勇者の率いる討伐隊は魔竜王を討ち取った。
魔導士ノミは討伐隊唯一の魔導士として同行し、古龍の城に攻め込み、数々の魔獣を切り伏せ、
魔術を駆使し、ついに世界の脅威、魔竜王の討伐に成功した。
勇者が魔竜王の灼熱のブレスに倒れそうになった
とき、守護の呪文で攻撃を打ち消し、
勇者の一撃と共に伝説の呪文を唱え、鋼鉄の鱗を打ち破った。
魔導士ノミが町に戻ったとき、冒険者の酒場ではそういうことになっていた。
勇者に同行したことは事実だ。だが、事の顛末は少し想像とは違うかもしれない……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-19 20:10:42
14129文字
会話率:28%
【第3巻は2021年2月10日発売! 予約受付中! 第8回ネット小説大賞、《金賞》受賞。TOブックス様より書籍化・コミカライズ】
ギルド内で落ちこぼれのティムは帝国屈指の冒険者ギルド《ギルネリーゼ》の"雑用係"として一
生懸命に働きながら冒険者になることを夢見ていた。
しかし、ギルドの幹部たちに無実の罪を着せられ優しい美少女ギルドマスターのギルネと共にギルドを追放されてしまう。
剣も魔法も才能がなく、冒険者になるのは絶望的なティムだったが、『たった1人で1000人のギルド員たちの雑用』をこなして鍛え上げられた【生活(雑用)スキル】は本人も知らずにとんでもないレベルになっていた!
【洗濯スキル】は呪いすら"汚れ"として落とし、【裁縫スキル】で普段着をS級装備に仕立て上げ、【整理整頓スキル】は無制限に物をしまいこむ事が出来てしまう!
裏方で人のために努力を続けてきた少年の雑用スキルによる無自覚な下剋上が始まる!
※転載防止のためカクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-11 02:26:38
54174文字
会話率:49%
ある日突然主人公の部屋に現れた扉をあけるとそこは異世界であった。主人公は現代と異世界の行き来を駆使して、現代でお金を稼ごうとする。しかし現代人の感覚のまま異世界に訪れる主人公は、異世界の人達からみるとおかしな所ばかりなようで……。
色々
と戸惑いながらも主人公が現代と異世界両方で頑張る(?)、勘違い系成り上がりファンタジー(?)。
(感想や批評、お待ちしております)
この話は作者の思いつきで書かれているため、編集により投稿済みの部分のストーリーを変更することが時々あります。
大幅にストーリーを変更した場合は、活動報告でその旨と変更した話数についてお伝えさせていただきますので、何卒よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-02 22:20:11
305652文字
会話率:40%
どこにでもいる平凡なOLだった主人公はある日事故に遭い命を落とすが、気がつくと異世界の侯爵令嬢として転生していた。やがて爵位を継いだ彼女は女の身でありながら宰相補佐の地位にまで昇り、前世の知識を生かした革新的な施策や発明の数々でベルフェリ
ート王国を豊かにする。しかし、その矢先に勃発した守旧派のクーデターによりまたしても命を落としてしまう。敵の手に落ちて悲惨な死を遂げた彼女は、今度は同じ国の子爵令嬢に転生した。二度目の死の間際に世界を強く憎んだ彼女は持ち合わせた美貌と才覚を生かして全てを破滅に導くために行動を開始した――ものの空回りと誤解が続き、何時の間にか世界に平和をもたらした聖女と崇められてしまうまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 14:22:56
889706文字
会話率:19%
五人構成のパーティで最も地味な役割であるサブガードは、メインガードになれなかった者が妥協して担当する役割と言われていた。
第一線級パーティのサブガードを担当していたレオルは、ある日、リーダーのジョゼに戦力外を言い渡される。
「お前は口先だけ
の足手纏い、パーティの盾は俺一人で十分だ」
レオルは卓越した防御魔法のセンスを持っていたが、あまりにも簡単そうに敵の攻撃を防いでいたため、弱い攻撃しか防いでいないと勘違いされていた。
一方的に追放されたレオルは、レオルの実力に惚れ込んだ冒険者達と新たなパーティーを組む。
すると、パーティは最強の魔物や怪物を次々と倒し、ギルドのトップとなる。
一方で、レオルが抜けたかつてのパーティは急速に弱体化し、レオルを引き戻そうとするが、もう遅い。
レオルには信頼し合える仲間がいて、人々からの人望も厚く、新たな生活を楽しんでいた。
※最強主人公がさらに強くなりながら、周囲に認められていく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-28 21:03:43
158925文字
会話率:37%
電車事故で死んだはずの私(アラサー)は、大好きな乙女ゲームの主人公(十六歳)に転生していた!
