今から約20年前、第三次世界大戦後に世界平和をもたらした万能素粒子、デバイサー粒子が発見された。
デバイサー粒子はニュートリノと同じ大きさでありながら一つ一つが非常に緻密なICチップのような構造をしており、大気中で数億個の粒子がデバイ
サーの異能によって集積される事により、スーパーコンピュータと3Dプリンターの合わせ技のような効果を発揮する。
粒子の集合体には直接触れる事はできないが、武器兵器の解体、安全仮想兵器(セーフティウェポン)の構築などさまざまな事象を起こす。
安全仮想兵器ことセーフティウェポンはデバイスに即時武器生成プログラムのインプットされた補助機材、オプションカードを挿入する事でスピーディーな非流血戦闘を可能にした。
セーフティウェポンオプションカード。通称・SWOC(スウォック)。
SWOCを使用できるデバイサー、SWOCデバイサー同士の戦闘において攻撃を受けて消耗するのは戦意のみ。
そんなSWOCデバイサーを養成、管理する学園、国立第一素粒子戦術専門特別教育校。
略称・素粒戦専。
俺、恋澄(こいずみ)まことはそんな学園で並の成績なモブデバイサー。
退屈な学園生活を送る中、ある日過去からきた謎の幼女の登場によって事態は一変する……。
学園SF青春バトル小説!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 15:44:56
19340文字
会話率:47%
警視庁捜査第一課の刑事、服部悠蔵(ゆうぞう)(27)巡査部長は、上司から突然〝火星行き〟を命じられる。火星連邦の七福(しちふく)地区にて、保安局の取締官に着任せよというのだが、それは表向きの話で、真の目的は火星で進行中のクーデター計画の阻止
だった。
悠蔵は母に別れを告げるため実家に戻ると、二十年前に失踪した父が遺したある巻物を手渡される。それは〝伊賀流忍術の虎の巻〟であり、先祖は伊賀流忍者の開祖で、悠蔵はその末裔だという。悠蔵は虎の巻を持ち、火星へ発った。
火星連邦保安局取締第三課を訪れると、サザエ・チャン課長やマルコ・ヴェッキオ、その他の仲間たちが出迎えた。悠蔵の当面の任務は違法滞在者オーバーステイヤーといって、悠蔵の任務は《人体改変禁止法》違反者の取締りである。自らの肉体を科学的に改変する者たちがおり、人体を遺伝的機械的に改変した場合、それは人体改変禁止法違反になる。
翌日早朝、官舎で目を覚ますと、隣に見知らぬ少女が寝ていた。悠蔵はびっくりして飛び起き、少女の素性を問いただすと、地下施設から逃げ出してきたという。仲間のほとんどは殺されたと言い、少女はかくまってほしいと懇願する。彼女には首の後ろの識別番号ICチップがなかった。いわゆる〝無登録〟であり、火星においてそれは絶対にあり得ないことだった。悠蔵は少女の話を信じ、部屋にかくまうことにする。聞けば、少女には名前すらない。悠蔵は〝サクラ〟と名付けてやる。
その日の午後、七福の辺境にて、〝無登録〟の少年少女らの遺体が発見されたとの連絡が入った。マルコとともに現場に駆けつけると、少年少女らの遺体には無数の傷痕が残っていた。悠蔵はそれが刀や手裏剣でつけられたものだと気づく。この火星には悠蔵の他にも忍者がいるのだ。
DNA解析によれば、惨殺された少年少女は、違法に遺伝子を改変してつくられた人工人間である可能性があるという。サクラもまた人工人間であると知りショックを受けるが、悠蔵はサクラを守り抜くと心に誓い、マルコとともに本事案の捜査に乗り出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 09:22:10
110783文字
会話率:44%
西暦二〇四二年
スマートフォンに代わり、世界にはバイザー型の端末であるスマートゴーグル(通称ゴーグル)が普及していた。
ゴーグルを通してICチップを認識する事で建物や衣服、乗り物までがARでカバーリングされた社会。
ARデザイナを目指す
青年、結城 駆は、閉鎖された商業施設で、区画案内用のARロイド アカネと出会い、未来の約束をする。
