アイルーミヤ将軍は、闇の王の部下として、王の封印を解くべく働いている。
そんなある夜、城に迷い込んだ靴下猫を拾って飼う事にする。
一方で、敵である光の女王の重要拠点を手に入れはしたものの、その際のミスを咎められ降格。新たな任務を命令される
。
それは、そもそも闇の王が封印された理由を調査せよというものだった。
アイルーミヤは靴下猫を可愛がりつつ、闇の王のため、新たな任務を果たそうとするが、それが思いもよらない冒険に繋がっていく。
「カクヨム」と重複投稿しています(名義:@ns_ky_20151225)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-03 22:00:00
101232文字
会話率:56%
国境の村の諍いに端を発した戦を終えて騎士が戻ったことを知り、一人の娘が涙を零した。瞳潤ませ娘が告げた言葉に、彼は感極まって喜んだ。
生きて戻ってきてくれて、本当に良かった。
「それだけで私は幸せです」
―――それこそが至上最悪に厄介な
言葉だったと、後に彼は重く語った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-07 21:44:19
15807文字
会話率:44%