過去に受けた心的外傷により精神に疾患を抱える高校二年生の主人公、九条透は世界の変革を目論んでいた。そんな透も普段は専属メイド兼ボディーガードの黛京香や、唯一無二の親友である姫宮詩乃との日常を謳歌していた。しかしある日『ウロボロス』という謎
の組織が透に襲いかかる。自身の左目と目を合わせた対象の思考を読み取る力『思考読解』。左の魔眼『洞視眼』。その力はやがて第二段階へと至る。そして目覚める右の魔眼『幻視眼』。その能力は対象を精神崩壊させるほど強力なもので……
頭脳派武術家主人公(中性的)による現代異能アクション。一章は日常。初バトルは二章。三章は組織紹介。死闘は四章にて。四章のラストまで読んでもつまらなかったら木の下に埋めてくれても構わないよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-07 15:30:44
201192文字
会話率:42%
魔より生じる悪性を捉え、見据えたモノを呪うことのできる邪視、言の刃を紡ぎ仇なす敵を斬り刻む力――魔口の二つの力を持ち合わす亜鷹千里。
彼女は通いの大学で恩人が設立したとあるサークルに所属している。『救済サークル』と銘打たれた同サークルの
活動目的は多岐に渡り、ある時は腋臭に悩む女学生を救い、またある時は悪夢に魘される苦学生を救ったりと。
日常に蔓延る現実と非現実の曖昧な境を見据える千里は今日、その瞳に何を映すのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-18 15:56:23
14527文字
会話率:43%
絶死の眼を持つ見山視織は少し先の未来、殺人を犯す。
自身に備わった眼が犯したのか、それとも彼女自らの手で犯してしまったのか。そして何故、彼女は罪を犯してしまったのか。
いつの時代かの、もう一つの邪視を持ち合わせてしまった少女の物語。
最終更新:2015-09-29 01:49:49
7754文字
会話率:21%
行方不明だった母親から居場所を示す手紙が送られてきたが、それに同封されていたのは蒼陣魔法学園への入学許可証。仕方無く入学する不幸な少年、君翼(キミスケ)だったが、その学園は《魔宝具》と呼ばれる武器を持たされ、《魔法使い》として育成する所だ
った。その学園で君翼は《魔女の息子》《異端者》として有名になり、皆から一目置かれる存在となる。現在に『限界』という物は存在せず、過去にそれは存在する。それを越える事が世に言う『限界を越える』であり、人の『無限の可能性』である。君翼はそれを仲間と共に学んでいく。そんな彼の学園生活を綴った話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-17 00:00:00
106126文字
会話率:45%