「――うぐっ!」
「これは制裁だ! お前が約束通り金を用意できなかったから、当然の罰だ!」
いつものようにイジメを受ける高校2年生の主人公小路和刻。
今日もそんな自分の不幸に憂いていると唐突に脳内でアナウンスが流れた。
『――参加
者全員に告ぐ。瘴気は満ちた。これで【触媒】さえあれば完全なものとなることができる。我々は人間の生み出した兵器を遙かに凌ぐその力でこの世を牛耳るのだ。ともあれまずは【触媒】を見つけ、不要な人間やモンスター共を殺し、食い、レベルを上げ……時には同胞を蹴落とし新世界の王として君臨することも面白いだろう。……これにて我の務めは終わった。今度こそ魔族の繁栄を、理想郷を……』
魔族、触媒、瘴気。
訳の分からない言葉が並ぶアナウンスに耳を傾けていると、姿を現したのは1人の魔族。
人類の敵であるその魔族の手によって窮地に立たされた主人公だったが……。
『伝達可能確認終了。適合魔力、適合者として認識完了。適合者に告ぐ、レベルの付与を行いますか?』
とあるきっかけによりレベルの付与、さらには《時間操作》というスキルまで顕現させる。
そしてその結果、魔族やモンスターとの戦いにその身を置くこととなるのだった。
これは魔族という存在によりレベル・ランクという概念が生まれた世界で、レベル付与の適合者となった主人公がモンスターや魔族と戦い、英雄と呼ばれるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 12:02:30
20590文字
会話率:41%
結婚詐欺のカモにした女に刺殺されたセイヤは、謎の存在ギフターからステータス改竄の能力をもらって異世界に転移し成功を収めるが、空虚な人生を送っていた。そんなある日、彼は騎士団への入団を目指す少女チルと出会い、空虚な人生が変わっていく。
最終更新:2023-01-15 17:56:42
11900文字
会話率:43%
「フィルド。お前はもう必要ないんだ」
「本当にいいのか? 俺のポイントギフターのスキルは、経験値を分配するだけじゃなく増加も……」
「良いから早く出ていけって。もうここにお前の居場所はないんだから」
「そうそう。お前みたいな役立たず雇ってる
金でさ、うちは他所からエースを引き抜いたんだよ」
「そうか」
幹部陣からそう言われ、ギルドをあとにすることを決めたフィルド。
その直後、国内トップの成績を走り続けていたギルド『栄光の光』は崩壊の危機に直面することになる。
「どんどん力が発揮できなくなるぞ……!?」
「剣が重い……?」
「えっ……魔法が出ないんだけど!?」
フィルドに指示して溜め込んでいた経験値が剥がされて残るものなど、何年もぬるま湯生活をしてきた者たちにあるはずもない。
新規加入した剣聖もまた、ポイントギフターありきで移籍を決めていたため、話が違うとすぐに飛び出す始末。
ギルドが崩壊していく一方、自由を得たフィルドは、これまで分け与えていた経験値が全て個人に還元されたことで、
大陸随一の実力者に成り上がっていた。
※すかいふぁーむさんとの共著です。原案、プロット、すかいふぁーむさん。本文つくも。
※アルファ、カクヨムでも連載中
※ハイファンタジー日間1位 週間2位 月間7位 総合日間2位 (最高到達順位です)
※現在 夜18時一日1回更新中。
旧題『経験値分配能力者《ポイントギフター》の幸せなソロライフ〜「経験値を配るだけの無能に払う金はない」とギルドを追放されたけど、俺のスキルは経験値を二倍にするし俺がいなくなると効果がなくなるけどいいですか〜』
※第1章ソロライフ編完結
※第2章エルフ国編完結
※第3章王都混乱編 完結
※第4章ドワーフ国編連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 05:04:43
182371文字
会話率:60%
世界に7人しかいない不思議な力を持つ人間SevenGifters(セブンギフターズ)。そのうちの一人
想川実(おいかわ みのる)は妹を救うためSevenGiftersを探すことになる。しかしそれは一筋縄には行かず…
最終更新:2022-07-07 19:00:00
11424文字
会話率:58%
突然、やって来た異世界からの上位種ヴァルナ。その侵攻に人類は狭い地域に追い詰められた。しかし、人類はギフター達の活躍により、ヴァルナの幹部の一人を倒し、反抗の糸口をつかんだ。
主人公グラムは人類の次の一手、新型パワードスーツの被験者に応募す
る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 20:13:55
18145文字
会話率:61%
ラセルは、十五歳の誕生日を迎えたその日に〈祝福の儀〉でレベル0を授かってしまう。
しかも、言い渡されたクラスは、不遇職とバカにされている贈与士(レベル・ギフター)。
魔物を倒すたびにレベルが下がるこの世界においては〈祝福の儀〉で受け取るス
テータスがすべてだ。
魔術学院時代から婚約を誓っていた許嫁にもアパートを追い出され、ラセルは人生最良の日である十五歳の誕生日に人生が詰んでしまう。
許嫁には迷惑をかけられないという思いで、ラセルは国を出てほかの土地へ行こうと決断する。
その最中、ラセルは魔物の襲撃に遭う。
レベル0の彼が敵うわけもなく、ラセルは死を覚悟して敵の攻撃をその身に受けた。
しかし。
その時、思ってもみなかったことが起こる。
レベル0は、マイナスのオーバーフローを起こして、レベル999となったのだ。
この時のラセルはまだ知らない。
贈与士(レベル・ギフター)には、隠された力が秘められているということを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-04 19:36:01
11961文字
会話率:27%
12柱の神々を信仰する世界。各神々は己を進行する12の大国にギフトと呼ばれる兵器、そしてギフターと呼ばれる超人を授けた。
異世界から呼ばれたというギフターが神々の力を行使する戦争が勃発する中、一人のギフターが戦いの惨禍を忌避し敵国の王女と
恋をする。
二人の子はやがて成長し自ら戦いの渦へと身を投じ、新たなる歴史を作ろうとする。
力無きものは淘汰される世界でそのシステムの綻びに気づいた少女がいた。彼女もまた、仲間たちとともに歴史には残らない戦いを繰り広げながら人々を救おうとする。
似て非なる二人が紡ぐ物語の結末とはーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-25 13:18:54
47309文字
会話率:58%
この世界は私たちが住む世界と何ら変わらない普通の世界。
朝起きて学校に行き、クラスメイトと共に過ごし、特別なことなんてない日常がずっと続くはずであった……。
その変化が起きたのは三年ほど前のことだ
突如人々の中に人智を越えた異能の力を使う
者たちが現れたのだ。
その力は神様から与えられた特別な力『ギフト』と名付けられ、ギフトを与えられた者は『ギフター』と呼ばれるようになった。
ギフトには様々な力が存在し、
ある者は火を出し、ある者は聖剣を振るい、またある者は女子のスカートの中を透視できると言う。
そんなギフトが存在する世界で、白楼高校に通う高校二年生の夢宮 望(ゆめみや のぞむ)は未だギフトを持っていなかった。
ギフトを持たない彼は一部のクラスメイトから『能無し』とイジメを受けていた。
そんな時、彼は心から願った。
能力さえあれば……能力が欲しい……と
そんな彼の前にギフトを与える女神ルーヴェ・クリスフォールドが姿を表した。
『能力が欲しい』と願う少年に彼女が与えたギフトとは……。
学園異能力バトル小説ここに開幕!
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久しぶりの小説になりますので、読みにくい等あると思いますが、楽しく書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします(*^^*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-17 12:00:11
33398文字
会話率:57%