黒主零 小説家になろう　作者検索

これは黒主零が甲斐廉と言う名前で刻んだX-GEARとは似て非なる物語である。

主人公、紫歩乃歌は中学２年生。アルビノで、誰よりも速く走れて、ゲームが好きで、出来るからやるが信条の女の子。 そんな歩乃歌はある日、学生達の間で陰ながら蔓延っているPAMTと言う携帯アプリを手に入れてしまう。 そしてそれに続いてUMXと呼ばれる怪物まで現れてしまった。 そのUMXに共鳴するかのようにPAMTは予め設定された機動兵器としての姿に実体化してしまう。 ちょっぴり現実逃避をしながらも唯我独尊な歩乃歌は自分で設定した「百連」と言うPAMTを使ってUMXと戦う日々に巻き込まれてしまう。これは、そんな中学生達の青春の霹靂である。折りたたむ>>続きをよむ

ここは最高水深１万メートルを超えたマリアナ海溝の さらに海底に存在する海底監獄。 決して表沙汰にはできない類の犯罪者が送られてくる 一度入ったら決して戻ることの出来ない監獄だ。 それは監守も同じであり世界を揺るがすほどの犯罪を犯してしまった 者が不老不死の体を与えられた上で半永久的に務めることになっている。 海底監獄に収容された犯罪者の数は現在２０人ほど。 新しい受刑者を収容する場合を除いて脱出する機会などあるはずもないため 受刑者達は暇だから二手に分かれてよく意味不明な遊びをしている。 それももちろん楽しみだがそれ以上に楽しみなのが 一日に２回ここまでカツ丼を運んでくる国籍も本名も不明な 「カツ丼屋さん」が運んでくるカツ丼だ。 これはいついかなる場合でもカツ丼を海底まで運ぶ男の ショートコメディである。折りたたむ>>続きをよむ