ヒトの世は無知蒙昧の連中で溢れていて神も仏もあったものではなかった。――いや、一応は神々や仏、精霊と呼ばれる方々はおわしまして、だがしかし、ヒトの世とは大した関わりも無くあっちはあっち、こっちはこっちと神仏もヒトも銘々がてんでばらばらに、
それぞれ好きな様にその日その日を暮らしていた世界。
しかし或る時、ヒトの中の変わり者達と神々の中の変わり者達によって神々や精霊達の持つ知識や技術がヒトの世にもたらされる事となった。「頒明解化(ぶんめいかいか)」――それにより、ヒトの世の生活が変化し始めた。
そんな世界の日之許(ヒノモト)国、東の京・塔京で懸命に生きる青年、島津結三郎の物語――。/
「マジナイ神」の執筆がおろそかになっていますが、どういう訳か新しい物語の構想がずるんとまろび出てしまいました。ジャンルは相変わらずのガチムチ汗くさ男子しか出て来ないボーイズラブの様なゲイラブ物語です。「マジナイ神」と違い、全く物語の先の展開とか考えていない見切り発車で執筆を始めてしまいました。
ですので、物語の更新速度も、内容の展開もとてつもなく遅いですのであらかじめ充分に御理解の上での御拝読を御願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 22:57:22
316586文字
会話率:38%
鳩に豆鉄砲を食らわせたのなら、「鳩が豆鉄砲を食らったような」ということわざがある通り、勿論突然の出来事に驚いて目を丸くするであろう。
では、幸福のしるしの意味がある「青い鳥」に豆鉄砲を食らわせたらどうなるのだろうか?当てることで幸せをゲッ
ト出来るのか、逆に当ててしまったから不幸になってしまうのか、それとも…
冴えない男子大学生の千春ちはるは、謎の女子高生の美芽留みちるに誘拐してと頼まれる。そんな一言から始まる2人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 22:26:39
70736文字
会話率:66%
人よりも周囲から気づきを得るのが得意な女学生、鹿倉由美絵《しかくらゆみえ》は、ある日インターンシップの帰りに駅前の雑踏の端に座り込んだ男、新部高典《にべたかのり》に気を留めた。
上質なメンズスーツを身に着けた中で、シャツだけをしわだら
けにした高典に興味を覚えた由美絵は、高典の油断を誘って行きつけのバーラウンジへと連れ込む。レディススーツから色気のあるワンピースドレスへ着替えた由美絵に翻弄されつつ、高典はひとまず一杯を共にすることにした。
カウンターに並びでカクテルを飲んでいると、由美絵は高典のシャツのしわについて尋ねる。高典はその所以を喋ってみせるが、そこに嘘があることを由美絵は看破した。
シャツにしわをつけたのが他ならぬ高典自身であることを由美絵に指摘された高典は、逡巡を経て質問に答える条件を由美絵に持ちかける。ショットグラスに注がれた酒を一方が飲んだら質問ができて、もう一方は答えなければならない一問一答だ。由美絵がシャツのしわの”なぜ”を問うなら、由美絵も高典の質問に答えなければならない。由美絵は酒の余興を受け入れた。
お互いに飲んでは問い、問われては答えを交互に繰り返すうち、由美絵は自身の中で納得のいく答えに辿り着いた。その答えを示された高典は、回答を継いで自ら語る。シャツのしわは高典の新人時代の失敗と分不相応だった傲慢さの象徴だった。
秘密を語り合った2人はしばらくただの友人の様に酒を交わす。楽しい一時を過ごし終えると、由美絵は青シャツの襟を正してラウンジから去る高典を見送った。
---
本作はgithubで管理し、note及びカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 22:36:45
10938文字
会話率:53%
最低限の生きるための事しかしなかったルドは、ある日気まぐれで手助けしてしまった少女に気に入られてしまった。その日から徐々に日常が非日常へと変わる中、自分の隠していた秘密をその少女にバレてしまった。
「その力を、私に貸して!」「………いや、な
んだけど……」
無気力な少年と好奇心旺盛な少女がの凸凹コンビが少しずつ世界を変えていく!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 02:00:00
4098文字
会話率:34%
父親の転勤で地元から都会へ引っ越さなければならなかった俺は、最後の日に好きだった女の子と何かを約束して『しるし』を分け合うが、今となっては誰とどんな約束をしたのかも思い出せない。
八年後、再び都会から地元へ戻った俺はその女の子を探そうと
するのだが、まったく全然探せないままに無関係な女の子達と仲良くなっていってしまう。
・主要登場人物
中道湊太(なかみちそうた)
際田天雨(きわだあめ)
湖波坂絵(こなみさかえ)
茨野睦花(いばらのむつか)
帆崎風亜里(ほのざきふあり)
真名は【思い出の子】。
よくあるジャンル『思い出の子探し』の上代バージョンです。
【僕と親友と親友の彼女】終了後に連載開始致します。【僕と親友と親友の彼女】が見向きもされなかったら落ち込んで書かないかもしれません。わかりません。
1話ごとの文字数を減らすかもしれません。
宇羽の物語ですが、方言(訛り)ではありません。一般受けを考慮しました。申し訳ございません。
よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 20:29:25
1121文字
会話率:0%
聖女アイルはささいなミスから格安の値段で身売りされることになった。
そのお相手は悪名高い『貧乏怪物伯』ユーリウス。
なかば誘拐されるように連れて行かれた先は……まさかの空の上!?
