高校3年、夏。
進学校に通う稲葉美波は数学赤点常習犯。
貧血低血圧めまいに悩まされて最近あまり学校に行ってない。
この頃なんだか地面に吸い込まれるような感覚がよくあって…
「電車に、乗ってたよね私…」
気づくと目
の前には、現実離れした光景が広がってました。
湖、動く木々、見たことない生き物たち、お察しの通り魔法。
そこで、うつ病の魔法使いに、出会ったのです。
「外出たくない何もしたくない食べるのめんどくさい…」
「それ、うつ病って言うんだよ…」
私と彼ののちょっぴりうつなファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-25 03:11:57
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会話率:9%