高卒から働き始めて12年
適当で面倒くさがり屋の俺が無職になって新しく始める生活はまさかの異世界???
様々な人と出会い、モンスターを倒したり、時には戦争もしながら仲間と共に成長、一緒にお城や街も成長させて目指すは王?
まぁ、王になるとか面
倒だし、せっかくの異世界だからのんびりまったりと生きていければいいかな?
とはいえ、世の中そんなに甘くないらしく運命は勝手に動き出す。
そんなこんなで、この世界で俺の第二の人生が始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 12:24:18
55809文字
会話率:33%
アーベル王国の第一皇女として産まれた主人公ソフィアなのだが。
幼くして、アーベル王国女王、自身の母が何故か急な病で倒れ、他界。
母の死後、国王である父から、あれ程母と仲慎ましく見えていた父が、自分の父ではない。
自分は母が浮気をして出来た子
だと聞かされるのだが。
それでも国王は、自分のことを愛してくれたから。
主人公は、他人が羨むような仲慎ましいお城暮らしを続ける。
でもアーベル王国の、国王の座を狙っている宰相であるドンが、自身の息のかかった娘達をつかった。
国王へと再婚の話しを持ってくるのだが。
国王はソフィアが可愛い、愛おしくて仕方がないのと。
主人公の母を妃として迎える時に再婚はしないでくれと、義父との約束もあるから一度は断るのだが。
それから一年、国王が、そろそろ年頃の女性の柔肌が欲しくなる頃を見計らって。
ドン宰相が今度は、自身の娘の誕生パーティーをおこなうので、国王へと参加して欲しいと嘆願。
国王はこれが、ドン宰相の離反の策! 仲慎ましいソフィアと国王の仲を裂く為の陰謀とは知らずに。
国王は若い年頃の娘達と言った餌に釣られ、ハーレム王気分を堪能しにいく。
ソフィアには宰相の誕生日パーティーだから直ぐに帰宅をすると嘘をつき出かけ。朝帰りをする。
それでも幼いソフィアは国王さえ、自分の許に帰れば嬉しいので何も言わずにいるのだが。
国王はもう既にドン宰相の策に堕ち。ドン宰相の息のかかった貴族の娘達と、側室の話しがでる程の恋仲。
特に寵愛を受けているのは、アーベル王国一の美女と名高い、ドン宰相の娘を寵愛している。
だから一月も経てばドン宰相の娘は妊娠。ソフィアの死んだ母の席でもあり。
今は自分の席だった女王の座は、義母に奪われ。
義母は妹のロべリアを出産するのだが。
ドン宰相の娘が城に入り女王になってからは。
国王はソフィア避け、蔑ろにする。
そんな最中の出産なので、ソフィアは益々城内で孤立。
寂しさの余り白の実室に篭るようになる、不幸なソフィアなのだが。
その不幸に更に追い討ちが。ソフィアに不幸が訪れてしまう。
そう、この世界の不治の病の一つである精霊付きにソフィアはかかり。
彼女の愛する国王の命で、幽閉棟と隔離され。
彼女は悲惨な生活送り始める。
だからソフィアは自分から国王を奪った女と宰相への復讐を誓い。
二人への復讐の機会を待つのだった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 07:00:00
140702文字
会話率:10%
お城に引きこもりの魔王さま、ある日突然、死んだ父親の生まれ代わりだという、異世界からきた少年に結婚してくれとプロポーズをされ、恋という媚薬で封印されてしまい。引きこもりを辞め少年を追いかけて、街へと旅立ちます。
街へ着くと少年と再会。家へと
案内されるのですが。そこにはなんと、異世界の日本への門……
それも大都市の真ん中なら宜しいのですが……
とても小さな……それも少年の高齢化した一族が住むだけの、過疎化が進んだ集落なので御座います……
魔王と勇者、少年との共同生活。異世界、日本との行ったり来たりの一応は冒険の物語で御座います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-05 14:05:46
5803文字
会話率:14%
イリヤの皇女、リリィはお城の中の平凡な暮らしに飽き飽きしていた。冷淡な母親の仕打ちに耐え、素敵な王子さまがやってくるように祈るだけの日々。いつこのお城から出られるのだろう?
