時代背景は、邪馬台国が誕生した頃からヤマト王権が誕生する頃まで。主人公は、茨城県鹿嶋市の鹿島神宮の付近で生まれた双子の男子。生まれてまもなく、乳飲み子の状態で弟が海洋系の種族にさらわれ、兄弟が別々の人生を送ることになる。兄は成長して、物部
氏族の一員として頭角を表し、弟は息長氏族の一員として頭角を表した。
北部九州では倭国大乱が収まり、卑弥呼が女王として邪馬台国を率いた頃、弟は息長氏族として、卑弥呼の手下として務めるようになった。兄は、父親が所有していた水田で稲作に従事していた。父親は生口と言って、養っている人達(身分的には奴隷)に農作業をさせていた。その父親の手伝いをしていた。ある年、気候変動があって農作物が不作になり、父親は千葉県香取市の香取神宮付近から祈祷師を連れてきた。中臣氏族です。そこで、その祈祷師の倅と兄は仲良くなり、お互いに通じ合うようになった。兄が成人したころ、気候変動により大洪水に見舞われ、物部氏族の水田が全滅になった。そこで、物部氏族は西へと移動する。その時、中臣氏族も移動。災害の少ない土地を求めた。そして、たどり着いたのが畿内でした。
双子の兄弟は、卑弥呼が亡くなり、邪馬台国が弱体する中で、ドラマチックに出会う。そして、邪馬台国に変わる政権、ヤマト王権の土台作りをすることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 00:13:24
25968文字
会話率:75%
※偶然にもログインしたらぴったり三年ぶり(2016年6月14日~2019年6月14日)でした。
これを機に更新してまいります。
時は現代。汎用人型ロボットが重機として活躍する架空の日本でのお話。
世には、その人型重機を用いて寺社仏閣を荒ら
す悪の組織が跋扈していた。
しかし、天はそのような無法を許してはおかなかった……。
戦神・建御雷神(タケミカヅチ)を祀る鹿島神宮に安置された国宝、フツノミタマノツルギ。
奈良時代に鍛造されたといわれる全長271センチの鉄剣は、その巨大さゆえに儀礼用の剣との説が有力であった。
だが、その剣は人が扱うものにあらず。
鹿島神宮に古来より伝わる木造神体「ミカヅチ」専用の剣であったのだ。
そして、ミカヅチの搭乗者として選ばれたのは、若干14歳の少女、武美衣乃理(たけみいのり)。
ミカヅチと衣乃理が出会う時、鹿島の地に新たな歴史の幕が開く!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 00:00:06
219016文字
会話率:53%
2019年、日本を襲った二つの大型台風。それらによる甚大な被害は、アマビエが仕掛けた『呪詛』が原因だった――! アマビエ退治を命じられた鹿島神宮祭神・タケミカヅチと香取神宮祭神・フツヌシは、諸悪の根源を討伐するべく、九十九里浜に向かった。し
かし彼らを待ち受けていたのは、思いもよらぬ異常な事態で――!?
(注意1 ※『そらのそこのくに』シリーズとしてナンバリングされていますが、完全に独立した短編作品です。この作品のみ、予備知識ゼロでお楽しみいただけるよう執筆いたしました。本編シリーズに関わる内容は含まれません。)
(注意2 ※優美で雅やかな神話世界を好む方にはお勧めいたしません。少年漫画的なバトル小説となっております。)
(注意3 ※文字数55,000字ほどです。携帯小説やブログ小説よりは長めのお話となっております。ご了承ください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 02:09:44
55148文字
会話率:43%
戦国時代末期。関東では北条家と豊臣家との臣従交渉が大詰めを迎えようとしていた。そんな折、大和源九郎という忍びに下った密命は、鹿島神宮から日光山へ移送中の宝刀『小狐丸』をすり替えよというもの。しかし鹿島一行は刀狩衆なる者達の襲撃を受け壊滅、小
狐丸は奪われてしまう。やむなく源九郎は生き残った巫女の少女に協力するふりをして、小狐丸の奪還とすり替えに臨む。そして、彼は知ることになる。豊臣秀吉の刀狩令、織田信長が引き起こした石上神宮焼き討ち事件の背後に潜む、伝説の神宝の存在を――。
※物語の構成要素についてはキーワードを参照折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-24 18:43:23
123426文字
会話率:43%
県史編纂室のエリートは歴史オタクだった。
歴史オタクでエリート、左沢心は上司から鹿島神宮とその七不思議を調査するよう命じられる。
そこで出会ったのは、「人の死」を必ず言い当てる占い師だった。
最終更新:2015-01-04 21:59:23
14307文字
会話率:47%