一菜(主人公)は下校中、何者かに口を押さえられ、誘拐される。
目が覚めると見知らぬ建物の豪華な一室。ロビーに行くと、自分以外にも6人の男女がいた。皆攫われて、気付けばここにいたらしい。
突如館内アナウンスが鳴る。
「ようこそ。愚かな人達。貴
方達は選ばれました。最も愚かな嘘をついた者として。この建物には全て鍵がかかっています。出るためには、貴方方の記憶から消された愚かな嘘を現実にしてください。…ヒントは貴方方の部屋に存在します。では、健闘を祈ります」
私達がついた、“愚かな嘘”とは何なのか。
そして、私達の体に施された変異を、私達はまだ知らない。
何も分からないまま、私達は部屋の探索へ向かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-18 13:44:38
36625文字
会話率:38%