ところが、隣国エイダとの戦争が始まった時から、リリィの運命は不吉な
ものへと変わってゆく。父は戦争から戻らず、リリィは隣国の王、エズラと結婚しなければならなくなる。しかも、その王は残酷極まりないことで有名だった。イリヤの皇女は祖国への愛と、一女性としての夫への愛に揺れ動いてゆく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 18:59:31
75493文字
会話率:37%
雑司ヶ谷高校1年生の武田純也は、図書室で絡まれた2年生の上杉紗夜に無理やり歴史研究部に入部させられる。
部長の伊達恵梨香などと共に、その部の活動として、なし崩し的に日本100名城をすべて回る破目になってしまう。
※この小説を読んでも歴史や
お城に詳しくなれません(笑)
※コロナ禍の前の取材の情報なので、お城などの施設の開・休館などの情報、交通経路および料金は正しくない場合があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 18:51:44
577283文字
会話率:42%
とある高校のクラス全員が異世界の神によって召喚された。
クラスメイト達が神から【剣技(極)】や【高速魔力回復】といった固有スキルを受け取る中、九条 祐真に与えられたスキルは【特許権】。スキルを与えた神ですら内容をよく理解していないモノだった
。
「やっぱり、ユーマは連れていけない」
「俺たちが魔王を倒してくるのを待ってて」
「このお城なら安全だって神様も言ってる」
オタクな祐真は、異世界での無双に憧れていたのだが……。
彼はただひとり、召喚された古城に取り残されてしまう。
それを少し不憫に思った神は、祐真に追加のスキルを与えた。
【ガイドライン】という、今はほとんど使われないスキル。
しかし【特許権】と【ガイドライン】の組み合わせにより、祐真はこの世界で無双するための力を得た。
「静寂破りて雷鳴響く、開闢より幾星霜、其の天楼に雷を蓄積せし巍然たる大精霊よ。我の敵を塵芥のひとつも残さず殲滅せよ、雷哮──って言うのが、最上級雷魔法の詠唱だよ」
中二病を拗らせていた祐真には、この世界で有効な魔法の詠唱を考案する知識があった。
「……すまん、詠唱のメモをもらって良い?」
「はいコレ、どーぞ。それから初めにも言ったけど、この詠唱で魔法を発動させて魔物を倒すとレベルアップの時にステータスポイントを5%もらうからね」
「たった5%だろ? 全然いいよ。ありがとな、ユーマ!」
たった5%。されど5%。
祐真は自ら魔物を倒さずとも、勝手に強くなるためのステータスポイントが手に入り続ける。
彼がこの異世界で無双するようになるまで、さほど時間はかからない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 17:34:25
40295文字
会話率:40%
砂漠のオアシスに建つきらびやかなお城の中で、姉を甚振る皇女がいた。
彼女は、姉の婚約者を盗った、横取り横恋慕横入り横槍横幅の通称『横四皇女ホノリア』
生前読んでいた漫画の、推しである『勇者』に序盤に利用されてポイ棄てられる悪役皇女だ。
ホ
ノリア、ザマァみさらせと漫画読んでた時は思ったが、冗談抜きで困る!
気付いた私は打破しようと藻掻くが、時すでに遅し。
見事に断罪されてしまった……が、何故か姉を罵る以前の幼児期に巻き戻る。
これぞ神の采配! もう勇者とか要らない。
他の強力な協力者を見つけねば、と。
モサくてもいい。でも出来れば、推しになりそうな磨けばキラリと光る逸材が良い。
そういえば、他に不憫なキャラクターが居た筈……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 18:37:15
25765文字
会話率:37%
現代日本から異世界に転生したら、魔王(の娘)でした。
みんなにチヤホヤされるお姫様ライフをおくるアリステルだったが、いずれ来る“破滅”を無視できなかった。
破滅の名は──『勇者』
この幸せな生活を守るため、アリステルは『勇者』を倒すことを
決意する。
だけど、何もお城に引きこもって『勇者』がやってくるのをのんびり待っている必要なんてない。
むしろ、こっちからうってでればいい!
