とある日本のマンションに一人の青年がいた。
彼は一つのVRSLGゲームをやっていた。『DANGEONE MAKE』という経営ゲームである。
モンスターをゲットしてレベルを上げて強くして、攻め込んでくる侵入者を討ち果たせ。
アイテムを集め
たり、モンスターを集めて図鑑を埋めたり、全国のプレイヤーとイベントを通じて強くなる。
時にはゆっくりダンジョン内でくつろいだり、ダンジョン内を趣味嗜好の宝庫に変貌させても面白い。
そんなありきたりとも言える王道のSLGゲームだった。
しかしそれは突然起こってしまった。
彼の造っていたダンジョン、その入り口が異世界に開いてしまった。
”剣と魔法の異世界”と”電子が支配するVRSLGゲーム”の二つの相容れないはずの世界が通じた時、世界にどんな影響を及ぼすのだろうか。
ゲームに反映された事は異世界に影響をもたらし、異世界での出来事はダンジョンでの出来事へと変化する。
お互いが気付かぬ内に世界はどんどん交わり、ダンジョンを、街を、国を、世界を震撼させる。
変貌を遂げるその世界で何は起きるのか――――それは誰にも分からない。
ただ一つ分かる事、それは彼が何も知らずただゲームを進めるという事だけ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-27 00:56:21
148671文字
会話率:22%
黄昏のガンプは、実体験型VRSLGが売り文句の西洋風ファンタジーゲームである。
プレイヤーは、世界の住民の一人となり、冒険や生活を行う。
そのプレイヤーの一人が、シュガーブルクの代表として頭角を現しつつあるアーネストであった。
VRM
MO小説をいろいろ読んでいて、VRモノを私も書いてみたいと思っての投稿です。
私自身は、ログアウト不能のデスゲームを舞台とするゲームは10年以上前に参加したぐらいであり、新鮮味に欠けるかもしれませんが、読んでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-03 07:00:00
9615文字
会話率:8%