全キャラ(一人を除く)の攻略法を完全マスターしている私は、逆ハーレムの異世界ライフに期待大。
ところが、攻略法が全然役に立たなくて、逆ハーレムど
ころか、嫌われまくって孤立無援状態に。
どん底状態にいる私に唯一手を差し伸べてくれたのは、一番嫌いなあのキャラだった……!
四面楚歌・八方ふさがりの状況で、私がこの世界で生き残るためにしたことは……え?カレー屋で起業?
この作品は他のサイトでも公開しています。
カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16816452221432988176
アルファポリス https://www.alphapolis.co.jp/novel/249035300/875521445
ノベルアップ+ https://novelup.plus/story/644591064折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 03:53:49
19967文字
会話率:32%
無職の男ががんばる物語。根暗でぼっち。人と話すのに全力を出し、次につなげれない彼は友達がいなかった。また世間の荒波に耐え切れない彼は心を閉ざしていた。
そんな男は現実逃避の末、異世界に迷い込んだ。そこで出会った新たな仲間。現実でも
できなかった初めての友達。それは人間ではなく魔物。
剣は触れない、魔法は使えない、素晴らしいスキルなんかない。雰囲気最悪。空気の悪さも最悪。性格は意外と善良。悪いことはしない。道徳と倫理に縛られた文化人。
そんな日本社会底辺の男が魔物を率いて、成り上がる。普通に生きているだけだけど、悪魔や怪物として勝手に悪名がつけられた哀れな男。それを気づかず、魔物の介護のもと彼は生活していく。そんなお話。勘違いもの
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 20:48:13
1172293文字
会話率:15%
普通のサラリーマンである安藤陸(リク)は異世界に飛ばされてしまった。異世界転移といえばチート!スキル!これで俺も無双ができる!?と思いきや、特別な能力はなにもなし。
「一般人は異世界でも一般人か…」とあきらめモードになるが、運命は彼を放っ
ておかない。彼に力はなくとも、出会った人々みんなが特別。みんながすごい。そして何故かみんな勘違いして、リクを過大評価してくる。
「俺より全然すごい人達がどうしてこんな?」と戸惑うも、周りの評価はうなぎのぼりで天井知らず。いったいどこまで、彼は上り詰めてしまうのか??
これはただの一般人の主人公が、周りの勘違いだけで成り上がっていく、そんな物語。
[2021/1/10本編完結済。エピローグ追加予定]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 16:11:31
637916文字
会話率:26%
〝災厄〟を司る地獄の女神ヘレは、退屈していた。
何度も何度も繰り返される、魔王と勇者の茶番劇。それが一体何度目の魔王と勇者の戦いかも定かではないが、彼女は気紛れに此度の勇者がどういう存在であるかを見てしまった
結果――
「はあ? クソ可
愛いんだが? というかなんでこんな可愛い子が魔王討伐とかいうクソ過酷な旅に出ないといけないの? もっと強そうなオッサンとかいるだろ。あー、ヤバい可愛い……好き」
ヘレは今回の勇者――ニケに一目ぼれしてしまったのだった。
「駄目だ。いてもたってもいられん。会いにいってくる」
「いやいや駄目ですって!! 一応、ヘレ様は勇者から見れば敵サイドのしかも大ボス……いや裏ボス? なんですから!!」
「知らん! あとはお前らでテキトーにやっててくれ」
ヘレは勇者ニケに会う為に、美少女の姿で顕現し、彼の前に現れたのだが――
「貴女が、旅の仲間になると女神様から教えてもらった聖女様だよね? 長旅だけどよろしくね」
「え? あ……いや……その通りですわ! 私が聖女ですわ! よろしくですわ!」
聖女と勘違いされたヘレは、こうして勇者ニケの仲間となって魔王やその配下(全員自分の部下である)を討伐する旅に出るのだった。
道中、勇者を利用しようとする人間サイドの悪意に晒されながらも、過保護すぎるヘレのせいで、ニケは無自覚のうちに歴代最強勇者になっていたのであった。
これは、自分が魔王側……しかもその黒幕だとバレないようにしながら、時に最強災厄の力で無自覚最強勇者のニケの旅を影ながら支える女神の、暴走した恋と冒険の物語だ。
*他所にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 11:02:17
6930文字
会話率:57%
完結済み作品です! 続きは……いつかね!