そうしてアリステルは圧倒的な魔法の力をひっさげて人間界へと乗り込む。
ところが出会った『勇者』たちは想像していたのとはなんだか少し違っていた。
おまけにアリステルに色んな意味で興味津々。
はたしてアリステルは『勇者』を倒すことができるのか。
これは魔王(の娘)による『打倒!勇者』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 15:28:11
330124文字
会話率:40%
キャロリーヌ‐メルフィルは、ローラシア皇国で、調理官というキャリアを目指す十六歳の少女。おそろしい不治の病、竜魔痴で寝た切り状態の父、グリルと二人で、ひっそりと暮らしている。
公爵家なのに辺境の地へと追いやられ、もう三年が過ぎ去った。す
っかり廃れたメルフィル家だけれど、皇国一裕福なスプーンフィード伯爵家から、お婿さまを迎えることで、お家再興の希望がまだ残っていた。
でも、運の悪いことに、皇国を揺るがす造反事変が起きてしまう。それが発端となり、キャロリーヌの婚約話は理不尽にも反故とされる。さらに、キャロリーヌのたった一人の肉親だったグリルが、とうとう息を引き取ってしまう。
この数日後、不幸のどん底にいるキャロリーヌの前に、オイルレーズンと名乗る、老いた魔女族が現れる。栄養管理官という新しい官職に就くことを勧められた。その職の目的は、竜族を皇国内に囲い込むことだと聞かされる。それは今、最も大切な国策の一つということ。
一人ぼっちのキャロリーヌは、つらさと寂しさに負けそうになり、自分も早く死んでしまいたい、とすら思っていた。
それでも、オイルレーズンからの勧めを考え直し、父や先に他界した母と弟の分まで生きようと決意する。夜が明けるのを待ち、白馬ファルキリーを駆り、宮廷のあるお城へと向かうことにするのだった。
この決断は、険しいイバラの進路となる。キャロリーヌは、これから先、宮廷内に渦巻く陰謀と圧力、そして新たな婚約話に関わる、とても醜い争いに悩まされるのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 21:31:42
616627文字
会話率:60%
ミルトン王国の第一王女のアシュリーは義母にあらぬ罪をきせられ、身分を剥奪され平民として穏やかに暮らしていた。
そんなアシュリーにある日帝国の王子様から城で開催されるパーティーの招待状が送られてきた。
そのパーティーは花嫁を探すパーティーで
平民となったアシュリーは驚いた。
なぜ平民の私にこんな招待状が送られて来たのだろう?
帝国の王子様ジェシーは、眉目秀麗で性格は穏やかで優しく、貴賎問わず人気がある王子様だ。
そんな人がなぜ?!
興味が湧いたアシュリーはお城のパーティーに参加することにした。
しかしドレス一つ持っていないアシュリーは途方に暮れる。
一方ジェシー王子は幼い頃に出会ったアシュリーを探し出し再会を楽しみにしていたがアシュリーは現れない。
騎士を総動員し、アシュリーを探し無理矢理城に連れてくるが、アシュリーは幼い頃の事を何一つ覚えていなかった。
嫌がるアシュリーを何度も城に招待し花嫁候補に挙げていたが、本当のジェシーは愛のない結婚を望んでいる冷めた俺様王子だった。
あの穏やかで優しい天使のような王子様が?!
そんな王子の本性を知るうちにアシュリーはなぜかどんどんジェシーに惹かれてしまう。
二百人のライバルから始まったジェシー王子争奪戦は最終五名まで絞られた。
アシュリーは最終候補から外れてしまったが、ここから本気の戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 19:00:00
106618文字
会話率:31%
現代から異世界の中世にタイムリープしたマリアは自分そっくりのソフィ姫の身代わりとしてバイト中、反乱軍のトップである美しい男、エリゼに捕らえられた。
ソフィ姫の父親である王が殺され、生き残ったソフィが王族として裁判にかけられることになった。
人違いです!マリアはソフィの身代わりで本人じゃないと否定するが信じてもらえない。
こうなったら、、と金色のカツラを外し、ピンクに染めた髪にミニスカート姿で裁判所に行くが、捕らえられたショックでおかしくなったと言ってやはり信じてもらえなかった。それでもマリアは現代語を駆使しながらエリゼと交渉しなんとか執行猶予一年で即日死刑を免れた。
執行猶予中に本物のソフィ姫を探す!マリアはお城の一室に住まわせてもらいながらバイトに明け暮れる。その中で国王に即位したエリゼとの距離も近くなりいつのまにか彼のことを好きになってしまう。しかしソフィを探す中で実はソフィとエリゼが恋仲だったと知り、エリゼの本心を知る。
騙されていたと知りながらマリアはエリゼを憎むことなく愛し続けるマリアだが一年後ソフィの身代わりとして処刑されてしまうのか?!