いつか、あの電影の街かどで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 14:25:53
5859文字
会話率:25%
大阪パイレーツの野球選手である三加野大輝(みかのだいき)は高校時代に甲子園で大活躍し、鳴り物入りでプロ野球界に入ったものの、ルーキー時代にしかも初戦で三振の山を築き、あえなく二軍に落ち、それからというもの二軍のスタメンはおろかベンチを温めて
いた。
不甲斐ない毎日を暮らしていたところ、夜中に宅配便が来て、その郵便物はDVDが入っていた。大輝は生まれたころからICチップに組み込まれた人生を送っていることが分かり、DVDによる回想シーンで振り返り、そして今後の人生の選択を決めることになるのだが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 18:32:38
15306文字
会話率:7%
三十一年前、日本は犯罪抑制のため、全国民にICチップを組み込み管理することを決めた。それにより、その人物がいつどこでどんな犯罪をしたのかが、常時国民すべての左目に映し出されるようになる。
立ち小便からネット犯罪、売春から恐喝などありとあらゆ
る犯罪も、犯した時点で即自動通報。老若男女を問わず、犯罪者は晒される。
「だから、言質取らせただろうが!」
「こちとら国家単位だ。遊び半分で攻略されるほど温くない」
元被害者と、前科者。
たったふたりの通報部は、今日もありとあらゆる犯罪に立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-04 18:01:32
5605文字
会話率:19%
人間の脳内に埋め込むことで演算能力を飛躍的に向上することに成功した超小型ICチップ「Bces ビーセス」。それが日常に普及した社会の中で、とある男に異変が起きる。
最終更新:2019-12-25 18:15:56
8866文字
会話率:19%
AIが世の中に普及し始めた未来のお話です。
ここでは行き場を失くした人間が密猟され、動物のように保健所へ連れて行かれてしまう。
そして最終的には殺処分・・・。
首にはICチップを埋め込まれ、全て数字で管理されている世界。
主人公の透はそんな
世界に喧嘩を売るが、果たして・・・!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-24 07:04:13
46769文字
会話率:49%
西暦2035年12月。
科学は進化し、国内に住む人間の体内にはICチップが埋め込まれ、個人情報は徹底的に政府のもとで管理される時代となっていた。
そんな中、東京南東区の高層マンションに住む菱田悠介は、不自由ない生活を送っていた。ただ一つ…母
親の存在を除いては。
何をしても怒らない、何をしても表情を崩さない。そんな母親に強い違和感を覚えていた悠介は、ある日、幼馴染と行ったダーツバーで、一人の男と出会う。
科学は正義なのか。それとも悪なのか。
その狭間で揺れる悠介が選ぶ選択とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-18 16:32:43
6725文字
会話率:48%
僕は脳にICチップを所持している。
様々な条件の中で選ばれた存在、そう言う人もいる。
僕が生まれた時にはICチップを脳に埋め込まれていた。本当はきっと誰でもチップを埋めることが出来る。
しかし、その為には裕福な富裕層や特権階級、コネなどを駆
使しないといけない。
僕はたまたま、運が良かったのだ。
脳にICチップを持つ人間が存在する世界で起きるトラブルに主人公が巻き込まれていく話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-10 05:05:28
3393文字
会話率:39%
2067年、地球上は高齢化が進みICチップを体内に埋め込むのが義務化されていた。
ある朝、テレビを付けてみるとそこには驚愕のメッセージが記されていた…
多種多様なキャラが挑む生き残りをかけたサバイバルゲーム!
