の始まりは、偶然買ったサザンクロスというバンドのCDを聴いた中学1年生の時だった。
人生で初めてCDを
聴いて泣くという体験をした拓也は今はもう解散してしまったサザンクロスのファンとなり、中でもギタリストの間宮トオルという男に憧れた。
そして、高校2年生の春。拓也が新たに引っ越した街はサザンクロスが生まれた街だった。
この街で拓也は間宮トオルの過去をなぞるかのように歩み、運命的な出会いをし、仲間を得て夢は大きくなってゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 11:36:50
1101312文字
会話率:60%
「一年後に、地球に惑星が衝突します」
突然の航空宇宙局NASAの発表から、世界が終わるまでの1年間を描いた恋愛群像劇。
発見された少しずつ接近する白き惑星。パンドラと名付けられたこの星によって世界は変わっていく。
心理学を学ぶ大
学生・生田颯太(20)の視点をメインに置き、学生生活や軽音楽部のバンド活動、アルバイトをする喫茶店、家族、友人、大切な人……終わりに近づいていく世界で生きていく人々や社会の在り様の変化が描かれていく。
怒り、妬み、恐怖、逃避、無気力、失望、絶望。感情が徐々に露わになり、理性と本能で揺れ動く人々。そんな醜く、未来のない現実と真剣に向き合ったとき、若者たちは動き出す。
それは意味のないことなのかもしれない。世界が終われば何も残らないのだから。では、人は死という結果に至るのだから、どう生きるかなど無意味なものなのだろうか。
世界が終わるその瞬間、あなたはどう在りたいですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 11:00:00
137664文字
会話率:33%
最強のバンドマンをめざしバンド活動に励む高校1年生の宮代橙哉は自分の誕生日記念のライブの最中倒れて意識を失ってしまった… せっかくそこまでは大盛況のイベントだったのに…
意識が戻ったら女の子になってた⁉︎
そんなちょっとワケあり
の女の子が慣れない女の子の生活に苦しんだり夢を諦められずバンド活動に勤しんだりする毎日…
「 わたしは毎日必死に頑張ってます。
だからさ、一緒に最高の夢を見ようぜぇ!」
「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」
これはそんな女の子が周りの人間たちと四苦八苦しながら誰もが認めるバンドヒロインに成長するまでのお話…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 13:57:44
503160文字
会話率:43%
バンド「空想未来図」は28歳の節目で解散を迎え、それぞれが新たな道を歩む中、主人公の平野はバンド活動の再開を迷っていた。
最終更新:2024-01-11 13:01:43
2704文字
会話率:34%
言霊を花として売る花屋「ことの花」。ある日、「ごめんなさい」の花言葉を持つ花を求めて高校生の客がやってくる。客、森川静佳は、軽い気持ちで口にした「死ね」という言葉のせいで母親が死んでしまったと思い込み、口がきけなくなってしまった。しかし、
歌を歌うことでなら言葉を発することが出来るとわかり、同級生の藤野梓らとバンド活動を始めるが、「死ね」の言霊は静佳につきまとい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 00:00:00
133956文字
会話率:50%
「35歳の憂鬱。」の続編です。
短編で書いていた『婿はイケメン店長。』を連載にしました。
笹原京子は10歳年下のリョウタと結婚し実家に戻り両親と同居。
リョウタとの間には、リョウタそっくりの可愛い息子・恭ちゃんがいる。のどかな田舎でパスタ屋
をオープンし、そしてリョウタのバンド活動を応援する。
京子とリョウタが実家に帰って来たことで、何もなかった町は活性化していく。
それを手伝う町の人達との触れ合いを描いてます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 21:03:50
312696文字
会話率:38%
大学に入学し、上京してきた雛川日向(ひながわひなた)は隣人の騒音に頭を悩ませていた。ある日、帰宅した日向の目の前に飛び込んできたのは隣の部屋の前でぶっ倒れている美少女だった。「お腹……空いた……」騒音の原因はギターの超絶技巧を持つ引きこもり
ぼっち、生活力皆無の美少女で──!?
