後漢末期、江東に一大勢力を築き、”江東の小覇王”と呼ばれた孫策は、不覚にも暗殺で命を落とした。
しかし不思議なことに、彼は8年の時をさかのぼって再び生を得る。
時は父 孫堅が亡くなったばかりの192年。
父親の訃報を聞いて倒れた孫策に、未来
の彼の意志が宿っていたのだ。
しかも無二の親友である周瑜も、同様に蘇っていたことが判明する。
これを天意と見た2人は、改めて中華に覇を唱えようと、決意を新たにした。
失意のうちに果てた男たちの逆襲が、今はじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 07:00:00
101945文字
会話率:38%
どこにでもいる普通の会社員、八重雲正人(やえぐもまさと)は助けを求められると、自分の時間を犠牲にしてまで他人を助けるお人好しだった。ところが信頼していた人に裏切られ命を落としてしまう。
気が付くとレイという名前で別の世界へ転生していた。この
世界では自分をもっと大切にして生きていこうと決意を新たにし、強い人間になろうと魔術の勉強を始める。この世界では使い魔が存在し、その術者はサモナーと呼ばれ、有名な冒険者や王国最強の騎士団と呼ばれるサモナー隊は尊敬の対象になっていた。レイも憧れのサモナーとなるべく奮闘するが、ついにその努力は報われず使い魔のいない落ちこぼれとなってしまう。
その後冒険者ギルドに所属して自分の居場所を見つけたと思った矢先、使い魔のいないレイならば、自分たちが逃げる時間稼ぎになるという理由で仲間に裏切られ、魔族の巣になっている洞窟奥へと取り残されてしまう。前世でも裏切られたレイは絶望の中、ただただ自分の無力さを呪いながら魔物に襲われ命を落とすと思われた。しかし突然レイの体から強力な使い魔が現れ、眼前の敵を瞬く間に一掃してしまう。現れた使い魔は伝承でしか知られていなかった神獣、不死鳥<フェネクス>だった。
これは落ちこぼれだと思われたレイが、伝説の神獣使いとなりその実力を隠しつつも、様々な人たちと関わり合い、成長し事件を解決していく異世界成り上がりファンタジーである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 22:25:55
68529文字
会話率:46%
「ありがとう。母を助けようとしてくれて」
管森 新にそう感謝したのは、毛先が光る角の生えた少女だった。
その少女はあろうことか、彼の住むワンルームの黒いシミから現れた。
加えて新にはその感謝はとても痛いものだった。
なぜなら
、その母は13年前、同じようにして現れて攫われた1人の少女だったのだ。
この出会いをきっかけに、新は同じようにして現れる者たちの問題と過去の苦い思い出が絡まる揉め事に巻き込まれていく。
もう2度と、誰も失わないように。
今一度、必ず誰もを救えるようにと。
自身の身にある『堪える』の力を新たにして。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 18:05:54
15050文字
会話率:40%
婚約者の王太子に裏切られた侯爵令嬢のカロリーナは、処刑される寸前だった。王宮の冷たい廊下を、兵士に引きずられながら連れて行かれる。必死に抵抗するカロリーナは、怒りの感情が頂点に達しその状況から逃れるためか前世の記憶を思い出した。なんとか危機
一髪で処刑を回避したが、身一つで王宮から追い出され下町での生活を送ることに……。機転を利かせたカロリーナは、修道院に身を寄せる。そこで地味な暮らしに馴染むも、元の人格であった悪女であるカロリーナの感情が心の中でくすぶり続ける。このまま平民として生きていきたくないと心を新たにし、王太子妃の座に返り咲いてやると決心する。前世の記憶を取り戻しひたむきで思いやりのある性格に変化した侯爵令嬢が、悪女としての自分も抱えながら下町からやり直し自分の力で元の地位に返り咲く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 12:10:00
150701文字
会話率:41%
仙歌(せんか) 卓斗(たくと)は自分の人生を見限り、諦めながらも自殺は選ばず惰性で生きる事を選んだ。
今年で26歳、三十路に片足突っ込んだと思って婚活でも……と思うものの、学歴の劣等感、人間関係の構築下手で始められそうもない。
唯
一無二の親友へご祝儀を渡す事だけをささやかな幸せとして目標に、これからも頑張っていくかと決意を新たにした矢先、気が付けば異世界に召喚されていた!
「何よ、このデブーーー!!」※召喚者の第一声
開幕罵倒から始まる異世界学園ライフ?!
