今夜は、ずいぶんと長い夜になりそうだ。
最終更新:2023-07-15 07:00:00
265文字
会話率:0%
短編に纏めきれなかったお話。全18話。
このお話には追放、もう遅い、といったものが若干含まれていて、コールタールに小さじ一杯分の砂糖を入れたような恋愛要素が含まれているかもしれません。ざまぁ度合いは上級者なら感じ取れる程度。
登場人物の大半
は一見するとマトモですがその実ロクでもない。
クラエス率いる冒険者チームの一員であったコレットは、しかしマトモに戦えるわけでもなく雑用係として存在していた。だがしかしとうとうチームからの脱退を求められてしまう。行くアテのない彼女が行きつく先は何と別の冒険者チーム。しかもクラエスとはライバル関係にあった所だ。
戦えない自分を引き入れる意味は? こんな自分に価値はあるのか?
けれども新たな居場所を与えられたこともまた事実。コレットにできる事は限られている。だからこそ、彼女は精一杯自分にできる事をこなすのである。その行きつく先は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 06:00:00
95980文字
会話率:11%
アルビノ〜白い個体〜
一匹のゴブリンがいた。
肌の色は白く毛髪も銀色に見える程白い。浅黒い深緑をした肌でコールタールの様な黒さの髪を持つ他のゴブリンと比べると明らかに異質。そんな、見た目が少し違うだけのゴブリンが生きる物語。
最終更新:2017-11-05 20:19:55
4080文字
会話率:24%
満たされない欲望に妄想と嫉妬を繰り返すうち、ユキはいつしか内面から噴出すコールタールのような重くどろどろとした気分に埋もれてゆく。気がつけば、すれ違った人の笑い声や景色は遠く過ぎ去り、足元には決して離れない真黒な影だけが残った。
最終更新:2009-08-03 08:51:41
56465文字
会話率:18%
兄が拾ってきた猫はコールタールに塗れて、弱った子猫でした。
最終更新:2006-02-24 21:16:41
1794文字
会話率:8%