主人公はとある国の王子様。
家臣達や国民の信頼も厚く、いずれは父の跡を継いで王となるべく日々精進を重ねていたのだが、ある日父に呼び出されると突然国から出て行くように告げられる。
何故急に?
どうして?
理由を父に問うも、父は何を言って
くれずに王宮を閉め出されてしまう。
1人の付き人と共に少しばかりの手荷物を持って少年は歩み出す。
住み処を探すために、金を稼ぐために、飢えを凌ぐために
そして、父の真意を知るために。
※ファンタジー系ではありますがなろう的王道(所謂、異世界転生系)ではないのでその点ご理解の上お読みいただけるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-21 09:00:00
30935文字
会話率:72%