中央都市ヘキサには、魔力無しがいた。魔術が使えない彼は、夢の実現のために剣士として武の頂を目指す決意をする。そして、研鑽を重ねた剣技は、いつの間にか魔術を斬る性質を宿していた。それは魔術師に対する絶対的な優位性。彼だけの魔術殺しの剣技。これ
を用いてとある組織で活躍した彼は、魔術殺しの名で有名となる。そんなある日のこと、彼を魔術殺しと見込んで舞い込んだ依頼を紹介される。それは理由あって魔術師を雇えない魔術学園からの護衛依頼。これを受けた彼は、そして魔術学園の生徒となる。こうして魔術殺しの奇妙な魔術学園生活は、幕を開けたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-30 19:02:59
19999文字
会話率:36%
魔術が重要視される世界で、魔術の使えない魔力無しは無能とされていた。魔力無しは夢や理想に挑戦する権利すらない。それでも抱いた夢の実現のため、少年は剣を振り続けた。嘲笑と侮蔑に晒されながら積み重ねた鍛錬。それは少年を剣士たらしめ、魔術をも斬り
裂く剣技となる。魔術の無効化。その魔術師に対する絶対的な優位性は、少年に魔術殺しの名を与えることになる。
かくして魔力無しの少年は、とある組織で戦いの日々に明け暮れた。そんなある日のこと、少年にある任務が舞い込んだ。それは魔術学園の護衛というもの。そして迎えた任務初日、ある事故に巻き込まれた少年は、一気に有名人となるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-27 19:04:02
23127文字
会話率:37%
「俺の聖剣は魔術を斬り裂く」
魔術特区《イザナミ》。ここでは異形の侵略者《魔敵》に対抗すべく、魔術師を育成していた。その中の魔術学園に通う竜頭司朝斗は《黄金の双星》(ゴールデンルーキー)桜乱華玲菜の怒りを買い決闘を申し込まれてしまう。「俺
の聖剣は魔術を斬り裂く」アサトは魔術を使えないものの、魔術を斬り裂くことが出来る聖剣《オルファント》の使い手だったのだ。
「あんた、わたしの盾になりなさい!」
レイナに実力を認められ、《盟友》を組むことを強要されるアサト。そこにもう一人の《黄金の双星》四夜むすびも加わってきて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-26 22:17:14
92003文字
会話率:37%