幼少期、過労死んだ親父を今でも忘れられなかった。
親父が死ぬと直ぐに母親は妹を連れて何処かに消えていく。
残った俺は、たった一人で生きて来た。
死んだ親父の原因は当時から過労だと分かっていた俺は学習した。
それから高二になった俺は、
進路希望表に大きな文字で専業主夫と書いて提出し続ける。
周りや教師は可笑しな目で俺を見るが、専業主夫になる覚悟として48の技術を高レベルで習得している俺に欠陥などは何処にも無かった。
しかし、二つ問題があった。
…彼女いねぇ。
……イケメンじゃないから、女が寄って来ねえ。
高2の春、色々あった俺は遂に前へ踏み出す。
目標....彼女が欲しい?
イヤ、そんな低い所に俺は置いてない!!
俺の目標は養ってもらう事だっ!!
青春活劇っぽい何かに仕上がった一人の孤独な苦学生の物語をどうぞ見守ってあげて下さいな!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-24 12:00:00
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会話率:37%