全世界同時に突如として現れた様々なサイズの漆黒の沼は近くにいた生物を触手で捕食し始めた。
沼が出現してから六時間後。世界が対策を練っている間に一つの沼が光り輝き消滅する。その場に残されたのは取り込まれた生存者たち。
事情聴取の動画で魔法
の存在が知れ渡ると都心部の民間人は一斉に沼の位置の情報を求め、魔法を我が手にと暴徒と化す。
そんな矢先、高校二年生の学生。天鐘通(あまがねとおる)は雨降る中コンビニへ向かう途中に偶然にも漆黒沼を発見してしまう。
これ良しと、騒ぎに乗じて作られた「ダンジョン沼の秘密」といった怪しげなサイトに沼の位置情報をオークション商品として出品する天鐘。
購入が確定し振り込まれた金額は学生には身に余る億単位の大金。あまりの金額にやってしまったと後悔した時、四肢を拘束され沼に引きずり込まれてしまう。
沼の内部は生存者の証言通りのダンジョンだった。
慎重深くダンジョンを進み初のモンスタースライムとエンカウント。偶然持ち合わせた雨傘でスライムに触れることなく核を壊すと天鐘の体に人生で経験したことのない感覚が襲い、レベルアップを果たす。
そしてレベル2になった天鐘に念話が囁いた。「スライム召喚」をその身に授けると。
スライムは無事召喚され天鐘がプルと命名。軽いスキンシップをしてる最中に異変が起きた。
突然プルが変異覚醒。シークレットスキル『封印されし多重核機能』の開放に成功すると、天鐘はこれをきっかけにダンジョン秘蔵情報と秘密技能を次々と手に入れ、次第に頭角を現すようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 00:00:00
312365文字
会話率:44%
「奏様、お慕い申しております」
ある日、人類にスキルが付与された。だがダンジョンはおろかモンスターすら出て来る気配が無く、人々はスキルに振り回されながらも変わらぬ日常を過ごしていた。
そのスキルが付与されなかった男子高校生、佐野 奏(
かなで)。女子力が高く見た目も女の子に近い奏は、クラスメイトから妹弟(いもおとうと)として愛でられていた。
スキルとは無縁の世界で平凡な日常を過ごしていた奏であったが、登校中に車に轢かれそうになっていた老婆を助けたことをきっかけに状況が一変。何故か美少女が犯罪者に襲われているシーンに何度も遭遇し、彼女達を命がけで助けることになる。
しかも助けた美少女はお嬢様学校の生徒で、彼女達の家族は偉い人だらけ。
警視総監、銀行頭取、財閥会長まで!?
実は奏には本人も知らないシークレットスキル『因果応報?』が付与されていた。そのスキルの恩恵を求めて偉い人達はこぞって奏と仲を深めたがる。
「ぴええええええ!」
偉い人から頭を下げられ美少女には惚れられ、あらゆる意味で奏のドキドキが止まらない。
ひたすら褒められ、愛され、照れさせられる。因果応報ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 18:41:57
416094文字
会話率:49%
ヒーロー好きな高校生マサヨシはある日、クラスメイト達と異世界へ迷い込んでしまった。そこは戦う事を強要される厳しい世界だったが、マサヨシだけは用無しとばかりに追放された挙句、理不尽な理由で殺されてしまう。しかしその直後、マサヨシに隠されていた
力【復活】が発動!さながらヒーローのように蘇ったマサヨシにはなんと、本当にヒーローへと変身する能力が備わっていた!夢を叶えたマサヨシは、その力でクラスメイトや異世界の人々を救い、やがて歴史に名を残す英雄(ヒーロー)に成る––––異世界変身ヒーロー物語、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-28 13:04:19
67544文字
会話率:34%
【PV15000突破!】 華麗なる変身!!
複数の主人公が織り成す物語。
転移した俺に、チートな能力を神様にもらうイベントは無かった。Sランク冒険者と、チートゴブリンの戦争に巻き込まれながらも、モテたい俺は、【魔道兵器G】となる!!
剣
道の試合中に事故死したオレは異世界で田舎暮らしを満喫していた。だが街がゴブリンの大群によって襲われる。転生者の能力と剣道の技を武器にオレは抗う。
これといって取り柄の無い、魔道具オタクのマガトは、レア魔道具見たさに危険な闇のオークションへ参加してしまう。シークレットスキル〈受け継ぐ者〉を持つマガトは一体何を受け継ぐのか……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-27 15:54:30
130117文字
会話率:34%
どんな鑑定師に会ってもスキルなしの烙印を押されたリディ。
最後の望みに裏路地にあるたった一件の鑑定屋に行きたいと言ったが断られて遂に稼業パーティから追放されてしまう。
稼業パーティからポツンと一人にされたリディは空しく裏路地の鑑定屋に向
かった。
最後の鑑定屋に入るとそこには忙しそうな美少女がいた。リディはドキリとした。片思いの予感がした。
恐る恐る忙しそうな美少女に話しかけると切れられて怒られたリディ。
リディは来るんじゃなかったと思ったが諦めずに鑑定して下さいと言った。
相変わらず忙しそうな美少女はまた切れては怒り始めた。が最後にリディの僕にはスキルがない発言が奇跡を生んだ。
なんとあれだけリディを煙りたがっていた美少女が急に鑑定してくれることになった。
これはなんやかんやでリディのことが急に気になった美少女ことアイリーンと無事にスキルを発現出来たリディが織り成す物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-30 10:04:51
47802文字
会話率:43%