しかも大量の手作りスイーツの前に、意外とイケメンだったユー
リウスが嬉しそうに言う。
「好きなだけ食べてくれ――俺のお嫁さん」
ユーリウスの少しずれた歓迎にしるしに、翻弄されっぱなしのアイル。
だけど次第に絆され、一緒におしごとしながら溺愛されていくお話です。
※飲酒描写があるためR15指定にしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 20:11:12
13040文字
会話率:37%
「印」(しるし)に翻弄される世界。それは神の祝福か、それとも呪いか。
最終更新:2023-06-05 23:07:56
88045文字
会話率:55%
勇者が出てくるような英雄譚ではない、
聖者が出てくるような救世譚でもない。
これは焚火を愛し、焚火に愛された男の話。
冒険者の日常を細かく書きしるし、後世に伝えたい。
焚火を見ると人は穏やかな気持ちになるだけではない、
焚火を浴び
ると傷は早く癒え、肉体は強化され、体から力があるれる・・・・
あれ・・・・普通の焚火じゃない?変哲もない冒険譚ではない?
今回初めて小説を書きます。
まとまってなかったり、無駄に長かったり、細かすぎたり、不出来だと思いますが
頭の中にある物語を書ききれればよいなと思ってます。
良かったら読んでいってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 15:20:20
171030文字
会話率:60%
今日のも記事からのインスパイア
キーワード:
最終更新:2022-09-25 15:57:48
274文字
会話率:93%
植民可能な緑の惑星が、その文明史上初めて発見された。
帝国の女王は、その地に、権力の徴(しるし)を自ら付けるべく意気込む。
だがそれは不可能と、宮中の誰もが知っていた。
そこで白羽の矢が立てられたのは、平凡な宮仕えの侍女、ハルバラだった――
。
※カクヨム・ノベルアッププラス・エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-07 10:33:53
3903文字
会話率:41%
思いつくままに 転生ものをしるします
通常の人生にあり得ることを 書きたいです
最終更新:2022-08-06 07:37:32
372文字
会話率:0%
ウラブによって、人は生きるよろこびを知り、地は満たされ、そして世は統べられる。
ウラブという絶対の存在への信仰によって人々の生きる世界で、ひとりの預言者がウラブの声を聞いた。
「これより千年ののち、人々が、わたしの声とみずからの心を
見失い、闇が世界をおおいつくすとき、呪いの声にこたえて大いなる影が立ち上がり、すべてを破壊する」
その声に絶望する預言者に対して、しかし、ウラブはこうも言われた。
「そのとき、わたしの巫女であるエダが丘に降り立ち、かなしき時をつなぎ閉じ、光にみちたウラブを思い起こすみちびき手となるだろう」
そして、その預言から千年を経たいま――。
歪みを抱え続けた世界は、預言のとおり、いまにも引き裂かれつつあった。
みずからの抱える矛盾とともにいびつに拡大したウラブ信仰のかなめである教主塔と、教主塔によってかくされた預言をひそかにかたりつたえるかげの信仰者たち、ウラブへの信仰をその権力と支配へ無自覚に利する国家たち、そして、ウラブを見失い、心をも見失った人々のすがたが、そこにはあった。
かつて預言者がウラブよりさずかった預言は、ほんとうにウラブの声であり、それは成就されるのか。
だれもがおそれ、そして待ちのぞむ、ウラブを証する千年の時をつなぐ巫女エダは、その丘におり立つのか。
ウルと呼ばれる、呪われたおさなごたちの一人として生を受け、信仰とも預言ともかかわらずに生きてきた少年アゼルは、かれらウルが棲みついた、くらい地下の闇のなかで、ふしぎな、ひとりの少女に出会った。
そして、かれは、少女とみずからの運命に引きずり出されるように、まばゆく、しかしおおくの試練がまつ、地上の旅をあゆみはじめるのだった。
※他サイトにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 08:08:28
121994文字
会話率:21%
第七ドラゴン騎士団の団長アレクは相方のドラゴン・アレハンドラを探していた。アレハンドラは幼子に祝福のしるしを与えた。
最終更新:2022-07-26 21:54:23
13759文字
会話率:48%
俺死ぬのか?
