黒木くんは、男子にしてはちょっとだけ身長低めで、甘いもの好きなのに隠したがりなちょっと口が悪いのに面倒見がいい先輩。
白崎くんは、黒木くんより身長高めでキレー系の顔がコンプレックスの後輩。
中学1年の時に、委員会の先輩だった黒木くんが卒業す
る前に、白崎くんに残した言葉からうつむきがちだった生活が変わっていって…。
「先輩は何気ないつもりだったんでしょうけど、僕にとってはそれはまるで神様からの言葉みたいだったんです」
ノンケの先輩を好きになった、初恋が黒木先輩という白崎くん。
自分を意識してほしいけど、まるで子どもみたいなやり方でしか先輩の前に出られない。
…でも、男の僕が先輩を好きになってと望んでも、先輩を困らせたりしないかな。
女の子から意識されている先輩を見ていると、「僕の方が好きなのに!」とか、「僕の方が先に!」とか思う裏側で、「手をつなぎたいって言っても気持ち悪がられちゃうよね? だって、僕…男だし」って凹んでしまう。
それでもどんな形でもそばにいたい、黒木先輩のそばに…。
黒木くんのことを意識してから、追うように入学した高校で、ゆっくりと好きになってもらうための日々。
2歳差男子高校生二人の、卒業までの一年間のお話。
※アルファポリスにて、同時連載中。そちらの方が、先に連載をしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 15:42:58
249815文字
会話率:39%
───────白い霧に覆われ、次に目が覚めた時は異世界だった。
姉の死から何かが狂ってしまった家族と訣別し、空虚さを抱えながら日々を過ごしていた主人公・安土半 稜(あづちなか りょう)は突然の異世界転移でとある小国の領地に落とされた。同じく
転移してきたらしい日本人2人と共に、自分たちがこの世界に落とされた理由を探る。/異端の騎士×大学生/そのうち戦闘描写有り〼/読み切り的なサムシング:連載だけど短め/投稿ペースのんびりめ(かもしれない)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-17 12:53:57
7572文字
会話率:21%