クラス転移で知らない世界へ。
召喚された7名の男子高校生全員が勇者として扱われ、別々の貴族家の預かりとなった。
不思議な事に配置された全ての貴族家には7名と同じ年頃の男児がいて、勇者とその男児、各家の騎士とで家毎にパーティを組まされる。
勇
者が本当の実力を身につけるまでは外敵から守るため、守護貴族家の実子とパーティを組ませるんだとか。
それは、我が子かわいさで勇者をも守らせるのが目的とか何とか・・・・。でも、何か変だ。なら何で実子が勇者と同じジョブ?4人パーティで盾2枚って変じゃないか?
気ままにアップします。できるだけ毎日の心算ですが、間が空いたりするかもです。どうぞよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 08:10:00
68512文字
会話率:25%
<あらすじ>
僕、夏川蒼央は先日十八歳の誕生日を迎えた。だけど、身体が弱くこの十八年の間、病院の外に出たことはほんとどない。治りもしない病気に疲れ果てた両親に捨てられ、誰からも必要とされない僕は、生きることを諦め、死ぬのを待ち侘びるだけの毎
日を過ごしていた。そして、ようやく僕の命が尽きやっと親孝行ができた。
これで楽になる……そう思っていたのに、気がつくと僕は新たな世界に生まれ変わっていた。
そこはケモ耳と尻尾付きで生まれる世界。
王家とその血筋である公爵家には狼が生まれるのが通常であるが、ごく稀にウサギ耳と尻尾を持つ子が生まれる。
狼の耳付きが生まれるヴォルフ公爵家に生まれた真っ白なウサギ耳の僕・アズールは、生まれながらに王子の許嫁に決まっているのだが、その王子がびっくりな容姿をしていて……。
愛されることだけを夢見ていた可愛いウサギ耳の公爵令息と神に選ばれし能力を持つ王子のイチャラブハッピーエンド小説です。
※この作品はムーンライトノベルズに投稿しているものを全年齢版に改訂したものです。
※R18版はムーンライトノベルズ、アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 08:00:00
44890文字
会話率:34%
魔力を持たないせいで、王女なのに粗末に扱われてきたリーナ。
彼女は大陸で最も嫌われる、茶色の髪と茶色の瞳を持ち、しかも守護獣はトカゲという、強烈なハンデを背負っていた。
やがて長年敵対していた国の王太子との縁談が王家に舞い込むが、正妃
の王女達は絶妙なタイミングのデキ婚や病気でこの政略結婚を逃れ、残された王女はリーナだけになった。
正妃は言った。
「リーナ、お前も初めて王家の役に立つじゃないの」
一方、リーナは街中で出会ったある男性に惹かれ、隣国の王太子との結婚前に、逃亡することをついに決意する。だがリーナの父親には、彼女を道具として利用する残酷な計画があって……。
これは、不当な扱いを受けてきた王女がそのことに気がつき、強さと愛を手に入れる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 07:51:39
153967文字
会話率:33%
物心ついてからずっと辺境の地で“爺ちゃん“と二人でのんきに暮らしていた少女、リュシュカはある日彼を老衰で失い、自分が大国の王の落とし子だったことを知る。
王家には他にもうじゃうじゃ子がいる中、忘れ去られた落とし子のはずが、それをきっかけ
にひとりぼっちで多くから狙われる立場となった。
そこに小国のイケメン王子、クラングランが訪ねてきて言う。
「俺と結婚しないか」
「うさんくさ!」
リュシュカは自分の身を守るため、長く住んだ辺境を後にして、自分を利用しようとしている王子と共に彼の国を目指す。
少女が幸せを目指す青春恋愛小説です。
◾️第一章 落とし子でした。(全28話)
◾️第二章 新しい生活(全22話)
◾️第三章 めざせ政略結婚!(全29話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 06:00:00
73115文字
会話率:50%
【田舎から出てきたポンコツ聖女が、可愛いショタっ子と継承争いに参加でドタバタなラブコメ展開!?】
田舎で聖女をやっているスイ・ムラクモは、自信のポンコツっぷりが原因で、村の生活に居心地の悪さを感じていた。
以前から都会である王都で活躍し
たいという意思が強かったスイは、幼馴染であるジョイの力を借りて村から出ることを決意。
しかし、王都に続く道が分からず、一人荒野をさ迷っていると……
瀕死状態の可愛いショタっ子、ベイリールから助けを求められる。
聖女の力を発揮して、ベイリールを助けるスイだったが、
荒野で死にかけていた彼が、実はトランドスト王家の王子だということが判明。
さらにベイリールは、自分の弱点を補う力をスイが持っていることに気付き、いきなり熱烈なプロポーズを!!
