なんでも願いが叶うという噂がある地下遺跡を訪れたソロの冒険者カイン。
しかし、噂はあってもその地下遺跡で願いを叶えてもらったという者の実例を聞いた事のある者など誰もいない。
何もないかもしれないが、一縷の望みに賭けて訪れる。
だがそこには
やはり何もなかった。
帰ろうとしたところで、それまでとは状況が変わる出来事が起きる。
地下遺跡を地上まで伸びている小さな穴から差し込んできた太陽の光を受けて辺り一帯は尋常ではない光で照らされた。
そこに姿を現したのは、神話上の生物『天使』と呼ばれる存在だったのだ。
「天使だと?そんなもの信じられるか」
「ではあなたの願いを叶えれば信じて頂けますよね?」
「――ああ、そんなことができるならな」
「わかりました」
そう言い、天使はカインの願いを叶えようとするのだが、それはカインが願ったこととは別の願いだった――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 02:25:08
212087文字
会話率:54%
もだえ蛾犯罪がテーマのテーマ小説。あとは読んでみてからのお楽しみどうぞ評価へ感想をお持ちくださいませ
キーワード:
最終更新:2009-02-10 08:29:02
1510文字
会話率:8%