「ヴァリス、あんたはこれから私の下僕だから」
最強の闇属性竜であるヴァリスこと俺様。長らく休眠していたが、目が覚めるとーー俺様は人間になっていた。それは人間の小娘、【竜血姫】エリ―の隷属の呪い
によるもので、俺様は下僕になってしまった。
勘違いした妹竜ウェネが放った死の魔法から気の迷いでエリーを救い、人界へと向かった俺様を待っていたのは、邪竜の支配する国だった。竜でありながら、他の竜を隷属化させ、人間と共に領土を広げる邪竜。
「俺様の知らぬ間にこんなことに……」
そして、告げられる、エリ―の目的。
「父上……いえあの邪竜が支配するこの国を、崩すわ」
これは、最強竜でありながら下僕となった俺様から見る、【竜血姫】エリ―の国崩しの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-26 17:20:45
119367文字
会話率:47%
心優しい少年マグナは勇者に選ばれ、他者に嫌われれば嫌われるほどレベルが上がるスキル『嫌者賛美(ジャッジメントレベル)』を授かる。優しくも勇敢だったマグナは唯一、事情を知る神父から『嫌われ術』を学び、世界中の人間に嫌われてレベルを上げ、魔王
を倒す決意をした。
五年後、立派なクズで村の嫌われ者の勇者となったマグナだったが、中身は優しい少年のままだった。マグナは積極的に嫌われ、村を旅立つ前から約1500レベルまで到達していた。それはすでに人類の最上位層に位置するレベルであった。
「この調子で行けば魔王討伐も夢じゃない!」
そんな風に思っていたマグナだったが、神託により選ばれた仲間たちとの出会いによって、運命は大きく変わる。なんと仲間たちの『好感度』の影響は他の人間の100倍相当だったのだ。
わがままな姫騎士、清廉潔白だが何かありそうな聖女、掴みどころのない変人少女の宮廷魔法師、無口で何を考えているかわからない女エルフ。個性的で魅力的な仲間たちに翻弄されるマグナ。
無茶をする世間知らずの仲間たちを陰ながら助け、なんとか嫌われ者を演じるもなぜか好感度が上がり、レベルダウンしたりして、中々上手くいかない。
仲間たちに嫌われてレベルを上げることができるのか。本当は優しい人間だと誰にもバレずに魔王を討伐できるのか。そんな奇妙なマグナの旅が、今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-14 21:00:00
60152文字
会話率:22%
魔王軍の任務がイヤで、農業をしていたら、なぜか称賛されて、昇進してしまうワンダ。内心では平穏を望むが、様々な事態に巻き込まれ、後戻りできなくなり、せっかくだからと魔王を目指すことになる。
農業や開拓をして魔界を豊かにしたり、人を助けて
良い関係を築いたり、現魔王や勇者に認められたりしていく内に、ワンダを中心に魔物も人も徐々に変わっていく。
これは、本当は小物で下級の魔物が、勘違いで周りに持ち上げられた結果、最終的に魔王になって世界を変える物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-27 17:52:42
116907文字
会話率:19%
異世界に飛ばされた自己評価の低い転生者が、パリピ誘拐犯を結果的に殺して貴族令嬢を助けてしまったばかりに、のんびり暮らすつもりの人生が、激動の人生へと変わってしまう物語。
前世の記憶を駆使して、この世界を生き抜くことが出来るのか?!