ベイリールのプロポーズが本気かどうか判断できぬまま、王都まで行動を共にするスイだったが……
そこではテロ行為や黒霧と呼ばれる謎の災害、そして権力を我が物にしようと企む人々の陰謀が渦巻くのだった。
ただ、スイは知らない。もっと大きな災いが待ち受けていることを……。
さまざまな災難を潜り抜け、田舎ら出てきたポンコツ聖女は、大都会で大聖女として成り上がれるのだろうか??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 03:10:00
138561文字
会話率:48%
エリシアは、幼い頃から婚約していた王子を、親友に奪われた。婚約破棄をされ、失意に沈むエリシアに王家から命じられたのは、王子の悪い噂を消すために敵対派閥へと嫁ぐことだった。
悲しみのうちに結婚式を迎えたが、夫となるラウルはエリシアに冷たい態度
を取り続ける。形式だけの結婚と言い切り、披露宴もなく、さらには初夜まで放置された。
悲嘆にくれるエリシアだったが、それが怒りに変わった時――突然前世の記憶が甦り、ここが本の中の世界だと思い出す。
そこで悪役令嬢であるエリシアは、このままではそのうち夫に殺される運命だと気づいた。
それならば――破滅回避のため、自分を冷遇する夫に、必ずや溺愛させてみせましょう!
「公爵様、愛するおつもりはないようですが、お覚悟はよろしいですか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 23:10:26
81912文字
会話率:36%
――やだ、封印の木札が割れちゃった!?
東開大陸を支配する和国皇族の末姫アイリーンは、封印された妖(あやかし)をうっかり逃してしまう。バレないうちに捕まえようと陰陽術を使い、夜中に禍狗(まがいぬ)の妖と戦い始めた。そんな彼女が魔物を追っ
て侵入したのは、隣の大陸フルールのビュシェルベルジェール王家直轄の墓所だった!
「早く行ってっ! あなたがいたら全力を出せないわ」
「君を置いて行けない」
狐面で忍び込む御転婆姫と、仮面で応じる英雄王子。危険な場面で助け合いながらも、獲物の取り合いが始まる。皇家や王家の思惑も入り混じる中、ドタバタする彼と彼女の恋の行方は?!
※ハッピーエンド確定、どたばたコメディ風
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/03/03……連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 22:30:52
128805文字
会話率:43%
「アンジェリーナ・ナイトレイ。貴様との婚約を破棄し、我が国の聖女ミサキを害した罪で流刑に処す」
物語でよくある婚約破棄は、王族の信頼を揺るがした。婚約は王家と公爵家の契約であり、一方的な破棄はありえない。王子に腰を抱かれた聖女は、物語ではな
い現実の残酷さを突きつけられるのであった。
★公爵令嬢目線 ★聖女目線、両方を掲載します。
【同時掲載】アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、小説家になろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 15:16:54
9958文字
会話率:38%
真実の愛は策略で生まれる ~王太子殿下の婚約者なんて絶対に嫌ですわ~
勉強は出来ず、実技も酷い。顔だけしか取り柄のない一番最初に生まれた王子というだけで、王太子の地位に就いた方。王国を支える3つの公爵家の令嬢達は、他国にも名の知れた淑女
であり、王太子レオポルドの婚約者候補に名を連ねた。
「絶対にお断りだわ」
「全員一緒に断りましょうよ」
ちょうど流行している物語の主人公のように演出し、道化を演じて退場していただきましょう。王家も貴族のひとつ、慣習や礼儀作法は守っていただかないと困ります。公爵令嬢3人の策略が花開く!