これは、ぼっち気質の主人公、日向と、彼に憧れるひきこもり、学校をサボりまくる不良少女、掴みどころのない美人先輩が織りなす、バンドストーリー。
※ざまぁ、胸糞展開などはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 09:00:00
36198文字
会話率:53%
沖縄出身の内間智明は、勤務している会社の転勤で本社に戻ることになった。
智明には四年間交際して、結婚を約束している恋人の黒岩碧がいる。本社勤務に戻るのをきっかけに、二人は横浜にある碧の部屋で一緒に生活をする予定にしていた。だが、智明が大
阪から戻る予定の前日に、あるトラブルから同居する計画が頓挫した。
東京で住む場所が無くなった智明は、新小岩のビジネスホテルの近くにある不動産屋で、シェアハウスのような部屋を紹介される。人一倍の人見知りだが、大型家具や家電製品等の設備が充実していて、家賃も破格だったので、智明は契約をして入居することにした。
〈シンビオシス〉という名のハウスには、訳あり風で個性的な住人が入居していた。週末ごとにどこかに帰る元一流企業のお偉いさん。容姿端麗だがLGBTだという女性公認会計士。自活している高校生。バンド活動をしていて、デビューを目指している居酒屋の店員。風采の上がらないバツイチの中年男性。
当初は入居者たちと距離を置いて接しようと考えていたが、ハウスの中で過ごすうちに、入居者たちの肩肘を張らない接し方に、自然な感じで居場所を見つけていた。
そんなある日、会社の仲間と飲んだ帰りに碧と電車の中で再会した。だが、三か月ぶりに会った碧に、智明は気持ちとは裏腹に、冷たい対応をしてしまい、後悔をする。
年末年始のある日、〈シンビオシス〉に新しい入居者が引っ越してきた。実家に帰らず、寝正月を決め込んでいた智明は、新しい入居者を共用のリビングで見つけ、挨拶をしようと恐る恐る近付いて、後姿の女性に声をかけると、その女性は碧だった。
驚く智明に対して碧は動じることなく、〈シンビオシス〉を探しだして、引っ越してきたと語った。
そんな健気な碧の気持ちに智明も応えるように、再び付き合いをして欲しいと告げ、二人は部屋は別々だが、他の住人と共に生活を始める。
引っ込み思案で人見知りだた智明は、〈シンビオシス〉での生活を通じて、人との交流の仕方が変っていくのが実感できるようになっていた。
今までは人との付き合い方、コミュニケーションの取り方を難しく考えていた。相手の懐に深く入
何の取り柄もない今の自分と、損得抜きに付き合ってくれているのは誰なのか。肉親以外で、常に近くにいてくれ、いつも深い愛情を包隠さずに表現してくれているのは誰なのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 16:00:00
129720文字
会話率:45%
大学三年生の西侑人(にしゆうと)は、自分の進路について悩んでいた。
裕福な家庭環境で、なに不自由なく育った侑人は、アルバイトやボランティア活動などの社会経験もなく。周囲が就職活動に対して積極的になっているのを、どこか他人事のようにしか感
じられずにいた。
そんな侑人が唯一夢中になれるのは、絵を描くことであった。小さい頃から呼吸するかのように、暇さえあれば絵を描いて生きてきたのだ。
しかし、侑人は、自分の描いた絵を誰にも見せたくないと強く思っている。それは、自分の絵を他者から批判されたり、否定されたりするのが怖かったからだ。誰かに否定されることによって、絵を描くこと自体が、怖くなってしまう気がしていた。
侑人には九歳年上の兄、昌秀(まさひで)がいる。兄もまた侑人と同じように、幼い頃から絵を描くことが好きだった。現在では、売れないながらも画家を職業としている。
兄は、当たり前のように両親からの援助を受けて、売れない画家として生きている。侑人は、そんな兄の姿を見て「兄のようにはなりたくない」と思っていた。
世の中全体が、なんだか不景気なムードで、経済的にも苦労をしている同級生が多い中。侑人には、親の援助を受けながら画家になる、などという将来は、ずいぶんとお気楽で、世間ずれしているように思えて仕方がなかったのだ。
そんな時、侑人は同じ大学に通う柏木悠輝(かしわぎゆうき)と出会う。悠輝は、少々古風な喋り方をする変わり者。明るく朗らかだが、どこか人生を達観しているようなところのある人物だった。いつもギターケースを背負っていて、「ロックだな」という言葉が口癖だ。そして、その口癖通り、音楽をとても愛している人物だった。
悠輝にも侑人と同じように九歳年上の兄がいた。悠輝の兄は有名ロックバンドのボーカルをつとめている。悠輝は「兄が有名バンドマンになった」ということを理由のひとつに、自らのバンド活動や、ライブ活動などを自粛していた。
侑人と悠輝は、互いに「自分よりも先を歩く兄」の影響を受けている者同士として親しくなっていく。
友や家族に背中を押されながらも、自分自身の道を探し、進むべく、小さな決意を繰り返す。一進一退しながらも、不器用に前へと進もうとあがく、成長の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 11:31:54
64893文字
会話率:42%
大学三年生の西侑人(にしゆうと)は、自分の進路について悩んでいた。
裕福な家庭環境で、なに不自由なく育った侑人は、アルバイトやボランティア活動などの社会経験もなく。周囲が就職活動に対して積極的になっているのを、どこか他人事のようにしか感
じられずにいた。
そんな侑人が唯一夢中になれるのは、絵を描くことであった。小さい頃から呼吸するかのように、暇さえあれば絵を描いて生きてきたのだ。
しかし、侑人は、自分の描いた絵を誰にも見せたくないと強く思っている。それは、自分の絵を他者から批判されたり、否定されたりするのが怖かったからだ。誰かに否定されることによって、絵を描くこと自体が、怖くなってしまう気がしていた。
