偶然と勘違いの連鎖で、人々に魔王と呼ばれ恐れられていた男がいた。
「魔王サクヤ!! お前を滅ぼし世界の平和を取り戻してやる!!」
勇者クロウはそう言い、曇り一つないミスリルの剣を振り、その剣先をサクヤに向けた。
だからどうしたというの
だ。
誰かと関わるのが苦手で、ぼっちな人生を過ごしていた。
しかも魔王と呼ばれて、勇者に命を狙われる日々だ。
サクヤは、それに嫌気が差していた。
生涯をかけて開発した、転生魔法を使う時が来たようだな。
これは、人生をやり直す大きなチャンスになるのだ。
勇者と戦う気の無いサクヤは、考えを行動に移した。
そして、サクヤは勇者との死闘の最中に、どさくさに紛れて転生魔法を発動する。
サクヤは勇者によって、消滅させられたかのように見せかけて、密かに生まれ変わったのだ。
今度こそ、人と関わって幸せな人生を過ごすという願いを込めて。
だが、そんなに上手くいくわけが無かった……。
「魔力が減ってる!! しかも、前世の半分も残っていないではないか……」
転生には成功したのだが、サクヤの魔力を含めた、全ての魔法の力が衰退した世界に生まれてしまったのだ!!
さらに、転生した世界に存在する男によって、サクヤの人生は大きく変化するのだった!
サクヤは本来の力を取り戻して、幸せな人生を掴む事ができるのだろうか!?
※本作はアルファポリス様でも連載しています。
習作ですが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 23:53:42
145835文字
会話率:36%
この日、世界はスキルとステータスや魔法などが導入され混沌とした。
そんな日に、青年は魔王となり神となった。多くの魔物と共に勇者達と激しく戦う事となった。
多くの仲間の魔王と共に兄や姉と戦ったりこの世界を捨てた神と戦ったりした。しかし、
彼は必要な時以外は滅多に表立って人間を攻撃する事はない。なぜなら、彼の戦いは何時も知力がものをいい裏で暗躍している為であった。
そんな彼の二つ名は怠惰の魔王と知略の魔王、不明の魔王であった。
そんな彼の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-22 17:48:57
49980文字
会話率:40%
ある日、クラスメイトと共に異世界へ召喚されたはずの破上蒼太は、一人だけ魔王の城へ転移させられた。
第4代目魔王に見染められた破上蒼太は成り行きで第5代魔王になってしまうのだか、なんやかんやで、数日過ごした蒼太はこれはこれでいいかもと思えるよ
うになってきてしまった………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-24 00:05:20
648文字
会話率:10%
勇者一行の活躍で魔王軍はほぼ壊滅し、魔王が倒されるのも時間の問題となった。しかし、勇者一行が魔王城にたどり着くと肝心の魔王が家出!?
一方、魔王は自分が倒されることを悟り、せめて最期にと世界を回る旅に出ていた。
最終更新:2014-10-02 12:00:00
13246文字
会話率:51%