龍王族の男子一人だけに魂の片割れである番いが現れ次の龍王になる。これは龍王の治める煌国(こうこく)の長きにわたる摂理であった。だが、ある日先読みの神官は「番い一人に龍が二頭あらわれる」と神託をうけてしまう。
隊商に拾われた孤児の少女ククリは
、呪われた皇子と呼ばれ恐れられている第二皇子ハクトに命を救われる。ハクトはククリに惹かれるがククリは突然消えてしまう。第一皇子のシオンは自分の幼いころの師であった美貌の神官が最近弟子にした少年を溺愛しているとの噂に真相を確かめにいくが・・・
ククリに惹かれる皇子二人。ククリを溺愛する美貌の神官。神官ソハヤは自分が視た未来を変えようと決心する。 最初の5話は二人の皇子の親世代の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-29 23:59:01
31704文字
会話率:20%
その少年は不幸だった。
周りの人間から忌み嫌われ、自身の体にもその不幸は降り注ぎ、まともな人生を歩めることができなかった。とある理由で死んでしまった彼は…
その少女は疫病神だった。
似た姿の仲間からその存在を拒まれ、与えられるはずだった
物を与えられず、父親により封じ込められた彼女は…
少年と少女は、『不幸』と『疫病神』から、幸せを目指す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-11 13:02:40
17733文字
会話率:50%