(本作品の第一属性は【恋愛】です。(*今はまだ皆無))
〝私〟が〝私〟となった瞬間に見たもの、それは私が触手で幼女を絡めとっている光景だった。
―――んんん?
『どこから来て、何者で、どこへいくのか』―――その全てに答えられない。
己の
由来も名も姿も、昨日何をしていたかさえ覚えていない。
喋ることだっでできやしない。口がないのだから。
ただ理解できるのは、〝人間〟に惹かれていく己の思考だけ。
人間や獣が魔法を使い、〝龍〟が見守る世界にて
巨大な瞳を1つだけ持った緑色の巨大な触手の塊―――〝異形〟が、ただただ己の感情に従いながら知識を拾い、縁を紡いでいく物語。
しかし〝異形〟は知らない。
己の姿が人間を発狂に追い込めるほどにイビツであることを。
そして〝異形〟はどこまで行っても………〝異形〟でしかないことを。
【前提】
・主人公は〝異形〟です。人間ではありません。
・〝異形〟が〝人間〟になることはありません。
・主人公は転生・憑依等の存在ではありません。
神様イ〼 魔法アリ〼 暴力アリ〼 グロ描写多目二アリ〼
SANチェックは各自で。
※R-18表現はありません。
この作品は『カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/1177354054884287770)』にも掲載しています。
2章終了次第、こちらも順次更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-21 13:00:00
1065文字
会話率:4%