伯爵家三男として将来が見込めないヒューは、王子と知り合いになれば贔屓してもらえるかもしれないと「ウィピング・ボーイ」に立候補した。王子が不品行を犯した時などに体罰を代わりに受けるウィピング・ボーイの役目に当然痛みはつきものだが、耐えるヒュー
。王族らしからぬ心配の言葉をかけてくれる王子に最初のうちは感動するヒューだったが、段々と王子の変化を感じ取る。頬を赤らめ、目を潤ませる王子は明らかに痛がる自分に興奮していた――――。王子を変態だと内心蔑むヒュー。ある日一人の女家庭教師が新たに雇われ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 19:21:25
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会話率:30%