ハッピーエンド確定、6話完結
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、ノベルアップ+折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 19:00:00
14282文字
会話率:49%
セルリアーナは頭を抱えていた。
生前、給料を注ぎ込むくらい熱中していた恋愛シュミレーションゲーム『光の先に続く真愛』に登場する悪役令嬢へどうやら転生してしまったらしい。
ヒロインがどの攻略者と恋愛成就してハッピーエンドを迎えようと、婚約者
であるメイン攻略者人気投票一位を誇る、第二王子との婚約破棄からの断罪を言い渡されるのだ。
だがセルリアーナはこの悪状況を逆手に取り、両手を挙げて感極まる事実が別にあった。
「各ルートで一秒しか登場シーンが無い、推し(覆い隠す銃口・カリュプス)を肉眼で見られるかもしれないじゃない!」
推しと合法的(?)に接点を結び同じ空気を吸う為に、凡ゆる知識をフル活用。
更にはヒロインを応援しつつ、穏便な婚約破棄&最低限、処刑回避して余生は領地でゆったりスローライフを目指すが……?
転生推し活最強悪役令嬢×暗躍者として育った公爵家の訳有りヒーロー
※暴力・残酷描写シーンある為R15指定とさせて頂きました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 21:00:00
11982文字
会話率:20%
大清帝国中期、嘉慶年間。三世の春で窮まった繁栄と爛熟が、斜陽と退廃へと取って代わろうとする時代。
前皇帝の弟を父に持つ変わり者の親王『永暁』(ヨンヒョオ)は、京師に流れる奇妙な噂を耳にして、ふらりと何処かへ出掛けていく。その後を追うのは、少
し訳ありの奴僕『名無し』。
─「子は怪力乱神を語らず。では代わりに、ぼくが語ることにしよう」
・登場人物
永暁…大清帝国の皇族。世襲親王家の一つ『瀏親王』の第二代当主。本年十八歳。
『名無し』…永暁の包衣(お付き)。自称二十歳。彼の父親である先代親王に仕えていた。
(この小説は『聊斎志異』、『子不語』などの翻案小説です。また、当時の生活や環境描写には、『紅楼夢』などの表現を参考にしました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 20:50:03
106682文字
会話率:67%
王家の密命を受けて働く公爵家の四姉妹の末っ子として生まれたレイラ・ハワルド。彼女は、剣術学校の野外実習で高台から落下したことで、前世の記憶を思い出す。
この世界が、前世でやっていた乙女ゲームの世界に酷似していると気づいたレイラは、推し
のアルベルトが自分の婚約者だということに舞い上がる。
だけど、ちょっとした事件から、レイラはアルベルトに、まさかの婚約破棄を言い渡してしまう。
「なぜ、こんなことを言っちゃうのよ、私!」
レイラは、アルベルトのことを知るうちに、どんどん本気で恋をするようになっていく。
アルベルトを振り向かせようと、彼が興味を持つ薬の勉強をしたり、変装してアルベルトの行動範囲をウロウロしたり、ストーカーついでに魔物を蹴散らしたり……。
前世の感覚とのズレに迷うためか、いろいろとやらかすレイラ。そんなレイラの行動に気づいたアルベルトは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 19:43:23
56871文字
会話率:45%
高校生の風間翔太は、学校帰りに突然異世界に召喚された。すぐ近くにいた人物を巻き込んで。
召喚先の世界は、いわゆる剣と魔法の世界。
そこで、迎えた王家の人々に願われる。「勇者として魔族と戦い、魔王を打ち倒してほしい」と。
他に召喚され
た3人の勇者とともに、風間翔太は勇者として立ち上がる……はずだった。
ところが、そこにとんでもない人物が絡んでくる。他でもない、自分が巻き込んでしまった青年だった。
足手まといと思い込んでいたその青年は、実は強大な力を持った存在であり、“魔王の力を持つ半神”だったのだ!