幼馴染みへ義理と友情のご祝儀を渡すまで死ねないので早く元の世界に返してくれと懇願しながら足掻いてみる事になった卓斗の命乞いは通用するのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 17:06:59
13034文字
会話率:37%
IT企業のウェブマーケティング担当の30歳、田中文香は、金曜日の朝会社で同僚の長谷川の顔を見て、自分が後悔していることを確認した。
昨夜、アルコールのせいで体を許してしまった。
雨の週末、転職サイトに登録をしたところ、月曜日に毒島美紀と名乗
る、転職エージェントから「早急に面談」をしたいとのメールを受け取った。
水曜日の夕方、文香は指定されたホテルで毒島美紀と面談をした。
毒島美紀は文香のことをよく知っていた。リーダーを務めたプロジェクトが失敗したこと、長谷川との関係、さらにはすでに転職した男との関係までも。
彼女は文香に対し「今の仕事では成功しない、あなたは自分を見失っている」と断言すし、仕事をオファーする。文香は決して受け入れることのできない仕事を。
文香が断ると、毒島美紀は「あなたにしかできない仕事をしてほしい、私は人助けが好きだ」と言って…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 16:14:56
12243文字
会話率:34%
村雨丈一郎は、40歳バツイチ。サラリーマンで、中堅企業のコンサルタントだ。頭の回転が早く、コミュニケーション力も高い。幅広い知識をもつのだが、特筆すべき専門スキルはない。ただ、この浅すぎないが深くもない広い知識と、兄貴分な気質とバツイチ、子
育て経験からくる多様性と面倒見の良さ、優しさから人には慕われ、マネジメント能力には秀でている。35歳で再婚して妻と娘と3人暮らししており、生活には満足している。
そんな丈一郎の前に突然女神が現れる。女神は彼に「この世界において、あなたにしかできない重要な役割がある」とだけ伝え、丈一郎は異世界に転生させられてしまう。
異世界に転生した村雨丈一郎は、平凡な平民の家庭に生まれます。女神からは転生時に特別な能力チートを与えられており、丈一郎は前世の記憶とスキルと合わせて、異世界を生き抜いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 00:58:30
3180文字
会話率:0%
高校時代に片思いを抱いたまま声をかけられずにいた光太は、10年後の同窓会で、かつての想い人であるシングルママの理実と再会する。過去の想いを新たにし、理実と彼女の娘との絆を深めながら、光太は自身の内気さを乗り越え、彼ら三人で新しい家族の物語を
始めるために奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 08:00:00
18870文字
会話率:32%
これは大いなるクソの物語
最終更新:2024-03-29 15:27:18
16164文字
会話率:6%
作者が連載しているエレメントルーラーの設定資料集です
キーワード:
最終更新:2022-10-11 18:31:23
432文字
会話率:0%
イタチになったンゴ!!!
最終更新:2022-08-07 15:25:56
17335文字
会話率:33%
所属サークルの企画にて書いたSS三本目になります。皆さん天ぷらは何が好きですか?私は舞茸の天ぷらを天つゆにひったひたにしてその汁事かぶりつくのが好きです。海老天書いたのに。
最終更新:2024-01-03 12:11:28
904文字
会話率:40%
★当作品は2023年7月に作者の『小さな殿下と私』で連載してい主人公セレティーナの親友ブローディアが主人公のスピンオフ作品になります★
※すでに読まれているかもしれませんので、ご確認の上お読みください。
【あらすじ】
二ヶ月後に婚礼を控えて
いる伯爵令嬢のブローディアは、諸事情により婚約17年目にして初顔合わせとなる10歳年の離れた婚約者のノティスから、婚礼準備と花嫁修業を行うという目的で屋敷に招かれる。しかし国外外交をメインで担っているノティスは、顔合わせ後はその日の内に隣国へ発たなたなければならず、更に婚礼までの二カ月間は帰国出来ないらしい。やっと初対面を果たした温和な雰囲気の年上な婚約者から、その事を申し訳なさそうに告げられたブローディアだが、その状況を使用人達との関係醸成に集中出来る好機として捉える。同時に17年間、故意ではなかったにしろ、婚約者である自分との面会を先送りして来たノティスをこの二カ月間の成果で、見返してやろうと計画し始めたのだが……。
※一話目冒頭に読まれる前の注意事項があるのでご確認の上、当作品をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 17:00:00
138567文字
会話率:47%
レンにしてしまったことで悩むミクは、かつて一匹狼と言われていた時のことを思い出していた。
パーティを組まないかと声をかけてきた女。
その理由は「私より弱そうだから」。
ミクは女の実力を確かめるため、難易度の高いクエストに行くこととなる…。
最終更新:2023-08-29 13:07:35
5243文字
会話率:21%
人よりも十倍以上存在感が薄い高校一年生、宇治原簾 (うじはられん)は、ある日買い物へ行く。
目的のプリンを買った夜の帰り道、簾はクラスメイトの人気者、重原愛莉 (えはらあいり)を見つける。
しかしいつも教室でみる活発な表情はなくどん
よりとしていた。只事ではないと目線で追っていると彼女が信号に差し掛かり、トラックに引かれそうな所を簾が助ける。
事故から助けることで始まる活発少女との関係。
愛莉が簾の家にあがり看病したり、勉強したり、時には二人でデートに行ったりと。
愛莉は簾の事が好きで、廉も愛莉のことを気にし始める。
故障で陸上が出来なくなった愛莉は目標新たにし、簾はそんな彼女を補佐し自分の目標を見つけるお話。
*本作はフィクションです。実在する人物・団体・組織名等とは関係ございません。
*本作はカクヨムさまなどでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 19:29:19
102298文字
会話率:32%
この世界で幸せになるってえのはけっこう難しいことなんかな?