叔父さんの死んだ理由と真実が知りたい。……こんな現実から逃げ出したい。
そんな思いで逃げ込んだ森で、志穏は叔父さんのスケッチブックを片手に光に穿(うが)たれる。
目が覚めると、志穏は見たことも無い世界へ転移した。そして、
左手には見覚えのない五芒星の刻印。
どうなってんだよ……。これ!?
「 走って!! 」
見知らぬ街道の真ん中で、絶望する志穏の手を握ったのは、ベージュ色の髪の美少女、セシル。
彼女との出会いが志穏の運命を変える。
「この世界は"死んだ世界"だわ。」
そして知る。ここは人類が1度滅び、第2人類が生活する世界。それと同時に、『シェイル』という能力が世界に普及するファンタジーな世界、人が"人類"を管理するダークな世界だったことを。
困惑する中、志穏に突きつけられたものは──ゲームという名の殺し合いへの参加。
「ゲームをしようか。志穏君。」
志穏の存在が狂った世界を大きく揺るがす。
──叔父は一体何を遺したかったのか、何を志穏に伝えたかったのか。それを知るために時空を超え、少女たちと共に世界に抗う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 20:00:59
154410文字
会話率:29%
「変な夢を見た」で始まり、「そこで目が覚めた」で終わるショートショート集「変夢奇譚 ~くだらない夢のよせ集め~」より、第22夜「勇気のしるし」を紹介させて頂きます。
私は森の中にいた。『勇気のしるし』を手に入れるために・・・というお話です
。
「変夢奇譚 ~くだらない夢のよせ集め~」は、私がカクヨムで連載しているものです。
(https://kakuyomu.jp/users/Ak_MoriMori)
他にも「アルファポリス」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 10:22:39
1322文字
会話率:7%
うさぎさんの「森のとしょかん」は、今日もどうぶつ達でにぎわっています。
来てくれるひとがふえて嬉しいうさぎさんでしたが、ちょっと困ったこともおきていて……?
カクヨム様にも投稿しています。
最終更新:2021-08-04 20:06:55
1953文字
会話率:24%
いくつもの神が居ていくつもの世界が有るなかでどうやって結末を迎えるのか、神はそれを日記にしるした。
最終更新:2021-07-19 05:00:00
1030文字
会話率:76%
みつけた みつけた しるし みつけた
ひいたろ ひいたろ しるし ひいたろ
くうたろ くうたろ しるし くうたろ
みつけた ひいたろ しるし くうたろ
最終更新:2021-07-13 20:00:25
2072文字
会話率:8%
『七瀬凪(ななせなぎ)』は、親戚の巫女『月乃宮月音(つきのみやつきね)』の実家である神社で共に暮らす高校一年生の少年。彼は小さい頃に出逢った思い出の女の子と再会するため、趣味も兼ねて御朱印巡りの縁結び祈願を行っていた。
そんなある日、“ど
んな縁結びも必ず叶う”という幻の神社を発見し、そこで女神『サクラ』と出会う。この世界には、なんと本当に神様が存在していたのだった!
しかしサクラはある事情から縁結びの力を失っており、凪の縁結びが出来なかった。そこでかわりに全国の友神(ゆうじん)を紹介したいと言う。というのも、各地の神社で神様から直接いただくことが出来る特別な御朱印――“神朱印”を授かれば、凪はその後利益で必ず思い出の女の子と再会出来るらしいのだ。
神様の善意の申し出を引き受けることにした凪は、その日からサクラと一緒に暮らしていくことに。しかしいきなり家にやってきたサクラをライバル視し始める月音。
こうして三人はドタバタな生活を送りながら各地の神社を巡ることになるが、神様から“神朱印”を授かるのはなかなか大変なようで――!?
これは、人と神様とが紡ぐ、現代ハートフル御朱印ラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 18:00:00
145929文字
会話率:52%
私は猫になりたい…自由気ままでわがままで、でもとっても愛らしい猫に…
そう願った令嬢の自由気まま、わがままライフ。
最終更新:2021-01-13 22:23:52
17409文字
会話率:29%