侑人には九歳年上の兄、昌秀(まさひで)がいる。兄もまた侑人と同じように、幼い頃から絵を描くことが好きだった。現在では、売れないながらも画家を職業としている。
兄は、当たり前のように両親からの援助を受けて、売れない画家として生きている。侑人は、そんな兄の姿を見て「兄のようにはなりたくない」と思っていた。
世の中全体が、なんだか不景気なムードで、経済的にも苦労をしている同級生が多い中。侑人には、親の援助を受けながら画家になる、などという将来は、ずいぶんとお気楽で、世間ずれしているように思えて仕方がなかったのだ。
そんな時、侑人は同じ大学に通う柏木悠輝(かしわぎゆうき)と出会う。悠輝は、少々古風な喋り方をする変わり者。明るく朗らかだが、どこか人生を達観しているようなところのある人物だった。いつもギターケースを背負っていて、「ロックだな」という言葉が口癖だ。そして、その口癖通り、音楽をとても愛している人物だった。
悠輝にも侑人と同じように九歳年上の兄がいた。悠輝の兄は有名ロックバンドのボーカルをつとめている。悠輝は「兄が有名バンドマンになった」ということを理由のひとつに、自らのバンド活動や、ライブ活動などを自粛していた。
侑人と悠輝は、互いに「自分よりも先を歩く兄」の影響を受けている者同士として親しくなっていく。
友や家族に背中を押されながらも、自分自身の道を探し、進むべく、小さな決意を繰り返す。一進一退しながらも、不器用に前へと進もうとあがく、成長の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 11:30:00
65582文字
会話率:35%
奏多(かなた)はロックシンガーを目指す中学二年生の男子。
文化祭に向けて友達とバンドを組んだが、ある日メンバーから、
「バンドから抜けて欲しい」
と言われる。
理由はサッカー部エースの坂田栄司が、バンドで歌いたがっているから、と。
果敢にも
坂田に歯向かって行った奏多は、翌日から学校で嫌がらせをされるようになる。
いじめに耐えかねて学校へ行かなくなった奏多を見かねた姉の陽向(ひなた)が、一緒に路上ライブをしようと持ち掛けてくれた。
二人で路上ライブ中、突然雷鳴がとどろき二人は異世界に転移してしまう。
異世界に住まう異形の人々の前で、ライブを再開する二人。
するとあたりには炎が巻き起こる。
驚く二人に、魔王の少女が説明する。
奏多はたぐいまれな「歌魔法」の使い手で、魔族陣営の救世主として人間の勇者に対抗するため呼ばれたのだと。
人間の帝国が召喚した勇者の名前が、坂田栄司だと聞いて驚く奏多。
魔族たちを救うため、奏多は立ち上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 18:51:52
11796文字
会話率:50%
アマチュアロックバンド インフィニティ のメンバーでギターリストの
斉藤一樹(さいとうかずき)こと29才はインフィニティ解散後のある日、
飲酒運転の車に引かれて死亡、異世界へと転生する。
転生後は、代々吟遊詩人を生業としているグラディウス家
の次男
レニー・グラディウスとして生を受ける。
転生ボーナスはリュートに電流を流しエレキギターのように弾く才能だけだった。
15才になったレニーは実家の慣わしにより吟遊詩人の修行の旅に出るのだが
そこで出会った美しき魔族メルト88(ハチハチ)との出会いにより
人生を大きく変えていくことになる。
88から魔族たちの前でライブをするよう依頼されたレニーは
バンドメンバーを集めるのである。
シスターで酒飲み・ギャンブラー、そして歌声はデスボイスのスーザン。
琴が弾ける東方の魔族で見た目は小学生のお姫様、毒殺が趣味の彩姫。
S級冒険者でありながら現在は引退し中華料理店を運営するエルフのJB。
のろまだが肺活量だけはドラゴン級のお人よしのホビット、クワーマン。
魔族の名工ドラロンが作る楽器を加え、レニーは異世界でのバンド活動を再開する。
世界安全保証教会と名乗る団体の暗躍。
魔王親衛教会に所属する魔槍士(まそうし)ドグマとの接触。
幻の肉、メルティピックの肉を得るための狩りに無理やり同行させられるレニー。
メルティーピッグの肉を狙う極悪冒険者パーティ西遊記と
金で動かない冒険者パーティ、ピーチグローリー4、通称ピチ4の戦闘。
異世界でのバンド仲間集めに苦労するレニー。
ドラロンが作った楽器の暴走で死にかけ。
88の部下の風神子、雷神子の姉妹喧嘩に巻き込まれ、とある洞窟で死にかけ。
吟遊詩人の修行の旅だったはずが
魔族相手のバンド活動へ発展し、いずれは世界の命運をかけた
あるイベントへとつながっていくのであるが
本編はその序章、異世界で再結成されたロックバンド
インフィニティの初ライブまでが書かれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 07:53:01
113435文字
会話率:40%
「もしも男に捨てられたら一緒に音楽やろう」
そう約束した相手が婚約破棄されたので、女二人で音楽生活はじめました。
そんなわたしの相方には「婚約者の兄を殺した」という疑惑がかけられていて……
音楽、青春、友情。
固い信頼関係で結ばれたバディ
もの小説です。
そして結末では、殺人事件の意外な真相が明かされます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 14:46:50
4657文字
会話率:25%
大人気バンド『クライス』のギターボーカル「タク」
タクは16歳という若さにも関わらず、日本中を虜にしている。そんな彼の学校生活はさぞ充実しているとみんな思っている。
だがしかし現実は異なる!タクこと鈴木拓郎はただの陰キャ野郎であった!!