僕は訊くともなく訊く。
それはそうやろ、と君は言う。わたしとあなたにしたって、それぞれでいろんな道を辿ってここまで来たやん? 「ここ」って、場所だけの話じゃないよ? この状態
……現状って意味ね? わたしがああしてたらわたしはここにおらんかもしれんし、あなたがああしなかったらあなたはここにおらんかもしれんし。二人のどちらかがここにおらんかったら、な? 幸せじゃなかったやろ?
でも、ほしたら僕は他の誰かと幸せになれとるかもしれんね。
そういうことだろう?
バカ、と言われる。君は頬を膨らませて怒ってしまう。
でも僕は笑っていられる。
なるほどね。これがね。
僕は君が笑ってくれるのを、笑いながらただ待つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 13:44:11
76837文字
会話率:61%
どういうときも、人と関わるのは避けようとする。嵐の過ぎたあと、休みの終わったあと、動き始めた世界に、飛び乗れないでいる。優しいあなたにしか、話し出せない。
最終更新:2023-05-08 21:28:00
390文字
会話率:0%
生きている限り、よい思いも、良くない思いも抱き続けるだろう。ぼくにしても、あなたにしても、それでいいとしよう。ここからもがき続けるよりも、それでいいと感じられるほどに、様々な自然の姿を見つめてゆきたい。
最終更新:2020-02-22 03:02:20
360文字
会話率:0%
台風をこれほど大きくしたのはどなたですか。意識はしなかったんでしょうけれど、ありのままを思えば、優秀な、明晰な、合理主義な、人々なんだろうと思うのです。人々が皆、その日暮らしでいたなら、台風は大きくならなかった、人々の長生きは、起こらなかっ
たにしても、台風はこれほど大きくならなかったと思うのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-09 20:12:01
411文字
会話率:0%
恋さんが白夢母の作品集を本棚から取って見る事にしたみたいです。白夢さんの作品は形にはめったにしないんだとか。
最終更新:2023-04-14 17:39:15
999文字
会話率:0%
読み切りの作品です!
『たにし長者(たにし息子)』という日本昔話が好きなので、アレンジしてみました。
もし良かったら、読んでみてくださいね♪
また、『カクヨム』様にも掲載しています。
最終更新:2023-03-11 11:22:40
1675文字
会話率:16%
僕は荒谷修也(あらたにしゅうや)。もうすぐ高三になる二年生。
でもって、今は2月のはじめ頃……となればバレンタインデーが気になるのは健全な男子高校生としては当然。
高校になった頃から想いを寄せてる幼馴染の木屋雅美(きやまさみ)から義理
チョコくらいはもらえるだろう。
しかし、本命チョコがもらえるかというと希望薄だ。なんせ、僕は結構なヘビーゲーマーで、雅美ちゃんは
ちょっとはゲームもするけど、品行方正な子で僕がやってる濃いゲームなんぞ知られたら引かれるだろう。
そう思っていたのだけど、ひょんなことから雅美ちゃんもまた廃ゲーマーらしいことが発覚。
「私と修也だけの秘密だからね?」
彼女の秘密を共有できた気がして、ちょっと嬉しい僕だった。
しかし、急に距離を縮めて来て「ひょっとして……」と思えば、バレンタインデーには
チョコを渡してすぐ逃げられる始末。
彼女曰く、プレゼントした新作PCゲーをプレイすれば全てがわかるということだけど。
一体どういうつもりやら。
ともあれ、プレゼントされた脱出ゲーの謎解きを進めて行くと、
『修也』
『幼馴染』
『一緒の高校』
明らかに僕たちに関係するキーワードが見つかる始末。まさかだけど……。
これは、素直じゃない面倒くさい廃ゲーマーの少女がバレンタインデーに込めた想いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 17:50:16
8179文字
会話率:42%
ゲームが飛び抜けて好きな男、光谷英治(こうたにえいじ)が作り出した‘プロジェクトアビリティ’をやる、刈谷庄司(かりたにしょうじ)の大学生の男の子のお話。そしてかつては栄えていたホワイト・ウィットという街、そこで起こった、ゲームの中の世界の3
大出来事の中の一つの事件を起こした人物は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 23:52:34
1726文字
会話率:53%
第一話 秋風
「勘当されたにしろ、心を入れ替えて真面目に家業に精を出すと、親に泣きつけば、江戸でも有数の両替商越後屋の跡取りの身ですよ。今は 文無しでも・・親分に損はさせませんよ。そこを・・頼んでるんじゃないですか」
幸太
郎には罪の意識がまるでないようだ。
「そういうことなら、ま仕方がない。少し手をまわしてみましょうかね。私の名前がこれっぽっちも表に出ちゃ困りますからね」
「わかってるって事よ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 16:58:45
2115文字
会話率:41%