現代と異世界を生きるマリアと、国王エリゼと、ソフィ姫の恋物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 19:00:00
137433文字
会話率:37%
ごく普通のイタリアンコック見習いとして働いていた僕は、ある日目が覚めたら巨大な樹の前で何故か幼児化していました。死んだ記憶もだけど、何より名前に関する記憶もない。とりあえず、黒装束の少年神様に保護されて色々魔法をかけられても8歳児くらいにし
か成長しなかった。
だけど、タダ飯食らいになるわけにはいかないから少年神様のフィーさんにお願いして、大好きなピッツァを作れることになったよ! そして、フィーさんのお客様の男の人がピッツァをつまみ食いしてから、何故か僕はお城へ住み込むことに。
〇〇「たくさんのピッツァにデザートを作りま……って、フィーさんにエディオスさん達食べ過ぎですっ⁉︎」
フィー&エディオス「だって美味いから」
※ピッツァに嘘はない!の改訂版となります。
*ピッツァ以外の料理もたくさん出てきます。夜中に見るとお腹が空いてしまうのをお覚悟ください!
※流血表現は相変わらず念の為表記です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 13:15:10
1136520文字
会話率:49%
*やはり改稿することに決め、9/20付で一時打ち切りさせていただきます。改稿版が出来次第、そちらは新しく連載させます。
10/10より別口で『改訂版』として新連載を始めました。こちらに多数ご来場いただきありがとうございますーーが、こちらは
打ち切り状態でこれ以上話が進まないのでご了承ください。
ごく普通のイタリアンコック見習いとして働いていた僕は、ある日目が覚めたら巨大な樹の前で何故か幼児化していました。死んだ記憶もだけど、何より名前に関する記憶もない。とりあえず、黒装束の少年神様に保護されて色々魔法をかけられても8歳児くらいにしか成長しなかった。
だけど、タダ飯食らいになるわけにはいかないから少年神様のフィーさんにお願いして、大好きなピッツァを作れることになったよ! そして、フィーさんのお客様の男の人がピッツァをつまみ食いしてから、何故か僕はお城へ住み込むことに。
〇〇「たくさんのピッツァにデザートを作りま……って、フィーさんにエディオスさん達食べ過ぎですっ⁉︎」
フィー&エディオス「だって美味いから」
*ピッツァ以外にも、イタリア料理や和食も出て来ます!
※流血表現は相変わらず念の為表記です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-20 18:00:00
409760文字
会話率:49%
おかしい、おかしい、おかしい、おかしい!
こんな異世界絶対におかしい!!
異世界かと思った場所は「日本」って地名だし、普通に日本語伝わっちゃってるし、家は立派な和風建築のお城だし、あぁもう。
「こんな異世界、解釈違いだ!!!」
これはよ
くある異世界転生……とはちょっと違った、解釈違いであふれた異世界転生をしている俺の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 12:52:30
10163文字
会話率:42%
「殿下のご記憶が戻るまで婚約者として本国に同行していただきたい」
在日ローゼンシュタイン大使館で、松田彩那(まつだ あやな)はとんでもない要求をつきつけられた。
クリスマスムード一色の十二月。仕事もプライベートも撃沈した彩那は、居酒屋で
飲んだくれた帰り道、記憶喪失の外国人男性と出会う。
「ローゼンシュタイン大使館に連れて行ってほしい」と言う彼を案内するも、大使館の玄関前では武装集団に襲われてしまう。
翌日。目を覚ますと彩那は、在日ローゼンシュタイン大使館のベッドに寝かされていた。
そこでハインリヒと名乗る男性から驚きの事実を聞かされる。
記憶喪失の男性はモデルのMISHA(ミーシャ)で、さらに彼はローゼンシュタイン公国の王子ミハイルだった。護衛官であるハインリヒいわく、撮影での来日中、高速道路で玉突き事故に巻き込まれたミハイルは、車内で頭を強打し記憶喪失になったらしい。彼は彩那にしか心を開いておらず帰国を拒む。ミハイルの静養のため、ハインリヒは”婚約者のバイト”として同行するよう彩那に要求する。本来王城には王族や各国の要人しか入れない。民間人である彩那を入城させるには婚約者であることが好都合なのだという。一方的な要求に憤慨する彩那だったが、度重なる不運で自棄になっていたことや王子様とお近づきになれる状況に同行を決意する。
