狼が、人間の出した様々な廃棄物を捕食したことにより突然変異した存在『狼(ろう)』。
主人公はそんな『狼』を狩ることを生業としていた。『狼』討伐コミュニティに属することなく活動しており、その様は『狼』の返り血により染まった赤いフードを被っ
た女性。
そんな見た目から、ヒトは彼女を『赤頭巾』と呼ぶのだった。
そんな赤頭巾の下に、1人の少女が依頼を持ち込んでくる。普段なら受けることのない内容だが、その依頼主は赤頭巾の過去を想起させるものでーーー。
前作『Red coif』を読んでいない方は、そちらから見ることをオススメします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-12 15:50:50
14811文字
会話率:29%
突然変異を起こしたオオカミ。人間はそのオオカミを狩ることを職とし、主人公もその1人だった。しかし主人公は他の狩人たちとは一線を引いた場所に立っており、同業者含む、多くの人間から、一種の畏怖する存在として扱われていた。
そんな主人公のもとに、
1つの仕事の依頼が届いたことから、物語は動き出します―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-03 17:16:08
8270文字
会話率:23%