事業に失敗した名家のお嬢様は、自分の縁談話から逃れるため古びた小船で夜逃げした。それに付き添って執事のイクスも一緒に乗船してみたものの、オールは一本。現在地は海の上という以外わからない。
このままでは生きてるうちに陸にたどり着けるかどうかも
怪しい。
それなのに、お嬢様は常識はずれな話ばかり……。
「ねぇ、イクス。船ってどうしたら前に進むの?」
お嬢様、このまま沈んでくれないかなぁなんて。
さぁどうなる!?
※ pixivと重複投稿をしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-11 08:59:54
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会話率:46%