現地では文化の違いや格式の高い王族の暮らしに気後れするもミハイルに励まされ、じょじょに生活にも慣れていく。いっしょに過ごす内に彩那は彼の力になりたいと思い始める。
『エブリスタ』『NOVEL DAYS』でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 23:00:00
90927文字
会話率:36%
御伽噺は囁かれる。
村の外れにある、沼の上に連なる、顔より大きな蓮の橋。その線の先に続く針葉樹が空を覆う森の一本道。
なだらかな山から流れる幅の小さな川底まで透き通るせせらぎに沿って、木々が幾重にも重なって、射す光さえ通さない薄暗い、ぐね
ぐねと弧を描き、向かう方角を惑わすその道の先には、底の見えない黒く深い穴があるのさ。
その穴をどうにか下った先、色とりどりの鍾乳洞の洞窟をも超えて、歩き続けた森の奥の奥。
そびえ立つ、青々とした蔦(つた)が絡まるよう張り付く大木の下、底まで透き通った青い湖の中心に、魔女が住んでいたその城はそこあるんだ。
誰も住んでいないはずの城は、今でも綺麗で。
苔一つ無いままに光を帯びて、どんな王都の城と比べてもそれでもなおに美しい。
……ならば何故、誰もが羨む古城を使う人間がいないのか?
実は一度だけ、身ばかり綺麗に装飾した、いけ好かない貴族様が件(くだん)の城の噂を聞きつけて。我が物にせんと後ろにぞろぞろ家来を引き連れ、魔女の話を語る村長の話も聞かずに意気揚々とその道を辿っていった。
一日経ち、二日経ち。
歩いて半日もかかる訳がない程度の距離のはずなのに、城へと行くことを止めた村長の元に貴族は帰って来ない。
気になった村長が幾人と共に見に行った城は記憶に変わらずに綺麗なまま、静かな湖畔の上に佇(たたず)んでいたんだ。大きな扉は閉じたままに。
…城は入ることは出来るのかもしれない。
けれど、入ったら二度と出ることは出来ないのさ。
ずっと、永遠にお城の中で。
――――どうなるのかは、お楽しみ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 19:03:30
46702文字
会話率:36%
ここはとある国のとあるお城……そこには2人のお姫様がいました。妹のセレナは病弱でいつも寝たきり。逆に姉のクレアは元気で活発な子でした。しかし姉は王宮から働く者からはこう言われていました。『毒姫』と……
何故こう言われているのか?それに
は理由がありました。それはお城で働くメイド達へ酷い事をしていたからです。何故そんな事をするのか、その理由を妹は聞き出そうとしましたが姉は答えずお城から出ていきました。
そんな旅の最中元メイドとばったり再会してしまい報復と言う名の教育がはじまってしまったのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 04:00:00
27644文字
会話率:71%
小さな国クレンセ王国にはわがままなお姫様セレンというお姫様がいました。でもそれは婚約破棄をされたい為の演技だった。でも、それを知らない周りはセレンを疎ましく思っていた。でも1人の侍女だけは何故かセレンの事が好きだった。
※異世界恋愛を初
めて書きました。拙い所もありますがよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 09:00:00
123731文字
会話率:70%
偽聖女に冤罪を着せられ断罪、王太子からも婚約破棄を宣告される。さらには処刑、しかも生贄で!というフルで最悪の状況に陥った侯爵令嬢ミランダは、野菜と一緒に祭壇に盛られて、竜族への貢ぎ物となった。巨大な竜に生きたまま食べられるその時。竜王様が叫
んだ。「人間の、女の子がいる!!」勘違いから始まる、溺愛の新婚生活。そして竜王様は、花嫁のために偽聖女と王太子への断罪返しを遂行する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 20:39:38
125357文字
会話率:43%
スーパーの野菜コーナーで、シンデレラは立ちつくす。
カボチャが値上げ。お金が足りない。
でも、魔女と約束したんだ。「必ずカボチャを買ってくる」って。
だから、シンデレラはあきらめない。
カボチャを買って、お城の舞踏会に行ってやる!
しか
し、その前にはいくつもの困難が待ち受けていた。カボチャの値上げが止まらない!
はたして、シンデレラの運命は・・・。
(ネタバレ:お城では「カボチャを使った料理」をたくさん準備中)
Pumpkin price hike.
