エミリア・バートンは地方領主の令嬢だったが、父と兄がギャンブルで身を持ち崩したせいで没落、財産と家を失い一気に孤立無縁状態になる。
無責任な家族に代わり残務処理に追われる彼女の唯一の希望は、格安で買い取った田舎の家でのんびり暮らすこと。し
かし、お金がないため若い男性の使用人一人しか雇えない。しかも彼は、エミリアへの敵意を隠そうともしない。
実家を処分した後、荒れ果てた家にたどり着いたエミリアは新生活をスタートさせるが、今までの道理が通じず、ないもの尽くしの毎日に戸惑うばかり。おまけに若い男と二人きりで一つ屋根の下に暮らせば何も起こらないはずはなく……
これは、スローライフを送るまでに七転八倒しつつ、女主人と男下僕の禁断の恋を綴ったお話。
第22回書き出し祭り参加作品です。
他媒体にも同時掲載予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 15:05:48
139849文字
会話率:50%
一番下っ端の聖女として、修行という名の下働きをするマリエッタは今日も身をすり減らしていた。そんな時偶然出会ったのが、伯爵令嬢ながら男装姿で活動するサーシャ。身分や立場の違いを乗り越えて二人は無二の親友となる。しかし、楽しい時間は永遠に続くは
ずがなかった。やがて、サーシャは貴族の青年アドルファスと、マリエッタは裕福な農場主キリアンとそれぞれ結婚することになる。二人の道は分かれ、新しい家族と新しい人生を歩むことになる。それでも一度誓った友情は変わることはなかった。苦楽の末に再び出会った二人は何を選択するのだろうか。
女の友情+男女の恋愛+女の一代記みたいな話です。途中辛い展開もありますが、ハッピーエンドなので最後までお付き合いくださると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 19:48:22
81518文字
会話率:55%
両親を早くに亡くした貴族令嬢イヴォンヌは、義母娘から虐げられる毎日。そんなある日、義母の差し金で50歳の退役軍人の後妻として嫁ぐ話が浮上する。だが相手のギルバートは「これは白い結婚だから安心してほしい」とイヴォンヌに告げる。亡き父の部下だっ
たギルバートは、忘れ形見の窮状を聞き、便宜上の婚姻関係を結び彼女を保護してくれるというのだ。イヴォンヌはためらいつつも、彼の提案を受け入れた。
死に別れした前妻を今でも愛するギルバート。彼の温かい心根を知り、初めての安らぎを得たイヴォンヌは次第に心を寄せていく。しかし30歳差という現実は、予想以上に大きな壁となって二人の前に立ちはだかった。果たしてイヴォンヌは、白い結婚を本物にできるのだろうか?
カクヨムで完結済みのものを転載しています。続きが気になる方はカクヨム版をお読みください。
ジェーン・オースティンや海外ロマンスのヒストリカルのような魔法なし、派手な事件のない人間模様が中心のお話です。そういうのがお好きな方におすすめです。
本作では、分かりやすさを重視してファミリーネーム=爵位の名前としています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 11:50:00
100814文字
会話率:52%
深夜に開放される空腹時を狙ったテロ飯屋、それが「香月亭」。
異次元にある食堂じゃなく、オツムが異次元の亭主が仕切るから「異次元食堂」。
さあ、異次元の暖簾くぐる勇気は十分か?準備はいいかい?
書籍化されました(うそ・・
アニメ化進行
中(したらいいなぁ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 21:51:55
32870文字
会話率:8%
なろうラジオ大賞2でお題が「おにぎり」
みんながおにぎりで物語を作っている最中に香月亭では「おにぎり」そのものを作る。
腹減ったろ?おあがりなよw
最終更新:2020-12-10 23:06:27
347文字
会話率:0%
最近、変装を得意とする泥棒が跋扈しているという。
今またその被害者が・・
最終更新:2020-11-24 20:58:00
704文字
会話率:32%