無意識的に人格と記憶を共有し、もう一人の自分として行動する機械人形アミクスが生産活動のほとんどを代行する時代。人間の多くは全てをアミクスに任せ、享楽に耽っていた。そんな社会にあって世良連示はアミクスを使用せず、社会全体に反感を抱きつつも無
力感を抱いていた。幼馴染金村遊香のアミクスながら妙に人間らしいユウカや、数少ない友人と変わらない日々を過ごしながら。
そんな中、連示の元に何故か女性型のアミクスが配達されてくる。阿頼耶と名乗った彼女は自分が電子の海で生まれた新たな意識の形、幻影人格という存在であると告げ、同じ幻影人格ながら既存のアミクスの人格を乗っ取って人間を襲うファントムから人々を守る手伝いをして欲しいと連示に頼む。自ら破壊行為をなせない阿頼耶に代わり、人格を交換し、彼女の体を使って。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 19:09:54
130103文字
会話率:39%
〈獣化〉と呼ばれる遺伝病により絶滅の危機に瀕したコロニーで、生き残ったのはアルファとオメガの名を持つ少女と少年の二人だけだった。
残された二人は、戦艦に乗って、当てもないままに無限の宇宙へと飛び出していくのだった――。
sagitt
a発の、SF風ライトノベル。短期集中連載予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-14 22:22:55
14800文字
会話率:41%