最終更新:2021-08-28 07:00:00
106109文字
会話率:38%
配達会社グリフォンフライの社長であるキールは今日もいつもと変わらない平和な日常を過ごしていた。しかし、周りは彼の一挙手一投足を見逃さない。なぜなら彼は王都の脳と未来であるから。そんな真実なんてなく、本当に適当に生きているだけなのに。
勘違
いで評価高いやつを書きたくなったので書きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-21 19:21:30
113188文字
会話率:51%
*電撃《新文芸》スタートアップコンテストの大賞を受賞いたしました。
綾村切人様によるコミカライズも連載中です。
皆々様の応援誠にありがとう御座います。今後とも宜しく御願いいたします。
命賭けで足を踏み入れた旧世界の遺跡で、少年は全
裸でたたずむ奇妙な美女と出会った。
スラム街から這い上がるためにハンターとなった少年の名はアキラ。アキラにしか見えない非現実的な美貌と、誰にも触れられない魅惑的な肉体を持つ、得体の知れない美女の名はアルファ。
アルファは真意など欠片も見せない微笑みでアキラに依頼を持ちかけて、アキラはハンターとして成り上がるためにその依頼を引き受けた。
2人の契約が成立したその時から、アキラとアルファの数奇なハンター稼業が始まった。
科学文明崩壊後再構築世界
少年ハンターと奇妙な美女の東部ハンター稼業録
*誤字脱字、誤用、名前間違い等が御座いましたら、該当箇所を誤字報告機能で御指摘いただけると大変助かります。
*この作品はカクヨム様、マグネット!様にも掲載させていただいております。
*カクヨム様に句点改行版、空行有り版を掲載しております。
句点改行、空行有り形式をお好みの方は、そちらをお試し下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 00:00:00
2980109文字
会話率:46%
BKブックス様より、1巻が発売中!
俺はオーウェン・ペッパー。
伯爵家の嫡男だ。
さっそくだが、この世には2種類の人間がいる。
生まれたときから勝ち組の貴族と、その他負け組の家畜どもだ。
俺はもちろん勝ち組さ。
ふはははは。
家畜ども
よ、今日も俺のためにせっせと働くがよい。
それしか能がないのだからな!
と、考えているゴミ貴族に転生してしまった俺。
父は絵にかいたような悪徳領主。
そして、その息子であるオーウェンも父の影響を色濃く受けて、デブで無能な少年に育っていた!
このままでは、将来がやばい……が、そんなの知らん!
「この世界には魔法があるらしい。せっかくなら、魔法でも極めてみよう!」
そして、楽しく魔法を学んでいたら、いつしか汚名を返上していた!?
※勘違い系ではありません。
※ハーレムものでもありません。
※主人公最強でもありません。
※内政ものでもありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 21:00:00
347292文字
会話率:28%
「今までありがとう」 そう言われて佐々木久遠は、彼女に振られた。彼はその失意のうちに異世界転生した。しかし急に奴隷にされてしまった。 奴隷に落とされた彼は自分の中にある秘められた力を開花させていき成り上がっていき、この世界の成り立ち、魔法と
は魔力とはなにか、異世界の秘密を徐々に知っていくうちに異世界の闇と対峙していく。 これは異世界に来た主人公が足掻きながらも成り上がり、心身ともに成長していき、世界を救う英雄となる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 20:01:45
193031文字
会話率:39%
それは、動物の国でのおはなし。
優しく美しいたれみみうさぎの聖者さまは、いつも国中を回り、困っている動物たちを助けてあげておりました。
しかしある日、森ねこの王子さまによって捕らわれてしまいます。
「あなたは、我が恋人の生まれ変わりに違いな
い」と――
勘違いと優しさと機転。そしてちょっとのチートが生み出す、どこかあたたかく、どこかしょーもなく、そしてぶふっと笑える物語。
使用上のご注意:
・この作品は、た〜にゃんさまによる「ネタ再利用募集」の『タグのみ』から発想して書きましたものです(た~にゃんさまのご許可はいただいております)。
・登場するのは全員もっふもふの動物たちです。
・これ単品でお読みいただけます。
・自作『<ウサうさネコかみ>もふけも装備のおれたちは妹たちを助けるためにVR学園闘技場で成り上がります!~ティアブラ・オンライン~』(N4864FT)中に出てくる劇中劇『旅の聖者とふしぎなふたり』などを知っておりますとしょーもなさが超増します。
・もふもふ大好き!
