神社に宿るのは、願いと涙と、ちょっぴりの奇跡。
願い札に込められた想いを、ふたりの稲荷狐がそっと叶えてゆく。
少年の「会いたい」、少女の「ありがとう」、老婦人の「ごめんなさい」。
ときに笑い、ときに泣き、ときに心が温まる。
これは、
ちいさな神社で紡がれる、三十三の願いと奇跡のものがたり──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:00:00
10681文字
会話率:46%
第一王子が婚約者として姉を選びました。
妹の私から姉の情報を得ようと、第二王子が近づいてきたことから、メチャクチャな人生を歩くことに……
中等部の頃、札に書いた願い事はかなうのでしょうか? 神殿の言い伝えは本当なのでしょうか?
最終更新:2023-07-21 20:34:08
2537文字
会話率:40%
半ばひきこもりとなっていた少年は、十代最後の夏に、何の計画も持たずに旅に出た。
そして、そこがどこかも知らず、偶然たどり着いたその海辺の村では、12年に一度の大祭が行われていた。
その村で、少年は、少し風変わりな少女と出会う。そ
して、彼女の奇妙な頼みを受け、祭りの日までの数日間をともに過ごす。
村に伝わる古い伝説。 願い札の花火。 岩場に打ち付ける荒れ狂う波。 奇妙な夢。 白いワンピースの少女。 お月見山。
・・・そして、ほのかな恋心。
その、一見なんでもない数日間は、実は、とある隠された意味を持っていた。
少しだけミステリアスな、ちょっとだけ不思議な、そして切ない。純粋な少年と少女の、ほんの数日間の、ささやかで、ピュアなラブストーリーです。
(星空文庫と重複投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-21 22:49:48
104544文字
会話率:30%