エンジット王国の王都の北側に位置する街、ウェルヴィンキンズ。エンジットの古い言葉で『狂った者たち』を意味するその街を治めるのは、黒い髪に琥珀の瞳を持つ、子爵であるリゼルヴィンという女主人だった。
優秀な魔法使いにして、王家の奴隷であり、子爵
家の当主であるリゼルヴィンは、その強大な魔力と、神話にある『黒い鳥』の伝説のために国中から恐れられていた。
リゼルヴィンは今日もまた、王の奴隷として動き出す。その行動は、国のためか、自身の街のためか、はたまた自身の欲のためなのか――。
※短編『Rの悲劇』の主人公の現在の話となります。シリーズ設定しておきますがほとんど関係ありません。詳しくは活動報告にて。
※誤字脱字見つけましたら報告してくださると助かります。
※予告なしの残酷描写が入ります。ご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-30 19:51:13
535306文字
会話率:35%
幼い頃から姉にすべてを取られていた妹。それでも姉のことは好きだった。婚約者を取られても、好きだった。そんな妹が姉を嫌うまでの話。自サイトにのせたものです。
最終更新:2014-08-04 20:04:18
3438文字
会話率:0%