高校三年の夏。
進路などで頭を悩ませる彼らの例に漏れず、日向結城もまた進路のことで頭を悩ませていた。
時代に沿った普通の仕事か、カクリシャとして生きるか。
悩む彼女の前に現れたのは、天ノ門京都支部のカクリシャであり、次世代のカクリシャたち
を牽引していくと言われている九条恵。
ある人物を追っていた九条は、鬼を使役している日向に協力を申し出た。
※『カクリモン(https://ncode.syosetu.com/n4334ei/)』の番外編。
時系列としては、カクリモンの前の話となります。
カクリモンを読まなくても、わかるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 17:52:09
50157文字
会話率:44%
彼女はふつーの人間(だと思う)、彼女の周りはふつーじゃない人間。
そんなふつーじゃない人間に流されるか流されないかの瀬戸際に、ある日、ひとつの手紙を見つけたー――――
最終更新:2010-04-11 11:40:16
439文字
会話率:14%