Cinderella gets angry.
This is a story written in Japanese.
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 20:36:58
129893文字
会話率:21%
草薙が、マルチディスプレイに、ピースクラッカーの動画を再生した。
「怪人 酔うな お城」
「わかんない。」と、小坂が言った。
最終更新:2024-04-25 14:59:25
4570文字
会話率:20%
目が覚めたら見知らぬ森で寝そべっていた、どこにでもいる高校生。
どうやらここは異世界らしい・・。スキルがものを言うこの世界で、俺はチートじみたスキルを持ってるみたいだ。
・・・ちょっとした欠陥はあるけども。ともかく、お城に拾われ、丁重におも
てしされて気分がイイね!
この世界の現実を知るまではそう思っていた。いっそ知らないままでいたかった。
しかし変えなければならない。幸いにしてその力が俺にはある。仲間もいる。志を共にする友がいる。
欠陥チートスキルと、仲間と共に、真実を探し、世界に革命を起こす!
そんな異世界冒険ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 12:30:53
54864文字
会話率:19%
今から五百年ほど前に冒険者の「覇王」が女神が用意したというクジ引きで勇者に選ばれ魔王を倒し伝説となった。
それから時は流れた。
アロン王国は弱小国家で、魔大陸という厄介な島を強国から押し付けられた。
魔大陸には強力な結界が張ら
れており、入る事も出る事も出来ないと言われていた。
そんな魔大陸の中には一つの村と魔王が治める城があると言われていたが、何よりも強力な魔物が蔓延っているとも伝わっていた。
魔大陸を抱え込んだ当時のアロン王は困り果て、勇者に救いを求めた。
ただ、勇者はそう簡単には現れない。
そこでアロン王が目を付けたのが伝説の勇者を生んだクジ引きだった。
しかし、弱小国が作ったクジ引きで選ばれた勇者はまがい物ばかりで魔大陸をどうにかできる事は無かった。
やがて、魔大陸は腫れものを扱うように放置されたのだが、クジ引きで勇者を選ぶという風習だけが残されてしまった。
触らぬ神にたたりは無いと放置された魔大陸にあった村も見捨てられ、いつしか絶望の村と呼ばれるようになった。
そして現在。
絶望の村に住む一人の少女「みつき」
彼女は勇者になりたがっていた祖父と魔王が治めるお城の城下町にあるお総菜屋で働く母と共に平和に暮らしていた。
そんな彼女の家に汚い箱が置かれているのを祖父が見つけた。
絶望の村はアロン王国の領土なのでクジ引きの噂は流れてきていた。
祖父は「噂のクジ引きが家にも来た」とはしゃいでいたが、みつきはそんなモノに興味はなかった。
だが、祖父が村長だからその孫も引くという訳の分からない理由で無理やりクジを引かされたのだった。
そこには……。
この話はクジ引きで選ばれたみつきがやがて女神と呼ばれるようになるまでの物語です。
カクヨム・ノベルアップ・アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 07:22:17
490859文字
会話率:40%
ここは、丸山県四角川市――の隣にある田舎町『へお町』。その唯一の観光名所『へお城』に住むゆるキャラは、単なる着ぐるみではなく、本物の宇宙人だった。
柚香は、幼馴染の康介から、このもふもふした宇宙人の子「へおちゃん」(ゆるキャラ名)のお世話を
するアルバイトを依頼される。
柚香と康介は、へお町ご当地キャラクター役の「へおちゃん」を、着ぐるみとして活躍させて、無事に宇宙からのお迎えの日に帰してあげることができるのか!?
※着ぐるみが本物って、絶対にばれるだろうというご意見もあるかと思いますが、へおちゃんには「主人公補正」があるようですので、ひとまずご安心ください。
※汐の音様(userID 1476257) より、FAをいただきました! *印のある話には、挿絵があります。
※2020年11月17日に感想100件になりました。ありがとうございます。
※12月27日(日)に、60話で完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 09:18:24
206390文字
会話率:37%
ミリスはエリーナ姫の侍女です。姫さまは、沼地の悪い魔女に十年眠り続ける呪いをかけられてしまいました。その呪いを解く方法が分からず、ミリスも泣いて暮らすしかありません。
そんなある日、姫様の眠るお城にカメがやってきました。
「冬の童話祭202
4」参加作品です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 13:45:17
7324文字
会話率:32%