弓使いのユライは、「勘だけで実力が伴っていない」と追放されてしまう。
だが、仲間たちが攻撃や回避のタイミングが分かっていたのは、ユライのお陰だと誰も気づいていなかった。
ユライの勘。
それは、相手が何枚の魔法(カード)を持っているか
見える能力だった。
未来では魔法はカードバトルと称されていることを、一匹の獣から聞いたユライ。
魔法の手に入れ方も知り、デッキを組み上げ人々を助け、お礼の品を受け取るが魔物を討伐した金銭は寄付することから「真のヒーロー」と崇められていく。
一方、魔物を倒せていたのは全て自分達のお陰だと信じてやまないパーティーは、お偉方の前で失敗を繰り返し、次第に責任を擦り付け合っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 17:09:03
141163文字
会話率:41%
就職活動をしなければならないと思いながらも、フリーターを続けていた水谷嶺は突然異世界へと転移してしまう。その世界に転移したのは彼だけではなかった。様々な異世界から総計10億人もの人々が転移していたのだ。
皆が混乱する中、彼らを呼び出した
という神の声が響く。
『君たちを呼び出したのはね、僕の創ったカードゲームを試して欲しいからなんだ』
こうして、世界中の全員を巻き込んだゲームの幕が切って落とされた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-05 12:06:42
40386文字
会話率:7%
自称プロゲーマーである大貝 昴は、両親から捨てられたために、お金が稼げる全年齢対象と銘打った、どうみてもCERO Z なゲームで生計を立てていた。
そんな昴が、いつも通りゲームをしていると、ゲームの美麗な仲間キャラである吸血娘と、妖精娘、
鬼娘から、気味の悪い遺跡ダンジョンへと連れていかれる。
そして、そこで起こった摩訶不思議な現象により、彼女達はゲームの中から現実世界へ出てきてしまう。
しかも、そのCERO Z ゲームから出てきた彼女たちは、そのゲームに相応しいCERO Z的な性格の持ち主たちであった!
彼女たちは昴に対して、加虐的で、妖艶で、生々しい態度で接してくる。
さて、そんな彼女たちを相手に、彼はこれからどうなっていくのでしょうか?
本作品は一応15禁にしていますが、念のためです。過激なシーンは抑え目で、該当しそうな話には注意書きを入れていくつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 19:00:00
11981文字
会話率:38%