怒り苦しみ悲しみ、色々な思いが
交錯する悲しくも切ない物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-09 11:05:57
1796文字
会話率:8%
ーあらすじー
この物語は近未来の世界。
世の中全てのものがコンピューターで制御される事が西暦3000年に国会で可決された。もちろん人間も制御されるカテゴリーの一つだ。
3008年以降に出生した人にICチップを身体に埋め込むことが義務化された
。ICチップには「個人情報」が内蔵されており、お金を支払う際も手を翳すだけで物が買えてしまう、とても便利で優れたものだ。
3012年に50歳以上の人が義務化された。そのICチップは、「場所」と「個人情報」が管理される。
3024年には20歳以上の人が義務化された。そのICチップは「場所」と「個人情報」と「健康状態」、あと「毒」が内蔵された。毒が内蔵された経緯は犯罪などの抑制が効くためだ。毒と言っても毒の量を調整することで必ず死ぬと言う事はない。
ここから物語が始まったのだった…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-27 22:30:14
320文字
会話率:12%
このゲームは“異世界”ではなく、人が死ぬこともない。
チートも許されない、公平なゲーム。
ただ、“楽しい”ゲーム……。
西暦2076年。全人類の90パーセントに、ICチップの埋め込みが完了した。
ICチップによって網膜投射され
た画面を、脳波で操作する時代。そんな新時代で流行しているゲームが、『The Earth』だ。
それは全世界1500万人以上の人気を持つ、オンラインRPG。
VR-拡張現実-を超えたTVRによる、もう一つの地球での暮らし。
キャラクター・フィアレスを操る高校生、佐久間亮。彼は無類のゲーム好きで、この『The Earth』を遊ぶことを心待ちにしていた。
キャラクター・セシウスを操る女子高生、松山美咲。彼女は今までゲームをプレイしたことがなかった。果たして、楽しむことは出来るのか。
そんな二人が出会った時、『The Earth』の世界は動き出す。
ゲームは“楽しい”と、知るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-19 00:40:59
143825文字
会話率:43%
平成から和久になり
子育て手当が豊富になり高齢化社会の危機は去った。
しかし全世界の政府(一部地域や共産国を除く全ての国)は安全で快適に徹底管理された統一社会政策により一部の過激派グループはテロを開始。国外情勢の不安は残っていた。
また
、学校ではそれぞれの才能にあった教育を施し
その道に合うエキスパートを目指させる教育方針。
15歳には潜在犯罪者の可能性をなくすためICチップを
埋め込まれる。
反応した場合はカウンセリングや心理相談、重度の場合 19〜25歳の裁判員制度による裁判になる。尚、死刑は無し。懲役3年
ネット世界は完全に確立し
バグやウィルスを除けば完全な第二仮想空間となる。
年齢制限層は小学校の電子
インターネット試験に合格をすればその現年代から始められる、ただし年齢制限層には入れない、更新が3年半に必要。更新をしなければ限定された第二世界にしか入れない。
ネットカフェやホテル
ゲームセンターにも設置されている。
元々、軍事産業から民間企業へ流れ、見事に成功。
電子社会に大いなる影響をあたえる。
fast horsu (アメリカ)
青網 (日本&台湾)
BT (※EU連合)
この3大会社が生産ラインの主な(輸出、輸入、技術交換を含め)会社である。
ストーリー
大野 大は 第二世界のvipシューティングゲーマーとして活躍。しかし、現実では
ニートの生活そのものだった。
ある日、ニュースで第二世界のアップデートにより入れなくなってしまった。
ぐずっているところにかつての仲間たちが飲みに誘う。昔話に話が咲き色々な話があがる中
昔、都市伝説としてあがった浦島太郎プロジェクトの計画があるのではとアップデート途中の第二仮想世界に侵入する。
危機が忍び寄ってくることを気づかずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-10 21:03:39
3484文字
会話率:54%
様々な少年少女の話。
最終更新:2014-01-27 03:19:26
9252文字
会話率:64%
21世紀半ば、脳内に埋め込まれたICチップによって世界中の人々はそれぞれの脳内の情報を共有出来るようになっていた。
これはネットワーク上に構築された百科事典『オンラインペディア』に依存する未来の中学生の物語。
最終更新:2012-05-23 11:43:31
2668文字
会話率:16%
脳内に埋め込んだICチップの機能で特殊能力を持つ組織で、裏切り者への処分を任務とする逸希と恭一郎。日常の1コマ。ブレイン・ジョーカー、番外編。
最終更新:2011-03-19 06:27:29
3018文字
会話率:56%
ICカードが普及して久しいが、その次世代形態として掌に埋め込むタイプが開発された。
最終更新:2010-06-17 13:44:58
2457文字
会話率:45%