そ
んな彼が色々な人と関わり彼女といちゃいちゃするお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 07:00:00
79003文字
会話率:64%
ぼくはただのデブ。ただの大学生。だけどほんとうはこの世を滅ぼせるほどの超能力を持っている。とはいえそれを使うことはないだろう。みんなはぼくをバカにするけど、ぼくはみんなを愛してるんだもん。楽しくバンド活動をして、みんなを笑わせることが出来た
ら嬉しいな。でも、彼女は欲しいなあ……。
そんなぼくには気になる女の子がいる。彼女は美人な一匹狼。見た目がいいから人気はあるけど、ぼくにはわかってた、孤独な彼女のことは誰も見ていない、わかってあげてない。もちろんぼくにだってわかるわけはないけどさ、でもこれだけはわかるんだ。彼女はほんとうの自分を誰かに見せたがってるって、ほんとうの自分を愛してもらいたがってるんだって。
※短期かつ不定期連載です。一万五千字ぐらいの予定(予定は未定)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 14:32:30
3667文字
会話率:38%
志村マコトは高校を卒業してから三年間、土木建設会社に勤めている。
学生時代に打ち込んだバンド活動も今は遠のき、ピックを握っていた手は傷だらけになってしまった……
そんな彼がある日、街を歩いていると古い楽器屋に目が止まった。
最終更新:2022-10-03 01:44:47
2666文字
会話率:0%
大学4年生の晴菜と水澄は限界だった。
食費を削りながらやってきたバンド活動がうまくいかず、メンバーも半分が辞め、将来のことがのしかかってくる。
音楽を続けるか辞めるかで揉めた末、晴菜は水澄にかつて交わした「終わらない歌なんてない」という約束
を破るようなことを言ってしまう。
水澄と仲違いしたまま就活を始める晴菜だったが、音楽を諦めていない水澄から「一緒に今度の卒業ライブに出よう」と誘われ--
※pixivに掲載した作品のノーカット版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 17:30:10
19943文字
会話率:56%
伝説的バンドと謳われるソニアモルトに憧れてギターを弾き始めた少年、篠宮修志。
修志はある日の放課後、学校の屋上でクラスメイトの石川彩音と出会う。
驚くことに、彼女はその手にギターを携えて立っていた。そこで修志が目の当たりにするのは、非凡な技
術に裏打ちされた華麗な弾奏。
美しい音色に聴き惚れる修志だったが、直後、弦を弾く彩音の右手が目に映り愕然とする。
そこには人間の肌からは放たれるはずのない銀色の光が煌めいていた。
彼女の右手は義手だったのだ。
対面した両者は互いに戸惑いながらもいくつかの言葉を交わし、その最後に彩音は突拍子も無い頼みを口にする。
『私の生きた証を残すために、一緒にバンドを組んでCDアルバムを作り上げてほしい』と。
そして修志は彼女の望みを叶えるため、力を貸すことになる。
メンバー勧誘。初めてのセッション。練習を繰り返す日々。技術的スランプ。CD制作。ライブ。
そんな目まぐるしいバンド活動の中で、時には将来への漠然とした不安や、障害を背負っている人間に対する歪んだ先入観と向き合う。
彼らは様々な青春の懊悩、そしてそれを乗り越えた先にある希望の予感に触れながら、音楽と共にある毎日を過ごしていく。
音楽が否定的に捉えられることの増えたこの時代に、音楽に関わる全ての人が幸せであることを願う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 22:23:31
173994文字
会話率:39%