闘争に次ぐ闘争。戦いだけが生きる意味で、命尽きるその瞬間まで戦い続けた一匹のドラゴンがいた。『暴君』や『災厄』と呼ばれたそのドラゴンは、強大な敵との死闘を行い、勝利と引き換えにその命を落とした。その千年後、ドラゴンは人族として転生する。――
――前世のままの、阿保みたいに高いステータスをそのままに。
これは、強力無比な力を持ちつつも、平穏を望み平和を尊ぶ元ドラゴン現人間の物語。
……ところで、この『界守の神竜』ってもしかして俺のことなのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-17 00:07:10
52254文字
会話率:35%