自らの墓穴を掘っていた男は世界の境目を掘りぬいてしまった。目覚めた場所は透き通る結晶の砂漠に点在する島影。奇妙な世界で今度は死ぬ為でなく、自由に生きるために男はシャベルを手に歩き出す。生き抜く力を身に付けた男は地底を目指す。時を凍らせる結晶
の砂漠・・・眠れる人を、街を、世界の謎を掘り起こせ!
テーマは「生きる」です。第3章からマトモに会話が始まります。それまでは漂流生活日記みたいなものです。
こっそり新作書き始めました。「アルファベッツ!」似非ゾンビものです、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-30 18:00:00
397926文字
会話率:40%
「蟻が毒を運んできた」
そう称されるのは一つの疫病の流行であった。蟻や感染者に触れると感染するという避け難い感染経路と方法に、人類に対応する間も無く、その9割は瞬く間に死滅してしまう。
人々は食料を奪い合い、殺し合い、騙し合う。そのよう
な世界へと変貌を遂げた。
そんな中、白沼路人は自らに疫病の抗体ができていたことに気が付く。
成り行きで女子学生三人を保護することになり、キャンプ場を拠点とした生活を始めるのであった。
終末世界を舞台としたどこかコミカルなサバイバル物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-13 20:10:18
304256文字
会話率:25%