大正時代。悪鬼に惨殺された妹の仇討ちのため、復讐に取り憑かれた特別高等警察の青年の物語。
最終更新:2022-03-31 18:28:11
132298文字
会話率:45%
信濃路にその名も高き戸隠の、
白峰の雪は幾重に積り、
今はいづこに紅葉やある。
鬼女紅葉伝説に取材した連作。草庵にひとり瞑目する大女おまん。雪山でおまんを誘う鬼女くれは。鬼かもしれない、鬼じゃないかもしれない女たちが織りなす小さな三つのラ
イトエピック(ライトノベルがあるのだからライトエピックがあったっていいと思うのです)。R15は保険です。
一作目「おまん瞑目」 初出 蘭の会月例詩集2003・2月
二作目「春紅葉」 初出 雑誌「詩学」2003・4月
三作目「おまん瞠目」 初出 現代詩フォーラム
参考文献:鬼無里村史・戸隠伝説他
この連作を書くにあたって「鬼無里村史」の写しを提供して下さった渦巻二三五さんに感謝します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-09 22:13:08
2791文字
会話率:0%
ボクは自らを妖怪師と名乗る変わった男と知り合い、彼が探偵として関わった様々な猟奇事件の顛末を聞く。
事件の犯人は妖怪火だるま男、ドロール、鬼女紅葉……彼の語る不思議な話がボクを強く惹きつける。
ボクはいつしか彼のことをもっと知りたくなったん
だ。
――ボクは、ボクの知らない全てを知りたいから――
全四話。短編です。
(注意:殺人事件などの題材を取り扱っています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-20 11:10:11
16915文字
会話率:49%