現代の2065年の世界には、作家という職業は珍しく貴重な存在だった。
2030年に、人工知能の発達によりAIが事業のほとんどを担うようになり、その中でも作家AIは1番機能が良かったため、絶大な人気があった。その作家AIのすごいところは、
個人個人にあった話を書いて提供をすることだ。そして作家AIのサービス開始から35年が過ぎていた。それにより作家という職業は、既に時のものとなり、作家とAIの人気の差はどんどん離されていった。
それでも僕中山敦は、AIの作る話より人が作る話が好きだった。
そして、2064年に工業AIができ、そのAIがVR接続器を作り上げた。そのVR接続器をVR世界に繋ぎ本の中の世界を体験することができるようになった。友達の、晶が言うには本の主人公になれるけど一部の本では主人公じゃなくて、1人の人間として本の中の世界を体験するらしい。でも、五感の全てVR世界に送るという複雑な構造のせいで生産が難しくて、まだ一部の図書館にしかない。でも、僕の住んでいる、元軍施設があり地方中枢都市である[横浜]に住んでいる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-16 01:00:00
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