勇者を超えるチートキャラと、否応なくコンビを組むことになってしまった翔太の、明日はどっちだ!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 19:00:00
72949文字
会話率:20%
私の人生、ガケっぷちー!!
クズ親にクズイケメンへの婚約を迫られ、脳天逆落としで破棄を申し付けた私、ツンデールは、行く場を失った女達と安住の地を求めて、謎の不細工中年魔導士の力(チート)を拝借しつつ、自由と未来のために戦い続けます!
例え立ちはばかる者が婚約者だろうと上位貴族だろうと死の荒野だろうと…王家の陰謀だろうと?大陸の大国だろうと??
…って?敵がインフラ起こしてません事~?!
私の人生、いつでもガケっぷちですのよー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 18:31:41
755639文字
会話率:37%
36歳ひきこもり、無職、童貞、100キロオタクがトラックに轢かれて死亡、そして異世界孤児に転生。王家の出であることを象徴するかのような金の懐中時計を身につけており、グリフィンの模様が描かれている。
魔法と魔術の才能を持ち、4歳からこ
の世界で生きるための法則を学び始める。攻撃型や防御型の魔術は得意ではないが、補助型、回復型、空間型、時間型の魔術しか得意ではないため、剣術や体術を習い始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 18:17:01
185987文字
会話率:65%
――いらないのでは? こんな男。
娘の卒業パーティーで起こった婚約破棄騒動。王子に婚約破棄返しを華麗に決めた悪役令嬢に感銘を受けた一児の母・アデライドが、浮気夫に三行半を突き付けて再出発する話。 はたしてアデライドお母様はあれもこれも大掃除
してすっきりさっぱりできるのか?!
(他サイトにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 18:10:00
23797文字
会話率:28%
主人公、綾垣 航也(あやがき こうや)は異世界に召喚される。
そこは強力な王家が、自分たちにしかあやつれないマジックアイテムで人々を支配する世界だった。
召喚された航也が手に入れたスキルは『王位継承権』。
『あらゆる王位の継承権を持つ者と
してあつかわれる』チートスキルだった。
自分が『王位継承権を持つ異世界人』だと知ったコーヤは、王宮から脱出することを決める。
航也がめざすのは、落ち着いた居場所を作ること。
王宮を離れ、自由になった彼は、そのために『王位継承権』スキルで王家のマジックアイテムを操り始める。人々を救い、土地を豊かにしていくコーヤの前に、いにしえの王位が姿を現す。
すべての王位を継承できるスキルを持つ航也は、スキルと王位を活かした国づくりをはじめるのだった。
※ R-15は保険です。
※ カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 17:51:58
251449文字
会話率:41%
生まれつき魔力が強いせいで毒親に虐げられてきた私。なんでも異母妹が霞んでしまうからだとか。
それで私は完璧な婚約者を持っていたけど、毒親の思惑で婚約破棄せざるを得なくなって断罪されたんだよね。つまり私はざまぁされる悪役令嬢だったわけ。はぁ
、毒親を持つと本当に苦労させられる。
やり直しの人生では絶対に思い通りになるものか。というわけで私は隙を見て、養子に出ます。あ、公爵家なんて異母妹にあげますから。
え、魔力が強いから王家の養子に欲しいって? もちろん、私はそちらに行きますので。
で、怖いはずの王妃様なんですが、ちょっと私に甘くありませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 12:00:00
30659文字
会話率:23%
国にマナをもたらす「世界樹」への生贄としてささげられた聖女アリアは長い封印から目覚めた。未来ではアリアを陥れた妹のシェミナは権力を持ち、国を支配していた。アリアの事を虐げながらも彼女を手放そうとしないシェミナと王家に不信感を抱いたアリアは世
界樹の力と自分を慕う神官アルフォンスの助けを得て王都を脱出し、かつての恋人エディアス・ラング公爵の治める辺境へと向かうが、なぜか王都にあるはずの世界樹がアリアにくっついてきて、アリアは王家に追われることとなる。
恋愛要素薄め&やりかえすのは後半になってからです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 07:20:00
83223文字
会話率:55%
「お前は偽聖女だ!婚約を破棄し、ついでに追放する!」婚約者のダリル王子から、朝っぱらからそんな事を言われてしまう。休みもなけりゃ自由もない、おまけに愛も手に入らない。偽聖女だと言うのなら、堂々と追放されて見せましょう!こうして私は自由を手
に入れた。しかし当然のことながら「聖女管理局」の所長、愛しのエドガー様が私を追ってくる。はい、惚れた弱みですからおとなしく帰って聖女やります、でも王家と婚姻を結ぶのだけは勘弁……え?この状況を解決する、たったひとつの冴えたやり方を思いついたんですか?
