万物の根源たる六属性の魔素が織りなす世界、ヴェルトモンドには人間や動物などの有機生命体とは別に、魔物と称される魔素生命体が存在する。
古き時代より人間は、自分たちを脅かす魔物を徹底的に排除することで安寧を享受していたが、魔物至上主義団
体、アマルティアの台頭が原因で世界の平穏は崩れ去ってしまう。
そんな折、ひょんな理由で人間としての生活を送っていた人型の魔物、魔人と呼ばれる存在であるエルキュール。そんな彼の日常は、アマルティアとの遭遇により捻じ曲げられることに。
自身の矛盾した在り方に苦悩しながらも、エルキュールは世界を壊すアマルティアとの戦いに身を投じることを選んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 15:57:10
672399文字
会話率:36%
これは地球とは異なる世界の物語。ヒトと呼ばれる種族と魔物と呼ばれる種族が、互いに互いを狩り、食べて生活をしていた。こうして世界のバランスは保たれており、ヒトや魔物も命の危機があるということに不安や不満こそあれ、疑問を抱いてはいなかった。
しかし、魔物の王である魔王が出現したことで、そのバランスは崩壊する。魔物至上主義を掲げて魔物を率いた魔王がヒトをどんどんと狩っていったのだ。
そして六十億人いたヒトは三十万人まで減少した。
だが、魔王が生まれて五百年ほどしたある日、ヒト(人族、魔人、真人=人族と魔人のハーフ)の一種族である『魔人』から『魔人王』が出現し、魔物の脅威からヒトを少し守ることが出来るようになった。
そして、その魔人王が誕生したときに生まれた子の中から、さらに『真王(しんおう)』が出現した。
この二人の王の出現により、ヒトは魔物に対抗する手段を得たが、人族は魔人・真人からさげすまれるようになった。理由は人族の王とされる『英雄』が出現せず、魔物との闘いでまったく戦果を挙げられないでいたからである。
そんな中、人族の人形技師(義手や義足をつくる人)である主人公がその技術を駆使して、人口的に英雄を作成することを依頼される。
英雄の活躍でもって魔王を倒し、人族の名誉を回復させるための人形技師の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 09:41:03
15801文字
会話率:34%
主役はリトルデヴィル(魔物)
主人公はスライム(魔物)
もう一人の主人公はオグル(人間)
世界を放浪するリトルデヴィル
出会ったのは、小さなスライムと少年オグル
悪魔と最弱魔物と村人
三者三様の言動が物語を紡ぐ。
大魔王様が光の勇者に
敗れてより十年ーーーー
最初は大真面目だった筈なのに
どこで何を間違った?
別れと出会い、ギャグと食欲?、恋と思惑!?
ノリとツッコミは忘れずに。
一風変わった群像劇。
流行りの異世界転移と異世界転生と悪役令嬢はどこいった!?
TSが十三話で登場したので可能性はあるか?
雑食、暴食は身体に良くないと、肝に銘じよう。
笑いのツボが執筆者と同じなら楽しめるかも?
そんな身も蓋もない魔物綺譚。
美しく優れた魔物語?
ガチで言っているのか執筆者!?
度し難いにも程がある!!
最悪、リトルデヴィルは見目麗しいと言う事で乗り切ろう←駄目人間。
とまぁ、戯言はここ迄だ。
いつの日か、
満たされる事無き黄金の瞳に祝福を……
※※※注意事項※※※
本作品は転生したら○ライムだった件アンチ精神が基本概念となっております。
上記を踏まえた上で御閲覧下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-06 21:04:41
83263文字
会話率:34%