・どうぞ、広い広ーい心でお読みになってやってください……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 13:35:42
4422文字
会話率:19%
ある日、強大な魔王が一国の皇女を誘拐した。
邪悪な魔王は世界を滅ぼすべく、人間たちへの報復の一歩として誘拐を実行したのだ――。
というのは全て世間の勘違い!
皇女は日々の激務からサボるため、避暑地感覚で自分から魔王城に逃げてきたの
だ。
しかも魔王はちんちくりんな幼女だし、強くはあるが気分屋で能天気、世界征服なんて興味ナシ。
それなのに正義の名のもとに魔王へ襲いかかってくる奴らが……。
しかも最近はどういうわけかチート装備や能力を持った奴が増えてきた!
小さい魔王様は、日々やってくる招かれざる客にうんざり。
そんな魔王を助けるため、寝てる間にベッドごと異世界転移させられてしまった高校生のアラタ。
特に取り柄とかないけれど、人手がほしいということで異世界に召喚されてしまう。
アラタを召喚したのは見るからにロリ体型の魔女っ子、マユ。
マユは現代日本にいながら科学を発展させた古の研究を学び、その頭脳で魔法陣の開発に成功した天才だった。
二人は女神の加護も勇者の剣もない、チートどころか生身では魔法も使えない。それどころか世間的には悪の手先だし、いろいろ面倒なことに巻き込まれて……。
どうにかこうにかして魔王様の平穏を取り戻せ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 22:20:49
183585文字
会話率:38%
「俺と付き合ってください!」
そう言って魔法少女ラピッドハートに告白特攻をぶつかまし、無事死亡した翌日から、俺の後ろの席の奴の様子がどうにもおかしい。
「ラピッドハートってかわいいよなぁ」
「ふぇっ!?」
「こう、抱きしめたくなるっていう
か」
「えっ、抱きしめっえ? え?」
「さっきからなんで驚いてんだ?」
「あっ、ご、ごめんね」
そんな感じでどうにも変だ。
妙に魔法少女に反応するし、顔も真っ赤だし。
まあ、アイツ男だし魔法少女に関係してるってことはないだろうけど、やけにラピッドハートの話に過敏すぎる。
これはもしかして――アイツもラピッドハートが好きなのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 20:09:07
168653文字
会話率:52%
激しい戦乱の世で、一つの国が並み居る列強を退けて世界最大の国となった。
その名はアペラシオン王国。大陸の中央北側に位置する大国の一つであり、軍事大国であるディノミナ帝国や、南部に位置する豊かなオリヘン王国。また、東の湖の周囲を囲うガランティ
ーナ聖公国やティピカ連合国、タヴォラ王国の三国同盟とも隣接しており、これまでは領土を広げることが出来ずにいた国だった。
だが、ある時期を境に、アペラシオンは次々と隣国の領土を削り取り、一大大国へと変貌していく。
その立役者として名が上がるのが悲劇の第三王子で知られるルーセット・デュ・クレリー・アペラシオン。
そして、戦場の悪魔や狂戦士、断罪の王剣、鉄血の鬼神、アペラシオンの死神など、様々な異名で呼ばれて恐れられた騎士、クロウ・エ・ローヌ・エルミタージュ。
この二名の名は必ず上がるだろう。
これは、アペラシオン王国にとっての稀代の英雄、クロウ・エ・ローヌ・エルミタージュの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 21:33:25
47835文字
会話率:35%
「つ、追放……? どういう事だい……?」
ネストは勇者パーティーから追放されてしまう。
ポーションを配るしか能がないからと、問答無用で追い出されてしまった。
しかしネストには独自の魔法があった。
魔法飲料精製《ポーション・クリ
エイト》
いつでもその場でポーションを精製でき、さらに飲んだ相手に最強クラスのステータス、SSS級を付与する事ができる。
ネストはその魔法を使い、冒険者を目指す美少女エルフにポーションを飲ませて、その成長ぶりを見守っていこうと決心する。
彼もまたSSS級のステータスを持っており、その力を使うたびに周囲から褒められ、やがて王宮へと歓迎される高待遇っぷり。勇者パーティーにいて罵られていたあの頃との違いに困惑してしまう。
一方、勇者パーティーはポーションの効果に制限時間がある事を知らず、自分たちの強さを勘違いしたままダンジョンに潜ってしまい、やがて壊滅する運命にあった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 20:42:10
37378文字
会話率:43%