冤罪に便乗して脱走したはいいものの、使命を捨てるほどでもない聖女がスパダリ上司と一緒に落としどころを見つける話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 19:11:31
5930文字
会話率:42%
【王都アマルティア】
数100年に及ぶ栄華を誇るノスガルド大陸の西に鎮座する王国
文武両道を掲げるこの国に1人の赤ん坊が産まれる
➖ローレッタ アマルティア➖
王家の血を継ぐお姫様である
18歳になった彼女は父である現国王ガレフ
アマルティアよりカタルシスラッシュを言い渡される
カタルシスラッシュとはその身ひとつで大陸を旅し、実体験を通して文武両道を身につける王家に伝わる修行のようなものである
数十年の月日がかかるともいわれるカタルシスラッシュを経て彼女は己を鍛え上げることができるのだろうか
ここに、とあるお姫様の長い旅路が始まろうとしている
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 00:29:28
35486文字
会話率:74%
15歳の花摘の儀。15年かけて少しずつ魔力を込めながらゆっくりと成長させた星彩花を教会の聖泉の前で精霊に捧げる儀式。星彩花の魔力の御礼として星彩花に祝福が授けられる。自らの一部であった星彩花を捧げると、祝福を受け聖彩花となり、それを肌身離
さずに身につけるのが一般的である。星彩花も聖彩花も、主が一生を終えるまで咲き続ける。それは自分の次に大切なものとなり、婚約指輪は聖彩花をモチーフとしたものを贈る。そして星彩花には、善し悪しもある。
ルチナの星彩花は、何処にでも咲いていそうな水縹色の大きくも小さくもない花だった。似ているといえば王家の星彩花である翠星花に似ていなくもないが、色が違うので無関係だろう。7歳という何とも微妙な年齢で孤児院に捨てられたのは、7歳に星彩花が花開くからだ。公爵家だった。フォーゲル公爵家には野花のような花は相応しくないと、捨てられた。物心ついていない時だったら良かったのに、微妙な年齢だったお陰でその時のことはよく覚えている。役立たず、落ちこぼれと罵られ、孤児院へ押し込められたのだ。7歳の少女には耐え難い仕打ちであった。感情を無くすのも仕方ないだろう。笑うことも泣くこともなかった。そのまま15歳になった。
……そして彼女は、水縹色の巫女と呼ばれるようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 23:44:08
3004文字
会話率:80%
ヴィスガルド王国では、王子アラム・ヴィスケーノの結婚相手を選定する「花嫁選びの祭典」が催されていた。
大貴族グラーク家の令嬢シェルミーネ・グラークは、実家の政治的躍進のため、これに参加。
王家とグラーク家を結び付けるべく、大貴族の威
信にかけて、最終選定の王宮舞踏会まで勝ち進む。
その過程で、目障りな平民出身の少女アイリ・カナンに様々な嫌がらせを仕掛けるシェルミーネであったが、そのアイリが事もあろうに王宮舞踏会まで勝ち残り、最後の競争相手としてシェルミーネと対峙する事となる。
自身の嫌がらせを糧として成長を遂げ、今や立派な王子妃候補として眼前に立ちはだかるアイリに、シェルミーネは圧倒される一方であったが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 15:07:46
475434文字
会話率:29%