暮葉 驟雨。センターシティー・ゴーラ。2262年生~2296年没。代表作、『ドンファンまがい』『屍臭期』。二十歳で処女詩集『ドンファンまがい』を世に出し、一躍時代の寵児となる。放蕩無頼の詩人。醜悪な容貌だったが女性にはモテた。恋人を奪われた
男にナイフで襲われ、絞殺したため過剰防衛で訴えられる。不倫や未成年への淫行などで世論の批判を浴び一気に凋落。失意と貧困の内に自殺した。長雨の夜に彼のアパルトマンで発見された遺体は腐爛が酷かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-10 17:00:00
1084文字
会話率:0%
『黄昏の虚空(そら)の詩編手記譚(フォークロア)』大災害により、かつて繁栄した大地を失い、人類はプラズマの蔓延する暗雲《クラウド》の上に作り上げた偽りの地――人口浮遊大陸《アーク》に移住して三百年あまりが過ぎた時代。王国士官学院に在籍する
少年、ノエルは誰もがつかえて当たり前の技術である《響律式》を扱えないがゆえに『無能者』の烙印を押されていた。そして新たな新入生がやってきて間もない時期にもかかわらず、その噂を聞きつけた連中に早くも因縁をつけられる。そうして望まぬ闘争に巻き込まれたノエルの前に、一人の少女が現れる。のちに『響律戦争』と呼ばれる戦いが巻き起こるこの時代で起きた一つの出会いから始まる、『黄昏の果ての再誕叙事詩』へと続くSFファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-10 01:22:57
14575文字
会話率:22%
ダークファンタジー風。
最終更新:2013-04-11 00:55:18
391文字
会話率:0%
瘴気が立ちこめる世界、ミストガル。
そこでは、五つの国と冒険者協会による統治が行われていた。
五国の内の一つ工国、ミリテスの冒険者であるルディ・ヴォルフォングは夜行人種の少女に出会う。
霊薬ティンクトゥラを巡る旅の物語
最終更新:2013-04-06 09:18:11
27217文字
会話率:41%
誰の心の中にもある物語。その多くは語られることなく胸の中に秘められている。大切なものを失った喪失感に自分を見失った大人。その様子を見て親に対して疑心暗鬼になる息子。自分の中にある物語に気づいたとき、人生は動き出す。
最終更新:2006-07-29 00:06:34
5531文字
会話率:30%