プレイすればゲームキャラとプレイヤー、ついでにゲームの話を聞かされた人間を病ませる『病みと希望のラビリンス☆』という名のエロゲがあった。
そのゲームはエロさよりも鬱展開に力を入れており、その熱意はバッドエンドに収まらずハッピーエンドに
も侵食しているほどだ。
巷で、このゲームは『病みゲー』の他に『ハッピーエンドが存在しない』とも言われが、それは間違いでり、ハッピーエンドそのものは存在する。
だが、そのハッピーエンドも四肢切断からの監禁ルートや、魔物ヒロインに取り込まれるルートなど、とてもハッピーエンドとは言えないような展開ばかりである。
その上、ゲーム難易度が高すぎてハッピーエンドへ辿り着けないのが普通であり、バッドエンドはハッピーエンドよりも酷い結末ばかりでプレイヤーの精神を攻撃してくる。
これらの出来事から、このゲームはキャラだけでなくプレイヤーまで病ませる『病みゲー』であるのだ。
そして、そんなヤバいゲームをやり込んだ男が『病みと希望のラビリンス☆』の世界に憑依転生した……その世界で特に酷い扱いを受ける悪役キャラへと。
この事実に気が済むまで落ち込んだ男は、理不尽への怒りに燃え上がり一つの決意をした。
「原作崩壊なんて関係ない。絶対に生き延びてやる!」
※残酷描写は保険ではありません。
※毎日複数話更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 15:06:28
102314文字
会話率:32%
通り魔によって殺害され呆気なく生涯を終えた少年が目覚めた先は異世界だった。召喚された先は平和な村などではなく「魔王国」初っ端からモブに殺されそうになる少年だったが、圧倒的な自己再生能力のお陰で助かる。しかし、少年には「やり過ぎなまでの残虐行
為」という、決定的な短所が存在した。それを良く思った、魔王候補第一位のルシフェルという少女に目を付けられる。ルシフェルはその少年に勝手にアザゼルという名前を付け、自らの側近として行動を共にする。「我を王にしろ」というルシフェルの願いを叶える為、残虐非道を繰り返す。
※※改変版の投稿を始めました※※
内容が大きく変わるかと思いますが、そちらをお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-10 23:00:00
63622文字
会話率:31%
しつこい神から勧誘され続けてついに折れて異世界に行くことになった吾妻渉は土下座で得たくそチートを使い異世界で様々な人やモンスターと出会い話し何を為すのか。幸せになれるのか。不定期にならないように頑張ります。初心者ですのでお手柔らかにお願いし
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-10 23:40:05
21568文字
会話率:53%