「私は、綿嶋さんのペットになりたい」
何でこんな事を思うようになったのか――キッカケなんてものは曖昧なもので思い出せないけど、たぶん、些細なものだったのだろう。
綿嶋さんは、所謂不良少女だ。
学校にはたまにしか来なくて、よく遅刻
して、授業もサボってばかりで。
だけど、良いところもある。
運動神経が良くて、頭も良くて、お洒落で、スタイルも良くて、何より、凄く綺麗なのだ。
だから、私はペットになりたい。
話した事もない相手なのに――そんな風に考えている私の気持ちを知られたら、きっとドン引きされてしまうんだろうな。
そう、思っていたのに。
あの日から、私の生活は一変してしまったんだ。
私は綿嶋さんのペットになりたい。
――
(わたわた。懲りずに百合モノ)
もし少しでも気に入ったと思っていただけたのなら、是非とも評価、ブックマーク、感想などで応援いただけると幸いです。やる気と勇気と自己肯定感が高まります!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 00:00:00
18861文字
会話率:35%
友達には優しいが、家族には、ワガママばかり言っている、少年王子麻帆は、ある日、自分の部屋の前で一人の美少女教育係に出会います。その子の名前は高橋凛華。血の繋がらぬ、熊井有佐儀と言う妹を持つこの美少女教育係は、めちゃきつくて、ツンデレで、ワガ
ママで真面目で、そして、常に自分にまっすぐでした。
出会いざまに彼女に告白して、好きでも嫌いでもないけど気が合わないから、といきなり振られた麻帆でしたが、菜坂帆夏美や市志津浜美などに励まされ、少しずつ、彼女と向き合えるようになった麻帆は田村春菜騒動の時に教育係高橋凛華に麻帆の買いたかった本を騒動の際にこっそり買ってもらっていたという事件をきっかけに2人の距離は縮まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-09 12:03:14
4874文字
会話率:39%